「9HOTEL HAKATA」福岡中洲、最近開業、最新TV完備の和洋折衷

福岡といえば天神、博多そして忘れてはならないのが九州最大の歓楽街、中洲です。

仕事のあとは中洲で飲んで、タクシーを呼んでそのままホテルに帰る、そんな出張族も少なくないと思います。

中洲からほろ酔い気分で夜風にあたりながら、歩いて帰ることができるのが中洲川端エリアのホテルの魅力でしょう。

天神、博多及び近辺にあるホテルをいくつかご紹介してきたところで「そろそろ中洲川端エリアも」と思っていました。

そんななかデコボコとしたオシャレな外観のホテルができたことをネット上で知り先日、宿泊してきましたので、そのときのもようをお届けしていきたく思います。

宿泊したプラン

agodaという仲介サイト経由で、スーペリアクイーン（禁煙）を予約しました。
料金は合計4,576円（サービス料・税込）でした。※朝食なし

9HOTEL HAKATAは実は2019年12月21日に開業したばかりで、外観も内装も新しく、かなり快適でした。

本来ならもっと高額と思われますが日曜日チェックインのためか、リーズナブルなお値段でした。

ホテルの外観

はっきり言いまして個人的にこれまであまり見たことがない奇抜な建物で、出っ張った部屋に通されたらどうしようと半分不安、半分楽しみにしながらチェックインしました。

9HOTEL HAKATAの入口には9という数字が書かれてあり、ここが9HOTEL HAKATAとスグにわかるようになっていました。

またフロントは、エントランスからスグのところにありました。

予約している旨と名前を告げ、チェックインします。
宿泊名簿へは端末にタッチペンで記入しました。

チェックインを終え大きなのれんをくぐり、エレベーターホールへと進みます。

写真はチェックインを終えたあとスグに撮影したフロント前のシャンデリアです。

大きなのれんをくぐる前のところにコーヒーや部屋に完備していないアメニティも置かれていました。
覚えおいて、チェックされるといいでしょう。

エレベーターの幅は狭いものでしたが、しっかりと奥行きがあるタイプでした。

大きめのスーツケースもラクラクと入る、そんなサイズ感です。

エレベーターを降り壁面にふと目をやると、ピッチャーが出迎えてくれました。
「なぜ野球？」と思いながら（笑）、部屋の前に到着です。

あとエレベーターを降りると吹きさらし状態でした（朝撮影したもの）。

館内設備

当方が調べたかぎりコインランドリーと電子レンジのみ完備で、フロントにも尋ねましたが施設内に自動販売機はなしということでした。

詳しくは追って説明しますが周辺環境が恵まれているため、問題はありません。

客室

客室玄関です。
カードキーをかざし、ドアを開け入室します。

玄関を入るとスグに目についたのが、前面に広がる明るめの木材フローリング（床）と土足厳禁と書かれたシールです。

そして玄関から見たお部屋です。

明るめの色のデスクに、全面障子となっており、こちらも普通のビジネスホテルの客室とは一線を画す、どこかリラックスできそうな客室となっていました。

お部屋

いきなりですが客室のメインからご紹介、クイーンサイズのベッドがドーン！です。

枕はふわふわとした大きめのものが4つ、肉厚のふとん、寝心地は最高でした！

「土足厳禁なのになぜ？」とツッコみたくなりますが、赤色のベッドスローがググッとオシャレ感を上げてくれていました。

そしてもう一度、玄関のほうを振り向くと押入れですね。
押入れの左側上に冷蔵庫が確認できます。

電話、マグカップ、電気ケトル、お茶、ミネラルウォーターも置かれていました。

そして左側下に、折り畳み製の荷物置きがありました。

また右側はクローゼットでリフレッシャー、ハンガー4本、ブラシ、ナイトウェアなども置かれていました（ハンガーなど敢えて広げて、わかりやすくしてから撮影しています）。

クローゼット上に目をやると、奥に電源ランプが光っているのが見え、それがエアコンと気づくまでそう時間はかかりませんでした。

デスクにはライト、時計、ティッシュ、テレビリモコンが、その横に空気清浄機もありました。

椅子は座り心地がよかったです。

デスク下にコンセントがありましたが先客（ライト・空気清浄機）がいて、当方使用できませんでした。

ただしベッド横にはテーブルがあり、近くにコンセントもあり、そこでパソコン作業や書き物をすればいいと思いました。

ところで客室のリモコン、筆者の自宅にあるものとほぼ同じでしたので「もしや！」と思ったのですが、案の定AndroidTVでした。

ネット環境下にあればNETFLIXやYouTubeがそのまま楽しめるものです。

NETFLIXを見ようかなとも思いましたが、あいにくID、パスワードを持ち歩いていなかったため、今回は断念しログインなしでも閲覧できるYouTubeを視聴してみました。

ここだけの話ですがテレビはチェックアウトしても情報はリセットされないままと思います。

なぜなら私の前に宿泊したと思われる方がログインしたままになっていたからです。

ホテルでIDを使うにしても必ずログアウトする、忘れそうなら使用は避けたほうが無難です。

トイレ・洗面台

今回トイレ・洗面台、バスルームに分かれ、入口にウォシュレット（壁掛けリモコンタイプ）がありました。

そして洗面台ですが上からタオル、ティッシュ、ハンドソープ、コップ2つ、アメニティセット2人分、下にはドライヤー、トイレットペーパー予備、バスタオルが完備されていました。

用意されていたアメニティは、歯磨きセット、ヘアブラシ、シェーバー、綿棒、あとバスルームにボディタオルが置かれていました。

またホテル客室としてはめずらしく給湯機のリモコンがありました。
オンにしておかないと温水が出ません。

バスルーム

ほぼ家庭にある感じのもので「なるほど。このホテルはリゾート型マンションに近いかも」と思いました。

左側で温度調整、右側でシャワー・蛇口の切り替えをするようになっていました。

シャンプー類はお茶の香りがするタイプのものでした。

眺望

目の前を遮るものが少なく、意外と広々とした景色を楽しめました。

夜景はこんな感じです。

9HOTEL HAKATAがリゾートマンションに近いと思ったもうひとつの理由、それはバルコニーです。

直下階がちょうど出っ張ったお部屋のようで、バルコニーに出ても怖くありませんでした（笑）。

ちなみに全室、同じ方向ですから、どの部屋にあたっても見晴らしはいいはずです。

9HOTEL HAKATAへのアクセス

9HOTEL HAKATAへは3人で乗車なら博多駅博多口側からタクシーがいいと思います。

地下鉄利用なら祇園駅で下車し2番から地上に出ます。

階段を背にそのまま大博通りを直進、セブン-イレブン前を通り、

南日本銀行のある建物を過ぎ、左折。

ほどなくして9HOTEL HAKATAに到着です。

周辺環境

9HOTEL HAKATAはたしかに中洲川端エリアですが地名は冷泉町。

中洲や川端商店街のにぎやかさとは打って変わり夜は静か。
比較的人通りも少なく、交通量もそれほどありません。

ただしホテル周辺には飲食店が点在、また冷泉公園という大きな公園があり、春先は桜も咲き、花を見るために訪れる方も少なくありません。

あと特筆すべきは、ここ一帯は博多山笠でも有名な櫛田神社のお膝元。
チェックアウト日は2月3日で、ちょうど節分大祭があっていました。

また隣接するはかた伝統工芸館にふらっと立ち寄ってみるのもオススメです。

近くのコンビニ

ホテルそばにファミリーマートがあり、大博通りに出ればセブン-イレブン、ローソンもあります。

夕食

近隣の飲食店のほか川端商店街、中洲に繰り出すのもいいでしょう。

そしてこの辺りは気軽に麺類が楽しめるエリアです。

オススメは、福岡ならではのうどんチェーン店ウエスト、一杯290円のラーメン店はかたやも私が知るかぎり昔からありまして、学生時代は「今から、はかラー行かん？」など略して呼んでいました。

博多名物、肉肉うどん、老舗、かろのうろんも人気です。

9HOTEL HAKATAのレビューまとめ・評価

9HOTEL HAKATAは冷泉町にあり中洲で飲んだあと、ほろ酔いなら歩いて帰れる、そんな場所にあります。

桜の季節は冷泉公園、7月前半は山笠のある櫛田神社など、徒歩で観光も楽しめます。

なによりも障子、押し入れと和のテイストがふんだんに取り入れられていて、和風が落ち着く、ビジネスホテルだと堅苦しい、そのような方にはうってつけのホテルとなっていました。