「あきたこまち」や「きりたんぽ」「なまはげ」など、全国的にも有名なものが揃う秋田県。
秘湯といわれる乳頭温泉などもあり、食にレジャーに旅慣れた旅行者にも人気です。
中心となる秋田市では、毎年8月に東北三大祭りのひとつ「竿灯まつり」が行われます。
稲穂に見立てた提灯の行列が並ぶのは、まさに圧巻。
操る人の技術力も試される緊張感のあるお祭りです。
その祭りが行われるメインストリートは「山王大通り」。
今回は、この山王大通りという好立地にある「ダイワロイヤルネットホテル秋田」に宿泊してきました。
ビジネスだけではもったいない郷土食豊かな情報をお伝えしていきます。
このレビューの目次
ダイワロイネットホテル秋田とは?
「ダイワロイネットホテル秋田」は、ダイワホテルグループのひとつです。北は北海道から南は沖縄まで、系列ホテルが点在します。
ビジネスで利用される機会が多いためか、レンタルパソコンやコピー&FAXサービスなど、ビジネスマンには便利なサービスが用意されています。
宿泊したプラン
今回宿泊したプランは、ホテル予約サイトagoda(アゴダ)で、スタンダードシングルルーム禁煙(1部屋)朝食付き。
1名利用で宿泊料金は、7,050円(税込)でした。
返金なしの事前決済で予約したため、通常よりもお得な料金になったようです。
事前決済は日程が変更になるリスクがあるときは避けますが、今回は固定的な日程だったこともあり利用してみました。
通常時の価格と他の部屋タイプは?
お部屋タイプを指定した場合は、次のような料金になります。
・スタンダードシングル 1名利用 : 7,900円
・スーペリアルーム 1名利用 : 8,900円
・コーナーダブル 1名利用 : 8,900円
・レディースルーム 1名利用 : 8,900円
※公式サイトより、2月下旬の料金を参考、平日と休日で差額はほぼない
ホテル外観と館内設備
ホテルは、市内を走るメイン通りの「山王大通り」の一等地。
他よりも高層階ホテルのため、ひときわ存在感があります。
![ホテルのエントランス](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/0043a8f6bb8bd33f6eefc94b69e06e78-687x515.jpg)
敷地にゆとりがあるためか、ロビーは広々。
自動チェックインやPCなどのビジネスコーナーなどがあります。
![エントランス](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/d6cb1b36144d483eec5ab5628d6431b3-687x515.jpg)
シックで落ち着いた内装が高級感を感じますね。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/c500dc10f90d7348d63145b818f9f84a-687x515.jpg)
エレベーターは2基あり、中も広々で快適です。
![エレベーター](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/d2c11f4d39151ccff322b1eb5a4836e1-687x515.jpg)
秋田ということで、なまはげや秋田犬など観光PRポスターがありました。
秋田犬ときりたんぽのコラボポスターはユニークですね。
もうひとつのポスターは「あきたびじん」かと思いきや、小さい「よ」が入って「あきたびじょん」になるようです。
上手いキャッチコピー。
秋田美人は有名ですからね。
館内にはドラム式の洗濯乾燥機があります。
最近はどこのビジネスホテルでも見かけるようになっています。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/d0e601023094ad17e50a1b5716f3671e-687x515.jpg)
そして、特徴的なのは、多目的シンクが備えてあることです。
たとえば、ひどく汚してしまった服を、シンクで軽く洗い落してから洗濯機で洗うという使い方は便利です。
これ意外と重宝すると思いますね。
![多目的シンク](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/0c2332090cadddbcfa1744115a16e75e-687x515.jpg)
自動販売機は、アルコールがたくさん並び、売り切れになることはなさそうです。
![自動販売機](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/663dcec7064f17ea2467fd641a1fb2c5-687x515.jpg)
客室フロアの廊下は、ナチュラルなカラーでやさしい雰囲気です。
調度品が置かれるなど廊下幅もゆとりがあります。
![廊下](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/103d7b65e911e21d4fec870adb7384b1-687x515.jpg)
![廊下](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/01ea506df890860a5571af622c59f960-687x515.jpg)
客室
今回のお部屋は12階を案内されました。
なかなかの高さですから、窓からの眺望に期待が高まります。
お部屋のドアはカードキーです。
ちなみにこちらのホテルはセキュリティのため午前0時に正面玄関が施錠されます。
0時以降は専用のインターホンで連絡して館内に入ることになります。
![客室扉](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/1f81f0831962da45271b7d3a717a7adf-687x515.jpg)
お部屋に進みましょう。
ドアを開けるとこのような感じです。
![客室](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/5443a91ac5753d5d25486542d7657abe-687x515.jpg)
特別に広いわけではありませんが、狭い印象もありません。
ベッドサイズは広めです。
マットレスは硬くもなく柔らかくもない感じで、特別な違和感なくくつろげました。
![ベッド](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/884bb5890b4115f7c785f2b4d393b89f-687x515.jpg)
枕元には間接照明とコンセント、スイッチ類があります。
シンプルでスタンダードな配置ですが、実際にはこういった形が使いやすいかもしれません。
![ベッド](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/b8ae4392e46f74db7fb25b31b2a3d3ab-687x515.jpg)
コンパクトですが、ハンガースペースがあります。
スリッパは厚みがあって清潔でした。
ズボンプレッサーも常備。
![ズボンプレッサー](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/344efb51c2a598c555b5995b02c02c7f-687x515.jpg)
窓側にはデスクがあります。
テレビも上に置いてあるのですが、最近のホテルの中では少々コンパクトなサイズですね。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/fb1bf9b799b1789d8155de90e41e911c-687x515.jpg)
デスクスペースは本当に広いんです。
奥行もあって、椅子も快適ですし、仕事を持ち込んでも全く問題なしの環境です。
デスクライトがあるのもうれしいです。
![広いデスクスペース](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/53e397a8fa17d2b8cd952f07eee7ae55-687x515.jpg)
引き出しにはスマホやモバイル系のコード類が備えてあります。
今や必需品になりつつありますね。
下には冷蔵庫と湯沸かしポット、コップなどがあります。
ドライヤーは机の上に置いてありました。
ナイトウェアは、1枚で羽織るスタイルです。
やわらかい生地で快適な着心地です。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/93a137e45b9010afaf1ef5abdef3d296-687x515.jpg)
空調は個別にリモコンで調節できます。
秋田は冬にかなり冷え込みますから、宿泊すると寒さを感じるホテルもあるのですが、こちらのホテルは寝るときにエアコンを切ってもほどよく温度が保たれていました。
そのため、のどの乾燥もなく快適な睡眠でした。
![空調の調節](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/1590f4390c4c229a3a637a2130fad75e-687x515.jpg)
そして、窓からの眺望です。
部屋の灯りが映り込んでしまっていますが、ちょうどお祭りが行われる通り側の眺望でしたので、これは貴重なスポットだと思います。
![夜の窓の外の景色](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/b0938ba3c5941613e497d2be227e8c44-687x515.jpg)
竿灯まつりでは、こちらのような景色がみられるはずです。
幻想的ですね。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/907c4032dbd23a9e9fbe0d8cee53e47d-773x386.jpg)
(画像出展: https://twitter.com/akitacity/status/1158357293357887490/photo/1)
朝の眺望はこちらになります。
遠くまで見渡せて気持ちが良いです。
![朝の窓の外の景色](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/bcdf276ab28896f8567323320c2ee898-687x515.jpg)
トイレとバスルーム
水回りは、清掃が行き届いていて清潔感があります。
洗面カウンターが横に大きくて、自分のスキンケア類も余裕で置いておくことができます。
![トイレとバスルーム](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/7d41e101b61a497b8af502a35236e412-687x515.jpg)
バスタブは、深さがあって、こちらもキレイ。
![バスタブ](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/9ea09eae0b0b5c154a0dec26bd947628-687x515.jpg)
アメニテイは、綿棒、ブラシ、シェービング、ハブラシなどです。
こちらの歯ブラシはホテルでは珍しい超極細タイプで、柔らかく使い心地はグッドです。
その他、ボディーソープ、シャンプー&コンディショナーがあります。
特筆すべきは、タオルの種類です。
バルタオルとフェイスタオルの他に、ボディータオル(デコボコ模様)も完備されています。
細やかなサービス。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/f4cdbc996ad7e50e86412122bd3d586d-687x515.jpg)
ダイワロイネットホテル秋田の朝食バイキング
ビジネスホテルを選ぶときは、事前に朝食メニューのチェックをする筆者ですが、今回は秋田の郷土食がふんだんに登場するとの情報があり、どんなものが提供されたのか早速ご紹介しましょう。
朝食は、1階にある「大漁丸」。
こちらは、夕方は居酒屋メニューの食事ができるところです。
バイキング形式で提供される料理は、秋田の名物を一度に味えるものになっています。
![朝食会場](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/c3fb010e72a6ca02bdfc0f801afa6452-687x515.jpg)
秋田の名産でもある「鰰(ハタハタ)」が大量にあります。
12月ころが漁獲量のピークで、地元の方々は皆さん大好物なのだとか・・・。
ホロホロとした身が特徴です。
![鰰(ハタハタ)](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/d1697479a03ea50708dea29acb389099-687x515.jpg)
「いぶりがっこ」は秋田ではメジャーな漬物です。
いぶした独特の香りも楽しめてタモリさんもお気に入りらしいですね。
パリパリしててクセになります。
![いぶりがっこ](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/d20534945198daf44f61f24fdd0e01d5-687x515.jpg)
御飯はもちろん「あきたこまち」。
粘りと甘みが強く、ごはんだけでも美味しい味です。
![あきたこまち](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/e8ce5ee0e076888080cd0dd4685c8382-687x515.jpg)
「ババヘラ」というのは、秋田ならではの「アイス」です。
夏場は道端で、アルバイトのお母さんたちがパラソルの下で売ってくれるんです。
シャーベットのようにあっさりとして口当たりは爽やか。
食後のデザートにぴったりです。
![ババヘラアイス](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/21868edb896c5743f72fcc3eb7581039-687x515.jpg)
その他、きりたんぽ鍋やお刺身など盛りだくさんのメニューがあります。
珍しいものばかりで、ついつい食べ過ぎてしまいますね。
![朝食のバイキングの盛り付け](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/315cacb626e368121fb5665874f391ad-682x515.jpg)
ダイワロイネットホテル秋田へのアクセス
秋田新幹線駅からは、西口より徒歩14分。
タクシーでは約5分です。
駅から少々距離感がありますが、公園通り沿いを歩いてくると、景色もよくおすすめです。
車の場合は、秋田自動車道の秋田中央ICより約15分。
IC出口からホテルまではほぼ直線コースですので、迷うことはなさそうです。
周辺環境
ホテルから徒歩3分ほどのところには、千秋公園があります。
昔お城があった場所で、お堀の名残があります。
桜の時期はとてもきれいですよ。
また、ホテル前の道路は竿灯まつりのメインストリートです。
道路幅も広く、車が行き交い賑わいがあります。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/85c354dd7db807671146dcb2aa620205-687x515.jpg)
近くにコンビニは?
ホテルの隣にはローソンがあります。
こちらのローソンは、ロビーからの入口がありますので、天候を気にせずいつでも利用できる点が便利です。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/512a5589bb318af5af3630369f255297-687x515.jpg)
晩御飯どうする?
ホテルの1階には、一般の方も利用できる居酒屋「大漁丸」があります。
お魚を中心としたメニューが豊富で、宿泊者以外にも会社帰りに利用する方も多いです。
![大漁丸](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/ad70e9159600ec16f8739b86d97e2f46-687x515.jpg)
宿泊者はお会計から10%OFFというお得なサービスもあります。
![10%OFFのサービス](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/979112605e43817ed1da63bafb4a65ab-687x515.jpg)
筆者はこの日は、団体で食事会があったため大漁丸では食事ができなかったのですが、ホテルの向かい側のエリアは、秋田市内有数の飲食街になっており、和・洋・中なんでも揃っていますので、お店選びで困ることはないでしょう。
ダイワロイネットホテル秋田のレビューまとめ・評価
今回宿泊した「ダイワロイヤルネット秋田」は、ビジネスホテルとしての機能的なサービスをしっかりと持った、滞在しやすいホテルです。
都市部の同じ系列ホテルと比較すると、敷地のゆとりを感じ、郷土色も豊かでオリジナリティがあります。
ビジネスとしておすすめなのはもちろん、この通りの立地を生かして、夏まつり時期に特等席として利用してみたいですね。
車のアクセスもよいので、秋田に立ち寄るときにはぜひ宿泊してみてはいかがでしょうか。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/02/2143cacab34e1298fcb3b2b90ba94b42-687x515.jpg)
ダイワロイネットホテルのその他のレビュー記事
ダイワロイネットホテルでは秋田以外にも以下のホテルレビューがあります。ぜひご覧ください。
「ダイワロイネットホテル水戸」水戸駅直結徒歩1分!偕楽園観光にも最適
ダイワロイネットホテル秋田の情報
ホテル名 | ダイワロイネットホテル秋田 |
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所在地 | 〒010-0921 秋田県秋田市大町2丁目2-41 |
電話番号 | 018-883-0500 |
アクセス | 秋田新幹線駅 西口より徒歩14分 秋田空港から空港リムジンバス 約40分 秋田自動車道 秋田中央ICから約15分 |
駐車場 | ホテル内タワー駐車場 64台 1泊1台500円 |
URL | https://www.daiwaroynet.jp/akita/ |
インターネット | 全室Wi-Fi無料 |
宿泊したプラン / 部屋
宿泊日 | 2020年02月13日(木) |
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プラン | スタンダードシングルルーム 禁煙(1部屋)朝食付き |
料金(税込) | 7,050円 ※料金は同じプランでも曜日や空室状況によって異なります |