【アルモントホテル浅草に改称】「(旧)ホテル法華クラブ浅草」朝食バイキングが充実

このホテルは2020年4月1日に「アルモントホテル浅草」に名称変更しました。
この記事は名称変更前のレビューです。

東京観光と言ってまず思い浮かぶのは浅草ではないでしょうか。

浅草寺に浅草演芸ホール、花やしき遊園地など名所がたくさんありますが、そんな浅草観光に便利なのが今回ご紹介するビジネスホテル「ホテル法華クラブ浅草」です。

法華クラブ？

「法華クラブ」という名称ですが、何か法華経に関係があるのでしょうか？

創業者が熱心な法華経信者だったらしく、京都へ参拝する人のために旅館を設立したのが由来とのことです。
とはいっても、現在のホテル自体には法華経はもちろん、何か特定の宗教を感じさせるものはないのでご安心ください。

なんでも、日本で最初に”ビジネスホテル”という業態を始めたとか。これはビジホレビューサイトとしては見逃せません。
また朝食には力を入れていて、「郷土の味めぐり」と銘打って、各ホテルでご当地の料理メニューが楽しめます。

ホテル法華クラブ浅草へのアクセス

ホテル名に浅草とついていますが、駅で言うと正確には浅草と蔵前の中間ぐらいでしょうか。
浅草中心部、浅草寺付近へは徒歩で10分程度です。
中心部から少し離れる分、宿泊料金も若干割安でお得です。

それぞれの最寄駅からだと、
・都営浅草線「浅草」駅　徒歩約3分
・東京メトロ銀座線「浅草」駅　徒歩約8分
・都営大江戸線「蔵前」駅　徒歩約3分
・都営浅草線「蔵前」駅　徒歩約7分
といった感じです。

駐車場はないので、もし自動車で来訪する場合には、近くのコインパーキングを利用するが必要あります。

ホテル法華クラブ浅草の館内

ホテルの外観と入口はこちら。シンプルながらなかなか綺麗ですね。

そして入口を入ったフロントロビーの前。とても清潔感があります。
左奥が朝食会場、右奥がフロントです。奥には自動販売機があります。
フロントで受付をして、部屋のカードキーを受け取ります。

そしてエレベーターを上がって、客室階の廊下。
2階にはコインランドリーと製氷機、電子レンジがあります。これなら連泊でも大丈夫。

連泊で、部屋の中を清掃しなくてよい場合は、代わりに寝巻きとタオルの替えをこのように廊下に置いておいてもらえるみたいです。
気が利いていますね。

部屋の中は

カードキーを扉に接触させると鍵が開きます。オートロックなので外出時に忘れないようにしましょう。

扉を開けて、正面がトイレ・バスルームで、左がベットルームです。あまり広くはありませんがとても清潔感があります。

左側にはテレビと机、冷蔵庫、ケトルなど。奥には一人がけソファーがあります。ペットボトルのお水がおいてありました。
これはうれしいサービスです！

テレビの向きは変えられないので、ソファからテレビを見るのはちょっと大変です。テレビはベッドに座って見たほうが良いでしょう。

部屋着を広げてみました。上下セパレートタイプで、着心地がよいです。

ベッドの右には空気清浄機があります。

窓を少しだけ開けることができましたが、今回宿泊したのは2階で、すぐ隣もビルなので眺望は望めません。

トイレ・バスルーム

トイレ、バスルームです。きちんと清掃されていて綺麗ですね。

シャワートイレに、アメニティも揃っていて文句がありません。

ホテル法華クラブ浅草の朝食バイキング

さてお待ちかねの朝食です。バイキング形式なのですが、ホテル法華クラブはこの朝食の評価が高いことで有名です。
「郷土の味めぐり」とのことで、ホテルごとのご当地のメニューがいただけるみたいです。

一般的な焼き鮭や卵焼き、あるいはローストビーフに、ビーフカレーはもちろん、 ホテル法華クラブ浅草では、塩ちゃんこや、もんじゃ焼き、もつ煮込みに、天ぷら、ニシンそばなど浅草っぽさを感じるメニューもありました。
色々お皿に盛ってみたんですが、これでも全メニューの半分の種類ぐらいしか取れていません…

筆者は普段朝食バイキングなら全種類を食べたくなる(※)のですが、種類が多すぎて、コンプリートすることはできませんでした。味も美味しくて、これは大満足です！

※ 全種類を頑張って食べすぎて、お昼が食べれなくなることが良くあります

なお今回朝食付きプランで税込9,120円だったのですが、朝食なしで7,000円弱のプランもありました。
朝食が必要ない人であれば、これはこれでなかなかコスパがいいですね。

浅草観光と言えば

今回のホテルから浅草寺までは徒歩で10分ほどなので観光にはちょうどいいですね。
浅草寺の雷門はこの通りの人だかり。この門の奥は仲見世通りです。お土産を買ったり、スイーツの食べ歩きなどを楽しみましょう。

でもちょっと待って。浅草寺に行く前に、いくつか面白い穴場スポットがあるので、ご紹介します。

浅草文化観光センター

雷門前にある台東区の観光案内施設なのですが、この8階が展望テラスになっていて、スカイツリーや仲見世通り、浅草寺など浅草の名所を見渡すことができます。
無料で入ることができ、夜景も綺麗なのでオススメです。

浅草地下商店街

銀座線浅草駅のホームから出てすぐにあるディープなスポットで、東京で最も古い地下商店街と言われています。
居酒屋や立ち食いそば、タイ料理、占いから理髪店まであり、なんともレトロ感溢れる場所ですね。

近くにコンビニは？

ホテルから100mほどの場所に、セブンイレブン、ファミリーマートがあります。

晩御飯はどうする？

浅草には飲食店がたくさんあるので、晩御飯に困ることはないでしょう。逆にたくさんありすぎて、選ぶのに迷ってしまうかもしれません。
そこで、以下にいくつかご紹介します。

浅草どぜう 本店

まず最初はホテルから浅草寺側に歩いたすぐ近くにあるこちらのお店。1801年創業の、どじょう鍋の老舗です。
伝統ある江戸建築の畳の上でどじょう鍋をいただくと、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようです。

浅草むぎとろ 本店

浅草どぜうからさらに浅草寺方面に2分ほど歩いたところにある、こちらも老舗、麦とろの専門店です。
とろろずくしで、とろろ好きにはたまりません。

なお、お昼は1,000円から楽しめるランチバイキングをやっていてるので、気軽に麦とろをいただきたい方はこちらもいいですね。

千石ラーメン

趣向を変えて、少々穴場をご紹介。浅草寺の仲見世通りから西に少し外れたところにあるラーメン・中華料理のお店です。
奇をてらわない昔ながらのシンプルな醤油ラーメン、「千石ラーメン」580円。これは安い！

なんだがとても懐かしい味です。
こういうのでいいんだよ。こういうので。

ホテル法華クラブ浅草のレビューまとめ・評価

以上、「ホテル法華クラブ浅草」のレビューでした。

浅草観光に便利なのはもちろん、都営浅草線で銀座・丸の内方面へも行きやすいので、都心へのビジネス目的でも悪くありません。
むしろ都心のホテルよりは割安でお得ではないでしょうか。

館内、部屋ともにとても綺麗で、何と言っても朝食バイキングの満足度はピカイチでした。

一度食べてみる価値はあります。