観光地間の距離が離れている静岡市では、ビジネス宿泊ついでのちょっとした観光には、ご当地グルメ巡りがおすすめです。
今回ご紹介する「ホテルオーク静岡」はJRやローカル線駅からは少し離れていますが、静岡の代表的グルメである「静岡おでん」が味わえる「青葉おでん街」や「青葉横丁」からもほど近く、ローカルな雰囲気満載の居酒屋や食事処が密集するエリアにあります。
更に、最近リニューアルしたばかりのお洒落なお部屋、24時間利用可能なドリンクバーサービス、最上階の温泉やアメニティバイキングなどサービス盛り沢山!
今が穴場のホテルをレポートさせていただきます!
このレビューの目次
宿泊したプラン
今回はじゃらんnetより予約した
【禁煙】シングル【早期割14】
です。
ホテルオーク静岡は公式サイトが無い為、旅行サイトからの予約となります。
選んだのは14日前までの予約で部屋代が少しお得になるプランです。
本当に最近リニューアルしたばかりのようで、予約した際には少し古めの写真や内容になっていたのもあり当日は驚かされました。
朝食も選べる軽食形式だったものが、ビュッフェにリニューアルされています。
なお、今回は日曜日の宿泊ですが、曜日やシーズンによって値段は上下します。
ホテルオーク静岡の外観&受付の雰囲気
大通り沿いの住宅や店舗テナントと並んだ奥に長い形状。
窓が少なく無機質な印象で、立体駐車場のようにも見える独特な外観です。
エントランス・フロントは階段を上がった2階部分となっていますが、写真奥の倉庫は地下扱いだそうで、階段を上った先が1階とのことでした。
入ってすぐ左側にエレベーター、その右隣がフロント、向かい側はアメニティバイキングとなっており、ロビーの待合席は3人ほどが座れるベンチのみです。
豊富なサービス
15を超えるブランドのシャンプー・コンディショナー・ボディソープが揃った嬉しいアメニティバイキング。
ヘアブラシやシェーバー・スポンジなども自由に使用できます。
スペースへの返却は不要でチェックアウト時に室内に置いてあれば大丈夫とのことでした。
もちろん持ち帰るのはダメですけどね。
ロビーの奥にはドリンクバーコーナーがあり、こちらは24時間利用可能!
レストランチェーンのようなシンプルなドリンクバーですが、温かいコーヒーやパックの紅茶も各種揃っています。
こちらでの飲食も可能ですし、カップを部屋に運んで飲んでも問題ありません。
プレートが無いので、2杯同時に持っていくのは少し手間でした。
ドリンクバーの向かいには有料販売のブースもありますが、カップ麺と天然水ボトル、缶ビールなどシンプルな品ぞろえです。
チェックインしてお部屋へ
フロントで予約の旨を伝え、上記したロビーのサービスや最上階にある浴場の説明などを受けます。
鍵は番号の無いIDカードになっており、エレベーターの前にある機械でチェックイン登録。
部屋の番号などが書かれた用紙が発行されます。
チェックアウトはフロントに寄らずに、この機械にカードを入れるだけでできます。
外出時のカードの提出などは不要で玄関は24時間開放されていました。
上の階へは基本的にエレベーターを使用。
階段はありますが、非常時のみの開放となっています。
エレベーターは1階から使用する場合に限りIDカードをタッチする必要があります。
ホテルは7階建てで2階から6階までは客室、最上階が展望風呂となっており、6階にのみコインランドリー設備があります。
コインランドリーは専用の部屋が用意されており、利用する場合はフロントでお支払いして入場用の暗証番号を教えてもらう形でした。
洗剤代は含まれていますが、洗濯機の利用料は都度かかります。
客室フロアの廊下はシックな緑の壁に、お洒落な模様の床、灯りも含めて雰囲気の良い空間になっています。
2階から6階までほぼ同じ構造です。
ドアノブの上にあるセンサーにIDカードをかざすと鍵が開きます。
お財布やスマホのカードケースなど、布一枚越しくらいなら問題なく反応しました。
後回しになってしまいましたが、こちらがIDカードのルームキー。
1階からのエレベーターの使用・チェックアウトにも使用するカードです。
番号は記載されていないので部屋を忘れないようにしましょう。
細部までお洒落なお部屋
入口正面にバスルームのドアがあり、奥にベッドとテーブル・テレビなど。
機能は揃っていますが空間的にはかなり狭めなのと、照明が暗めの印象です。
壁の色味と模様がとてもお洒落で、宿泊の価格帯と比べても予想以上のデザイナーズルーム感に驚きました。
ベッドは大きく、ゆったりくつろげました。
跳ねる力と質感のバランスが素晴らしく、横になると包み込まれるような柔らかさ。
人をダメにするベッドって感じですね。
掛け布団も寝苦しくない軽さで、ベッドに慣れていない私でも自然に眠くなる心地の良さ。
自分の中でも想像以上に高評価で記憶に残っています。
枕元には目覚まし機能・ミニランプ・部屋の照明のスイッチと、使いやすい位置にコンセント口があり、壁側には小物置きのスペースもあるので、横になりながらのスマホの使いやすさも抜群です。
枕もベッドと同じく反発の具合がバランスよく、心地よい沈み感が味わえます。
相性が良かっただけかもしれませんが、寝具へのこだわりを感じました。
スペースは狭めですがテーブル自体は大きく、ノートパソコンの作業をしながら資料を広げることもできる空間が確保されています。
テレビは19型でBSも映りますが、有料チャンネルのビデオカードなどはありません。
その他卓上には内線電話とマッサージの案内が置かれていました。
机の下には冷蔵庫・ジャーポット・ドライヤーが用意されています。
最低限の設備ですが、特に足りないと感じる物もありませんでした。
卓上のコンセントはテレビの裏に2口。
ノートパソコン用の有線LANはありませんが、各階に複数のWi-Fiが飛んでおり、快適なインターネットが利用可能です。
ハンガーラックはベッドの裏側、ハンガーは2つ設置。
こちらにスリッパも置いてあります。
窓は完全に覆い隠す形で上から引くカーテンが付いており、カーテンは空けられますが、固定窓なので開けず空気の入れ替えはできません。
景色も隣のビルと駐車場、大通りが見える程度です。
エアコンは天井型ですが入口の上についており、ベッド側に直接風が当たらないようになっている為、のどが渇いてしまったりの心配もありません。
温風の場合は部屋全体を温めてくれます。
ユニットバス
ユニットバスもシンプルな構造で、広くはありませんがトイレの使用も無理なく座れる程度に空間は確保されています。
バスルームのアメニティは資生堂のシャンプー・コンディショナー・ボディーソープ。
ホテル定番のセットですね。
その他はトイレットペーパーの替え1巻と歯磨きセットです。
必要なものは他のシャンプー類含めフロントのバイキングから持ってこれますので、アメニティのラインナップも豊富と言えるでしょう。
奥の浴槽はゆったり浸かれる深さはありますが、幅があまり無いので体を洗うのが少し大変な狭さかもしれません。
最上階の展望温泉
部屋のお風呂は使いにくいので、最上階の展望風呂へ。
お湯は人工温泉の「光明石温泉」とのこと。
効能などもしっかり紹介されていました。
ホテルの地下から湧く天然温泉ではありませんが、汲み上げの温泉を持ってきているのは格安ビジネスホテルとしては破格のサービスではないでしょうか。
更衣室スペースにはロッカー6つ、こちらは手首に付けるストラップ鍵付き。
ドライヤーが使用可能な化粧台と、館内唯一の自動販売機が設置されています。
温泉の利用は当然ですが男女別。
ただし浴室が一つしか無い為、利用時間が決まっており、フロントと客室のテーブルの上にその日のスケジュールが表示されていました。
利用時間は男女共に朝夜2枠用意されています。
浴室は広く、洗い場が4つ。展望風呂と銘打っていますが、窓は網窓で外の景色はほとんど見えません。
見えたら見えたでこちらも周りのビルから丸見えになってしまう訳ですけど。
浴槽の温度は書かれていませんが、体感38度以下くらいのぬるめのお湯でした。
ただし肌に優しく、柔らかさを感じる泉質で全身を包み込むように浸かることができます。
浸かってる間はぬるくかんじますが、上がった後全身がポカポカに感じる、体の芯に沁みる温泉です。
夕食は静岡グルメ巡りへ
夕食付プランは無いので近隣の居酒屋か、徒歩4分程でたどり着き、「静岡おでん」が食べられる、青葉おでん街や青葉横丁へ向かいましょう。
その他のローカルな居酒屋も、静岡らしいグルメが揃っているお店が多いので、どちらもおすすめですよ。
しかし今回残念なことに、日曜日はおでん街のお店が半分くらいお休みと判明。
もともとカウンター席のみの小さな店舗ばかりということで、空いているお店はすべて満席でした・・・。
そんな訳で、こちらは穴場のお店ですが、少し歩いた常磐公園傍の居酒屋「角屋」さんで夕食。
心は静岡おでんに決まっていたのでおでん中心に楽しみました。
静岡おでんたる由縁ともいえる具材・黒はんぺんと牛すじは必食ですよ!
近場のコンビニ
最寄りのコンビニはホテル前の坂を下り徒歩2分のファミリーマートと、同じ通り沿いにあるホテルから徒歩4分のセブンイレブンとなっています。
スーパーやドラッグストアなどは近くにありません。
手頃に揃った朝食ビュッフェ
朝食のレストランはドリンクバーコーナーの右隣に入口があり、朝のみ開放されています。
6人掛けテーブルが並んだ明るい店内、入口左奥がビュッフェとなっています。
予約時は選べる軽食となっていたので、チェックイン時にビュッフェになったと聞いて驚きました。
今後も時期によって内容の変化があるかもしれません。
朝7時~9時の開放と、開始時間が遅く時間は少し短め。
朝食有りのプランと無しのプランは500円程度の違いです。
朝食らしく軽めのおかずが揃った和洋ビュッフェ。
納豆や梅干しなど日本の朝ごはんらしいラインナップが、海外からの宿泊客も多いオークさんでは特に好評のようです。
ドリンクバーコーナーよりリッチ感ある、フレッシュジュースやミルクなどの朝食ドリンク。
隣はサラダバーと小さなパン。
オーブントースターが利用できます。
スープはドリンクバーのような機械式ですが、クルトンなども一緒に出てくる面白いシステムです。
お肉系のおかずは、からあげと豚キムチ・ソーセージが揃っています。
ポテトなども含めビジネスホテルらしいラインナップのシンプルな朝食ビュッフェですね。
特筆する点は少ないシンプルな朝食でしたが、手作り感あるカレーはお気に入りの逸品でした。
朝は軽めに、お昼も是非近隣の静岡グルメを試していただきたいと思います。
ホテルオーク静岡へのアクセス
最寄り駅・静岡鉄道『新静岡駅』徒歩15分。
葵区役所前の青葉通りを進み、一番の大通りである県道362号線(昭和通り)を右折。比較的分かりやすいルートです。
JR『静岡駅』北口徒歩20分。
静岡駅前の呉服町通りを直進すると青葉通りに合流。
そこからは上記ルートと同じく、昭和通りを右折ですぐホテルが見えます。
ホテルオーク静岡のレビューまとめ・評価
格安ホテルの価格帯ながら、温泉やアメニティバイキング・ドリンクバーと、独特ながら嬉しいサービスの豊富さが特徴の「ホテル オーク静岡」のレビューでした。
リニューアルしたばかりの客室を含め、ホテル全体のお洒落な雰囲気に心地よく過ごせました。
居酒屋街・繁華街からもほど近く、ビジネスついでのグルメプチ旅行にもピッタリなホテルです!
ホテルオーク静岡の情報
ホテル名 | ホテルオーク静岡 |
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所在地 | 〒420-0037 静岡県静岡市葵区人宿町2丁目2-5 |
電話番号 | 054-204-0321 |
アクセス | JR『静岡駅』北口 徒歩20分 静岡鉄道『新静岡駅』徒歩15分 |
駐車場 | 1泊/1,400円 |
URL | なし |
インターネット | Wi-Fi 無料 |
宿泊したプラン / 部屋
宿泊日 | 2019年12月15日(日) |
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プラン | 【禁煙】シングル【早期割14】 |
料金(税込) | 4,950円 ※料金は同じプランでも曜日や空室状況によって異なります |