「宇都宮東武ホテルグランデ」東武宇都宮駅5分、黄綬褒章受賞の朝食ビュッフェ！

宇都宮と聞いて思う浮かべるものは何でしょうか？
餃子？！そう餃子です！

宇都宮の餃子が無性に食べたくなり、急遽週末に宇都宮に飛び立ったのですが、どうせなら一泊してホテルレビューをして行こう。

そこで今回宿泊したのが「宇都宮東武ホテルグランデ」です。

宇都宮東武ホテルグランデとは

東武ホテルは東武ホテルグループが運営するホテルチェーンで、今回宿泊した「宇都宮東武ホテルグランデ」以外にも関東を中心に全国で15箇所あります。

どのホテルもレストランなどの館内設備が充実しており、ビジネスホテルというよりは、シティホテル、リゾートホテルといったほうが正確でしょうか。

宇都宮東武ホテルグランデも、館内にレストランが4店舗あったり、宴会場や結婚式場があったりと、多目的に使用できるホテルです。

開業は1991年、東武宇都宮駅から徒歩約5分、宇都宮の中心部の便利な立地にあります。

宿泊したプラン

2名だったので、ツインルームがデラックスツインかで迷ったのですが、今回はどうせならちょっとだけ贅沢してみようということで、

【禁煙】デラックスツイン 27平米 2名
の部屋を、
【黄綬褒章受章シェフ監修40種超朝食バイキング付】グランデPOWER

というプランで楽天トラベルで予約しました。

2名で税込20,100円と若干割高感はありましたが、宿泊した日が土曜日で朝食付きだったので、まあ仕方ないですね。

通常時の価格と他の部屋は？

楽天トラベルでは以下のような価格設定になっていました。
閑散日(週初めなど)と繁忙日(週末、前休日など)で価格は異なります。

素泊まりの場合(税込価格)

・シングルルーム17平米 1名 : 5,500円 〜 12,200円
・ツインルーム17平米 2名 : 9,600円 〜 18,200円
・デラックスツイン22平米 2名 11,800円 〜 20,000円
・ダブル27平米 2名 9,600円 〜 18,200円

朝食付きの場合(税込価格)

・シングルルーム17平米 1名 6,850円 〜 13,350円
・ツインルーム17平米 2名 12,300円 〜 20,900円
・デラックスツイン22平米 2名 14,500円 〜 22,700円
・ダブル27平米 2名12,300円 〜 20,900円

素泊まりシングルなら最安で税込5,500円と、なかなかリーズナブルに宿泊できますね。

他には館内の中華料理店のディナーコース付き宿泊プランや、公式サイトからならスイートルームも用意されています。

ホテル外観とエントランス

道路は挟んで反対側から撮影しました。
この通りなかなか重厚感がある外観です。

エントランスも広くて、豪華な感じですね。
写真には写っていませんが、チェックインの時間帯にはドア付近に配車係の方がいました。

館内設備

フロント・ロビー

エントランスを入ってまず見えてくるがこのロビー。
3階まで吹き抜けになっていて、とても開放感があります。

チェックイン、チェックアウト時に休憩できるソファ。

エントランス入って右がフロントです。
チェックインをしてカードキーをもらいました。

エレベーター

フロント奥にエレベーターが2基ありました。
ドアはピカピカです。

自動販売機など

エレベータのさらに奥には新聞の自動販売機や、タバコの自動販売機、喫煙スペース、そしてソフトドリンクとアルコールの自動販売機があります。

ただしアルコールは氷結1種類のみしか販売していませんでした。

レストラン

この通り館内にはさまざな施設があり、レストランは4店舗もあります。

カフェレストランオアシス

1階のエントランスを入って左奥にあります。
昼の時間帯はランチ＆デザートビュッフェを提供しており、朝食会場でもあります。

日本料理 簾(れん)

2階にある、日本料理店。
季節の食材を生かした趣あふれる会席料理が自慢とのこと。

鉄板焼き 下野

こちらも2階にある、とちぎ和牛などがいただける鉄板焼きのお店です。

中国料理 竹園

金 萬福氏が料理長を務める、本格的な中華料理がいただけるお店です。

客室階廊下

エレベーターで上がってそれでは客室階へ。

エレベーター前の空間はなかなか広いです。
左側の奥まった場所には製氷機がありました。

廊下はこの通り。
最新のホテルのようなスタイリッシュさはありませんが、とても清潔感があります。

客室の扉にカードキーを入れた後引き抜くと、ランプが緑色に点灯してオートロックが解除されます。

それではいざお部屋へ。

宇都宮東武ホテルグランデの客室

廊下の一番奥の部屋だったのですが、少し変わった構造をしています。

扉を入ってすぐ右方向に通路が続き、通路のさらに右側にトイレ・バスルーム、奥がベッドルームとなっています。

ベッドルームはデラックスツインだけあって、なかなか広い。

やはり最新のホテルようなオシャレ感やスタリッシュさはありませんが、清潔で、間接照明の明かりが落ち着いた雰囲気を演出しています。

ベッドと枕

ベッドのマットレスはちょうど良い硬さで快適。

枕は固めと柔らかめが2つずつです。

客室内の設備

テーブルと椅子

テーブルと椅子2台。
椅子のクッションはとても柔らかく、思った以上に沈み込みます。

左の椅子の上に置いてあるのは、宇都宮市の名産「大谷石」で作られた照明です。
最初テーブルの上にあったのを移動させました。

この照明、コンセントを繋げてツイッチをつけるとこの通り明かりがつくのですが、枕元などにはすでに照明があるため、どのように使うべきが、用途を見出せませんでした。

デスク

デスクと椅子、液晶テレビ。
液晶テレビがとても大きいため、ここでパソコンなどの作業をしようとすると、少し狭く感じます。

グラス・湯飲みなど

デスクの隣の棚には、グラスや湯飲み、電気ポットなどが置いてあります。
湯飲みは栃木県益子町の工芸品、益子焼でした。

冷蔵庫とミネラルウォーター

湯飲みなどが置いてあった棚の下には冷蔵庫がありました。
冷蔵庫の中には人数分のミネラルウォーター。

これは嬉しいサービスです。

照明とエアコン

枕元のサイドテーブルには照明があり、その下のパネルで室内の各照明とエアコンを制御できます。

エアコンはセントラルヒーティング方式で、部屋ごとに細かく温度を設定することはできませんが、弱、中、強、無の4段階で変更可能です。

エアコンの吹き出し口はデスクの上部、ベッドの足元の方になるので、睡眠時に触接風が当たることはありません。

クローゼット

客室に入ってすぐ、正面にクローゼットがあり、その中にはハンガー、消臭スプレー、ルームガウン、空気清浄機、スリッパなどが置いていました。

窓と外の景色

窓は入り口左手に1箇所、ベッドルーム奥に2箇所あります。

窓は少しだけ解放することができます。
今回宿泊した部屋は11階でしたが、窓の外にホテル前の大通りをかすかに見ることができました。

電源とWi-Fi

電源(コンセント)はデスクに2箇所、テーブルの横に2箇所、バスルームに2箇所、そして枕元のサイドテーブルの上に1箇所とUSBの充電口がありました。

枕元にあると、ベッドで寝ながらスマホを使用できるのでうれしいのですが、ここはツインルームで利用者はだいたい2名。
電源もできれば2箇所欲しいところです。

USB充電口があるのはいいのですが、これはUSB2.0の規格の接続口。

最近のスマホはUSB Type-Cだったり、Lightningケーブルだったりすることもあるので、素直に電源のコンセントの方がいいような気がします。

しかし電源ケーブルもいろんな規格出てくると、それに対応する施設側も大変ですね。

Free Wi-Fiがあり接続してみました。
速度もなかなか早く快適です。

ルームガウンとスリッパ

ルームガウンをベッドに広げてみました。
上下一体型です。

薄手なので、冬季は下に何か着ておいた方が良いかもしれません。

スリッパは使い切りタイプのものです。

トイレとバスルーム

こちらがトイレとバスルーム。
デラックスツインというだけあって、通常のビジネスホテルより相当広いです。

綺麗に清掃されていますが、床のタイルなどは若干古さを感じました。

温水洗浄便座のトイレ。
シャワートイレは写真右側にあるパネルで操作します。

ただこの日は電池切れだったのか、どのボタンを押しても動作しませんでした。
メンテナンスをきちんとしておいて欲しいところです。

バスタブもとても広く、足を伸ばしてつかることができます。

タオル・アメニティ

バスタオルとフェイスタオルが人数分。

POLAのボディシャンプー、シャンプー、コンディショナー。
洗面台にはハンド・フェイスソープもあります。

アメニティは綿棒、ボディタオル、歯ブラシセット、カミソリ、くしなど。
ドライヤー小型のものです。

メイク落とし、化粧水、乳液などはないので必要な方は持参するようにしましょう。

宇都宮東武ホテルグランデの朝食

宇都宮東武ホテルグランデの目玉の1つが、黄綬褒章を受章された中村善二統括料理長監修の朝食ビュッフェです。

餃子などの宇都宮ご当地グルメを含む40種類以上の豊富なメニューや、ふわふわのフレンチトーストなどが人気です。

1階の「カフェレストランオアシス」が朝食会場です。
会場に入ってすぐの場所にシェフがいて、オムレツか目玉焼きをその場で作ってくれます。

作りたてのオムレツはあったかくて、フワフワして美味しいですね。

その他、ビュッフェで提供されていたメニューを紹介します。

サラダにパン、揚げ物にショートケーキ。

宇都宮餃子に焼うどん、鳥南蛮うどんに豚と白菜のミルフィーユ鍋など。

煮魚に筑前煮、里芋うずら煮、手作り豆腐など。

味噌汁とごはん、漬物にお粥、カレー。
お米は栃木県産「とちぎの星」を使用しています。

コーンスープに味付けとろろ、納豆。

ドリンクバーに、さつまいもりんごジュースなどのしぼりたてジュース。
とちおとめやオレンジなどのフルーツもあります。

せっかくなので出来るだけたくさんのメニューを取ってみました。

豚と白菜のミルフィーユ鍋、お粥、手作り豆腐、オムレツなどは特に美味しかったです。

大満足で、昼になってもまだお腹いっぱいでした。

宇都宮東武ホテルグランデへのアクセス

電車・バスの場合

最寄駅は東武宇都宮線 宇都宮駅で、徒歩5分程度です。
駅から大通りまで歩いて右に曲がるとホテルは見えてきます。

JR宇都宮駅からはバスがオススメです。
関東バスで約7分。
歩いてホテルまで行くこともできますが、20分ぐらいかかります。

車の場合

東北自動車道へ入り、鹿沼IC出口を出て宇都宮市街へ15km程走り、119号線を左折、突き当って右折するとホテルに着きます。

周辺環境

ホテル周辺は人通りの多い場所で、飲食店がたくさんあります。
また東武宇都宮駅の近くには東武百貨店があり、ショッピングにも便利です。

他にも、ホテル近くに一つ観光スポットがあるのでご紹介します。

宇都宮二荒山神社(うつのみやふたあらやまじんじゃ)

ホテルからは徒歩で5分程度。
宇都宮市の中心部、明神山にある格式ある神社で、豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)を祀っています。

大きくて立派な鳥居と長い石段が特徴。

石段を登った先の境内は、広々としていて落ち着いた雰囲気です。

晩御飯は…やっぱり餃子でしょう！

ホテル内には4つもレストランがあり、そちらで夕食を食べるのもいいでしょう。
しかし忘れてはいけません、宇都宮に来たのは餃子を食べるため！

宇都宮の餃子といえば、「珉珉」や「正嗣」などが有名です。
また最近ではJR宇都宮駅近くの「餃天堂」も行列の絶えない人気店。

しかしながら、筆者のお気に入りは「宇都宮餃子館 健太餃子」です。

12種類食べ比べが面白い！健太餃子

健太餃子は宇都宮市を中心に14店舗(2020年1月現在)も展開しているので、餃子チェーンと言っても良いかもしれません。
特にJR宇都宮駅周辺の狭い範囲内には8店舗もあります。
どういう戦略で出店しているんだ…？

ちょうどホテル近くの東武百貨店のレストランフロアの中にもあったので、行ってみました。

店先には健太餃子と書いてあります。
お店の向かいにはお土産用の餃子が買える、「おみやげ館」もあります。

ここでぜひ食べていただきたいのが、「食べくらべセット」です。

単品の餃子では、通常の「健太餃子」の他に、
ニンニク多めの「スタミナ健太餃子」、
舞茸が入った「舞茸餃子」、
チーズ入りの「チーズ餃子」
など12種類があるのですが、その12種類全部が1つずつ1皿に入ったおトクなセットです。

さらに、提供される際はどの餃子がどの味などの説明は一切ありません。

1つずつ食べながら、これはニンニク餃子？いや違うな、スタミナ餃子か？ 次はシソ餃子かな？
などと、どの味か確かめながら食べるのも、また醍醐味です。

ホテル近くのコンビニは？

もっとも近いコンビニは、ホテルから徒歩1分ぐらいの場所にあるセブンイレブン宇都宮池上店です。

また、セブンイレブンの向かいにはデイリーヤマザキ宇都宮池上町店、反対方向にはファミリーマートやローソンもあり、買い物には困りません。

宇都宮東武ホテルグランデのレビューまとめ・評価

宇都宮の餃子を食べるために急遽宿泊したホテルでしたが、デラックスツインルームはとても広くて快適でした。

館内・客室共に最新のホテルようなオシャレさ、スタイリッシュさはありませんが、綺麗で落ち着いた雰囲気です。

自慢の朝食ビュッフェは品数も多く、ご当地メニューもあって大満足。

ホテル周辺は繁華街、飲食店や百貨店などもあり便利な立地です。

今回宿泊したツインルームだけでなく、シングルルームももちろんあり、素泊まりでばあればリーズナブルに宿泊することもできます。

宇都宮で普通のビジネスホテルよりはちょっとラグジュアリー感が欲しい、あるいは美味しい朝食をいっぱい食べたい、という方にはおすすめできるホテルでした。