「アパホテル札幌」JR札幌駅からも近く、ビジネスにも観光にも便利なホテル

ここ数年、北海道にも海外からの観光客が多く訪れるようになり、特に北海道の観光やビジネスの中心である札幌市のホテルの稼働率は高く、予約が取りづらい状況になっています。

その傾向はシティーホテルだけでなくビジネスホテルも同様で、国内だけでなく海外からの観光客もビジネスホテルを利用しているため、出張で札幌を訪れるビジネスマンは宿泊するホテルの確保に苦労しているのではないでしょうか。

しかし、一時期よりは中国や韓国からの観光客が減ったため、ゴールデンウイークや夏休みの期間など、観光シーズン以外では、予約が取りやすくなってきています。

今回は、楽天トラベルでお得なブランの部屋が空いていた「アパホテル札幌」に宿泊してレビューしてみました。

アパホテルとは

アパホテルは、全国に468のホテル(2019年11月現在)を展開するビジネスホテルのチェーンです。

繁忙期と閑散期で料金を大幅に変えて客室の稼働率を上げることで有名で、実際に宿泊した前後1週間でシングルの料金を見ると1泊で1万円以上も違う日がありました。

札幌市内には、今回宿泊した「アパホテル札幌」の他に、「アパホテルTKP札幌駅北口」「アパホテルTKP札幌駅前」「アパホテル 札幌すすきの駅南」などJR札幌駅やススキノを中心に11のホテルがあります。

宿泊したプラン

今回宿泊したのは楽天トラベルで10日前に予約した【禁煙　素泊まりシングルルーム】です。
なんと税込3,500円とびっくりするぐらいのリーズナブルな価格で泊まることができました。

宿泊した時期は、ちょうど北海道の夏の観光シーズンと冬の観光シーズンの狭間で、札幌で大きなイベントなども行われてなかったため、このような破格の宿泊料でしたが、週末やハイシーズンでは高くなるので確認ください。

アパホテル札幌の館内設備

ホテルに入ると落ち着いた雰囲気のロビーとフロントカウンターがあります。
フロントでチェックインを済ませると鍵を受け取って、エレベーターで宿泊する部屋のある階へ。

鍵は、カード式ではなく昔ながらの金属の鍵ですがオートロックになっているので、外出時には必ず鍵を持ったのを確認しましょう。

自動販売機

1階のロビーの奥のスペースには自動販売機コーナーがあります。
お茶やジュースの他、ビールなどアルコール類も購入できます。
また電子レンジも設置されているので、コンビニで購入したお弁当やおつまみを温めることもできます。

コインランドリー

宿泊した3階には、コインランドリーがあり洗濯機と乾燥機が設置されていました。
長期の出張や観光でホテルを利用する人には、うれしい設備ですね。

部屋

今回、予約したのは「シングルルーム」でしたが追加料金なしで「ツインルーム」に変更してくれました。
「シングルルーム」も「ツインルーム」も部屋の広さは約16㎡なので、一人で泊まるなら「シングルルーム」のままの方が快適かもしれませんね。

ベッドの上には、浴衣が置かれていました。最近のビジネスホテルで、浴衣を用意しているところは珍しいですね。

しかし、ここ数年は、札幌のビジネスホテルにも海外からの観光客がたくさん宿泊しているので、外国人の人にはこのような純和風の浴衣の方が良い思い出になりますね。
そして、浴衣の上には折り鶴と心憎い演出です。

室内には大型の液晶テレビと冷蔵庫が設置されています。
テレビは地上波の他、国際ニュースチャンネルのBBCも視聴可能です。
冷蔵庫の横にあるローテーブルには、電気ケトルとマグカップ、コーヒーと緑茶が用意されています。

館内では、無料のWiI-Fiが利用可能ですが、部屋ではコードも用意されているので有線でもインターネットに接続できます。
ベッドサイドのテーブルは、部屋の冷暖房や照明が調節でき、上には電話機やスタンドライトが置かれています。

また室内には用意されていませんが、ズボンプレッサーや加湿器の無料貸し出しもあり、エレベーターホールに置いてあります。

窓の外の景色

今回宿泊した部屋は3階だったので、窓の外は隣のビルと非常階段でしたが、高層階なら「大通公園」や「ススキノ」「札幌テレビ塔」などの景色を見渡せたかもしれません。

トイレとバスルーム

建物自体があまり新しくはありませんが、館内や室内、そしてトイレとバスルームも清掃が行き届いています。

アメニティはフェイス＆ハンドソープとボディソープ、シャンプー、コンディショナー、歯ブラシ、ヘアブラシ、髭剃り、ヘアゴム、シャワーキャップ、ボディスポンジ、綿棒が用意されています。

タオルは、白と茶色と色違いのフェイスタオルとバスタオルがあります。2名以上の客室には色違いで用意されているようですね。

アパホテル札幌の朝食

今回は素泊まりのプランで宿泊しましたが、朝食がセットになったプランも選ぶことができます。
エレベーターの中には朝食が紹介されたポスターが貼ってありました。
北海道の食材などを使った料理や「いかそうめん」など北海道の名物料理など和洋食40種類以上が並ぶバイキングで美味しそうですね。

なお、素泊まりプランで予約しても、チェックインの時に、追加で朝食を申し込むこともできます。料金は税込で1,400円です、

アパホテル札幌へのアクセス

最寄りの駅は、札幌市営地下鉄「大通駅」で、1番出口から「狸小路商店街」を抜けて徒歩5分程です。

札幌市の玄関口である「JR札幌駅」から「大通駅」までは、地下鉄でわすか1駅。ゆっくりと歩いても15分程で、札幌駅前地下歩行空間、通称「チカホ」を歩けば地上に出ることなく「大通駅」まで行けるので、雨の日や冬の雪の日でも安心です。

また「狸小路商店街」もアーケード街になっているので、雨や雪に当たる心配がありません。

天気が良い日は、「JR札幌駅」からぜひ地上に出て歩いてください。途中に札幌の人気観光スポットである「札幌時計台」や「大通公園」を見ることができます。

周辺環境

ホテルから「狸小路商店街」の6丁目までは100mほど。
「狸小路商店街」は、北海道で最も古い商店街で、約900mもの長さの歩行者専用道路の左右には約200軒のお土産店や飲食店などが並んでいてたくさんの観光客がショッピングを楽しんでいます。

また、北海道一の繁華街・歓楽街である「ススキノ」の中心部へも徒歩10分程。
「ススキノ」も観光で人気のスポット、JR札幌駅からもアクセスがよく、「札幌時計台」「旧道庁赤レンガ」「大通公園」「狸小路商店街」「ススキノ」などの人気観光スポットからも近いアパホテル札幌は、ビジネスだけでなく観光の拠点としても便利な立地にあるホテルです。

晩御飯どうする？

晩御飯は、ホテルの地下1階にある北海道料理のお店「絆」も利用できますが、ホテルから道路を挟んですぐ向かい側には、台湾点心のお店「大衆食堂 肉と点心すえぞうアバアバ」や海鮮居酒屋の「原始焼き酒場ルンゴカーニバル」などがあります。

また、ホテルから徒歩で1～2分歩けば「狸小路商店街」があり、商店街には居酒屋や、ラーメン店、カレー店などさまざまな飲食店が並んでいるので、好きな料理を楽しめます。

ホテルから「狸小路商店街」に向かって一番最初にあるお店は、「お刺身居酒屋瑠玖（るっく）」。
こちらのお店は、観光客の人にも人気ですが、安くて美味しい魚料理で飲めると地元の人にも大人気のお店です。

「いくら丼」や「生うに丼」などの北海道らしい海鮮系の丼も楽しめますが、お酒の好きな人におすすめしたいのが、60分の「飲み放題プラン」。
1回限りですが、自由に選べてお皿に自由に盛れるお通しや、無料サービスの「あら汁」が魅力です。

もちろんお刺身や焼き物、揚げ物と北海道の海の幸を使ったメニューが豊富で、北海道グルメを満喫できます。

近くにコンビニは？

アパホテル札幌から道路を挟んで、ちょうど向かい側には「ファミリーマート」があります。
24時間営業で、お弁当やサンドイッチの他、お酒やタバコも販売されているので便利ですね。

アパホテル札幌のレビューまとめ・評価

「アパホテル札幌」は、最寄りの地下鉄「大通駅」から歩いて5分程、JR札幌駅からでも徒歩20分程と好アクセスの立地にあるビジネスホテルです。

交通の便が良いだけでなく、周囲には「札幌時計台」や「大通公園」「旧道庁赤レンガ」「ススキノ」などの人気の観光スポットが点在し、ビジネスはもちろん観光の拠点としてもおすすめです。

建物自体は、それほど新しくはありませんが、清掃が行き届いており快適に過ごすことができます。

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