盆地という特有の気候を生かし、ブドウやモモの栽培で有名な甲府市は山梨県の県庁所在地であり、古くから交通の要所としても栄えてきました。
東京都の新橋から長野県の諏訪までを横断する甲州街道は日本の五街道に数えられています。
今回は甲府市甲府駅最寄りのIC・甲府昭和からほど近い場所にある「ホテル内藤甲府昭和」についての情報をお届けします。
先に少しネタバレしますが、連泊やリピーターのお客さんにとって、とてもメリットのあるホテルです。
甲府市に何回もいらっしゃる方、甲府市を良く中継する方は必見の情報です♪
このレビューの目次
山梨県内や東京都にも複数のホテルを持つ「ホテル内藤」グループ
ホテル内藤は山梨県の甲府駅近くや石和、東京八丁堀・上野にもビジネスホテルを持つビジネスホテルチェーンです。
公式サイトでは山梨県の観光情報等も公開しています。
【公式Webサイト】
https://www.hotel-naito.com/
宿泊したプラン
今回宿泊したのはシングルルーム【禁煙】の一室。
宿泊のみだと5,500円ですが、事前の情報で850円の朝食が美味しいということだったので、そちらをつけて税込6,350円です。
通常時の価格と他の部屋タイプは?
他の部屋タイプと通常時の税込価格はだいたい以下の通りです。
・シングル1名 5,500 – 7,000円
・ダブル 1名 11,000- 14,000円
・ツイン 1名 11,000 – 14,000円
※公式サイトより、2020年2月の日曜日(閑散日)と土曜日(繁忙日)で比較。
ホテル外観と館内設備
甲府昭和のICから降りて1分でホテルに到着です。
最上階のみ色を変えたモダンな造りです。
エントランスも綺麗な印象で、装飾も明るい雰囲気なところがグッドです。
受付の方も人当たりが良く丁寧でした。宿泊情報の確認で一度奥に戻ったのでその隙にロビーをパシャリ。
甲府市を中心に周辺地域の観光パンフレットや、お土産コーナー、新聞、それから検索に使用できるパソコンなどがおいてありました。
お土産コーナーの中段左にある赤ワインの湯というのは、このホテルの浴場にも使われているもののようです。
車で来た場合、ここで車のナンバーについて聞かれます。
また、朝食を予約していない場合でも、フロントの方にお願いして朝食付きにプランを変更できます。
朝食は周辺施設でもご紹介しますが、ホテルのロビーと直接繋がっている「うまいもん酒場あやの」が会場となっています。
そして部屋に行こうとエレベーターに近づくと大きな棚が目に入りました。
その棚の内容が・・・
各種シャンプーやリンス、ボディーソープに・・・
アイロンやアイロン台・・・
加湿器やサーキュレーター
そしてダンベルやハンドグリップまで!
ここまで館内での無料貸し出しグッズが強力なビジネスホテルを初めてみました。
シャンプーやリンスはドラッグストアを連想させるくらいの種類です。
中にはハンドグリップのような連泊でないと手が出ないようなグッズもあったので、「一度きりでは味わいきれないサービス」があるホテルだとも言えるかもしれません。
連泊者、リピーターの方にお得情報
ここ「ホテル内藤甲府昭和」を含めた、ホテル内藤系列の4つのホテル(ホテル内藤甲府昭和、センティアホテル内藤、スパランドホテル内藤、サンパークホテル内藤)では8泊で5,000円がキャッシュバックされるN-CARDが使えます。
累計で一週間泊まれば次の日の宿泊費が帰ってくるので甲府市に定期的に来る予定の方は特にオススメの制度です。
とはいえ、肝心の客室や大浴場などのレビューはこれからなので、興味のある方はぜひ見てってください♪
客室
ロビー横のエレベーターで今回宿泊する6階へ。
部屋のドアはオートロックで、カードキーで開けます。
ドアを開けると部屋の中はこんな感じ。
荷物を多めに持っていても一人で過ごす分には部屋が狭くて困るということはなさそうです。
ベッド足元の窓が大きく十分に朝日が入ってきそうです。
高層階の窓なので全開にはできませんが、その分見晴らしの良い景色を見ることができました。
ベッドの上にはルームガウン、枕元には目覚ましとコンセント、それに充電用のケーブルがありました。
ルームガウンを広げてみます。
セパレートタイプなので変にはだけたりすることがなさそうで個人的には使いやすいと感じました。
また素材は化繊でジャージに近いので楽に過ごすことができます。
ベッドの枕元には読書灯とコンセント。
それに様々なコネクタに対応する充電ケーブルがありました。
充電ケーブルは忘れたり断線したりというハプニングが起きやすいので、すでにこうやって用意されていると困ったときには救われたような気持ちになります。
ベッド硬さは普通ですが、なんとなく枕の厚みが厚いかな、と思いティッシュ箱と並べてみました。
ティッシュ箱2個分の高さなので寝にくいかもと一瞬思いましたが・・・
この枕はベッドの側にクッションビーズが、頭側に綿が詰まっている2層構造で、寝転んでみるとかなり気持ちいいです!
結構こだわっているところだと感じました。
自宅で欲しいです(笑)
空調は壁面に埋め込むタイプで、ベッドに直接風が当たることはありません。
デスク周りの作業性
デスク周りも洗練されていて使いやすいです。
テレビや電話、ティッシュ、ポット、ドライヤー、冷蔵庫といったものがコンパクトに収められています。
ランドリーバッグやLANケーブルもあって細やかな気遣いが嬉しいですね。
実際に筆者が仕事で使っているシリーズを並べてみました。
ノートパソコン、iPad、メモ帳が広げられるくらいの作業性があります。
また、作業時に重要な椅子は背もたれこそ動きませんが、右手側にレバーがあって高さが調整できます。
電話の裏にはコンセントが2つとLANケーブルのコネクタがあります。
トイレとバスルーム
こちらがトイレとバスルーム。
とても清潔感があり、広さもそれなりにあるので大浴場に行かなくても十分疲れを取ることができそうです。
アメニティはシャンプー・リンス・ボディーソープ、歯ブラシ。
タオルはフェイスタオルとバスタオルがあります。
ちなみにドライヤーはデスクの下に収納されています。
ホテル内藤甲府昭和の大浴場
このホテルの魅力の1つが大浴場です。
男性用は2階に、女性用は最上階に設置されていて景色も抜群みたいです。
また、多くのビジネスホテルの大浴場が夜のみ開放が多いのに対し、こちらのホテルでは朝も開放しています。
時間は朝が6:00-9:00、夜は17:00-24:00です。
脱衣所は思いの外広く、座って休憩できるスペースも備わっていました。
アメニティも数多く揃っていて、気遣いが随所に光ります。
鏡の前にはスキンローションや髭剃り、櫛、綿棒などが並んでいます。
これだけ揃っていれば自分でわざわざ持ってこなくても全部ホテルで揃ってしまいますね。
浴場もたまたま人がおらず、運よく撮影することができました。
奥の赤いお湯は甲州赤ワインの湯で、お土産コーナーでもお湯の素が買えるようです。
その隣は水風呂で、サウナもありました。
女性用の大浴場は公式サイトの写真でご紹介します。
(画像出展: https://www.jalan.net/yad368817/photo/ )
そして、大浴場の手前にはランドリー設備と自動販売機がズラリ。
お風呂に行くついでに服も綺麗にできるとか、そういう一連の動作で色々完結してくれる造りになってるのはありがたいですよね。
ホテル内藤甲府昭和の朝食バイキング
朝食はどのプランも別料金で一人当たり850円がかかります。
そこだけ聞くと普通のホテルと同じですが、元の宿泊料金が安いので朝食をつけて普通のホテルの素泊まりの価格帯くらい。
なので割安感があると思います。
居酒屋が会場になっているので朝食バイキングの景色としては斬新かも?
料理はバイキング形式で、納豆、卵、生野菜サラダ、トマト、ウィンナーと玉ねぎの和え物、きんぴらごぼう、たくあん、マカロニサラダ、こんにゃくの芋煮など和食を中心にたくさんの種類のおかずがあります。
そのほかには白米やパンが選べたり、味噌汁や各種飲み物、ヨーグルトなど豊富に揃っていました。
価格は850円ですが、おかずの種類も豊富で美味しいので値段なりの設定だと思います。
ホテル内藤甲府昭和へのアクセス
長野・韮崎方面からお越しの場合:甲府昭和高校入口を右折、その後信号を2回左折して駐車場方向へお進みください。
東京・大月方面からお越しの場合:国道20号を左折してください。
※国母交差点から100mほどです。見落としやすいのでご注意ください。
周辺環境
ケーズ電機や洋服のAOKI、イトーヨーカドーなどが徒歩数分圏内にあります。
IC降りてすぐのところで様々な商業施設が林立しているので、時間さえ遅くなければ必要なものはホテル周辺で事足りるでしょう。
筆者のお勧めは歩いて2分のところにある西条・彩の森です。
近くにセブンイレブンもあるのでコーヒーでも買って一息つくのにちょうどいいです。
晩御飯どうする?
この「センティアホテル内藤」の周辺にはそれなりの選択肢があります。
まず周辺というかもはや一体化していますが、「うまいもん酒場あやの」がホテル併設です。
朝食だけでなく夕飯の時間は居酒屋として営業しているので、車や徒歩で移動する必要がなく、晩酌が館内着で楽しめます。
この他にもラーメン屋である来来亭、餃子の王将はホテルの目と鼻の先ですし、徒歩2分ほどにある最寄りのセブンイレブンの隣にはほっかほっか亭もあります。
時間が早ければイトーヨーカ堂内にあるフードコートという選択肢もあるので気分によって何を食べるか決められる嬉しさがありますね。
ホテル内藤甲府昭和のレビューまとめ・評価
以上甲府昭和ICから車で1分、「ホテル内藤甲府昭和」のレビューでした。
一日だけ泊まるという方にももちろんお勧めできますが、このホテルの真価が発揮されるのは連泊者やリピーターの方々だと思います。
甲府市に定期的に来られる方はホテル内藤甲府昭和をオススメします♪
センティアホテル内藤甲府昭和の情報
ホテル名 | センティアホテル内藤甲府昭和 |
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所在地 | 〒400-0043 山梨県甲府市国母7-12-3 |
電話番号 | 055-226-7001 |
アクセス | 甲府昭和ICから車で2分 長野・韮崎方面からお越しの場合:甲府昭和高校入口を右折、その後信号を2回左折して駐車場方向へお進みください。 東京・大月方面からお越しの場合:国道20号を左折してください。 ※国母交差点から100mほどです。見落としやすいのでご注意ください。 |
駐車場 | 100台以上 駐車料:無料 (4トン以上の場合要連絡) |
URL | http://www.hotel-naito.com/showa/ |
インターネット | Wi-Fi無料 / 有線LAN無料 |
宿泊したプラン / 部屋
宿泊日 | 2020年1月26日(日) |
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プラン | シングルルーム禁煙 |
料金(税込) | 6,350円(内朝食代850円) ※料金は同じプランでも曜日や空室状況によって異なります |