「アパホテル博多東比恵駅前」福岡空港近辺エリア、駅徒歩スグ、周辺環境も充実

東比恵(ひがしひえ)という地名、出張などで福岡空港から博多まで地下鉄でよく出ている方なら、一度は聞いたことがあると思います。

福岡空港、東比恵、博多の順で列車は停車するからです。

多くの方にとって通過駅にすぎなかった東比恵にこのたび、新しくホテルが開業することがわかったため、さっそく予約、宿泊してきました。

チェックインは2月9日、そしてこのホテルが開業したのが2020年2月7日、そうです開業3日目という自分史上、最も新しい状態でホテルに宿泊したことになります。

宿泊したプラン

今回もagoda経由で、スタンダードシングルルームを予約しました。
料金はちょうど合計4,000円（サービス料・税込）でした。※朝食なし

開業3日目にもかかわらずそのお値段で宿泊でき、ラッキーでした。

ちなみにですがチェックインは15:00から、チェックアウトは翌朝11:00となっていました。

チェックアウトはカードを返却するだけでした。

ホテル外観

黒とオレンジを基調とし新築でピカピカでした。
また照明もかなり明るめです。

自動ドアをくぐると正面にエレベーター、左側にTKPカフェテリア、右側にフロントがありました。

フロントで予約している旨と名前を告げ、スタッフからアパホテルの会員かどうか、アプリを持っているかどうかを聞かれましたが、いずれもなしと告げると紙の宿泊名簿へ記入するよう促され、手続きをします。

そしてフロントでカードキーを渡され、エレベーターに。
1階でエレベーターに乗るときは必ずカードキーをかざさないといけません。

そのため部屋を出るときカードキーは（同行者がいても）必携です。

客室階でエレベーターを降りると吹き抜けとなっていました。

館内設備

私が宿泊した5階にはズボンプレッサーが置かれ、2階にはコインランドリーと電子レンジ、アイスディスペンサーが完備されていました。

自動販売機は1階です。

またTKPカフェテリアが1階にあり、こちらで朝食、ランチがいただけます。
赤いロゴが同じでしたから貸会議室のTKPのことではと思いました。

調べてみるとこのホテルはTKPが建てた施設のようです。

同社プレスリリースには、
” 株式会社ティーケーピーは、ホテルの建設を計画している東京外神田、福岡博多・天神の3棟について、アパホテル株式会社とのフランチャイズ契約を締結することに合意 ”

とありました。

そんな新しいアパホテルの客室内にいよいよ潜入です！

客室（部屋）

客室玄関です。
カードキーをかざし、ドアを開け入室します。

お部屋

客室はよくあるビジネスホテルのシングルルームですが、どことなくオシャレです。

玄関を入り右側には、折り畳み製の荷物置きと分別できるゴミ箱が2つ

その上に壁掛けクローゼットがあり、4つのハンガーがあります。

そしてその奥にスリッパ、靴ベラが用意されていました。

お部屋1枚目の写真を見て、お気づきの方も多いと思うのですが今回、実はベッドが若干、高い位置にあるのです。

典型的なホテルですとベッドと床のあいだにこのようなムダに広い空きスペースは見られません。

調べるとこれはベッド下収納のようでここにスーツケースなどを格納してもいいようになっています。

カメラ機材や楽器などを持ち歩く方もこのような客室なら、シングルルームでも置く場所に困りませんね。

枕はひとつ、真ん中がくぼんでいて周囲がかため、おそらくよく考えて設計されたのだろうなと思えるものでした。

また布団は肉厚で、冬の時期でも安心感がありました。

ナイトウェアは浴衣タイプですので、浴衣が苦手な方は自宅からの持参を推奨します。

ベッド横にあるパネルではコンセントはもちろんUSB電源があり、照明、エアコンも操作できました。

エアコンはビルトインタイプでした。

デスク上に電話、電気ケトルなど、引き出しにグラス、紙コップ、お茶、ドライヤーなどが用意されていて、デスク下には冷蔵庫もありました。

イスは背もたれありで座り心地もいいほうでした。

アパホテルではおなじみの社長の本のほか、TKP社長の本も置かれていました。

デスク上にはコンセント2つ、LANケーブルもあり、PC作業も難なくできます。

冷蔵庫はスイッチ操作が必要ですから使用時は必ずオンにしましょう。

大型テレビです。

APAホテルオリジナルのスタート画面（アパデジタルインフォメーション）、そしてリモコンでした。

Wi-FiのIDとパスワードもこちらで確認できます。

テレビの機能で今回、とりわけご紹介しておきたいのは「ミラーリング」です。

お手持ちのスマホやタブレットの画面をこの大型テレビに映し出すことが可能です。

YouTubeなどの動画やゲーム、お手持ちの写真なども楽しめますので、時間があればぜひ試していただければ。

ユニットバス

ドアは電気の点けっぱなしを防げるものでした。

ドアの前にトイレ、真ん中に洗面台、奥に浴槽があり比較的コンパクトな造りです。

ウォシュレットは壁掛けリモコンタイプ。

洗面台は浴槽と共用の蛇口で洗顔フォーム完備。
専用コンセントがあり電気シェーバーが使用できます。

そしてアパホテルオリジナルのシャンプー、コンディショナー、ボディソープです。

アメニティはユニットバスにありましたが多数あり、ベッドに広げて撮影してみました。

歯磨きセット、ヘアブラシ、シェーバー、コットン、キャップ、ボディタオル、ヘアゴム、綿棒が置かれていました。

あとは袋で密閉された紙コップがありました。

そして浴槽です。

アパホテルオリジナル（ECO LINE）のようで個人的にはかたちが気に入りました。

実際、入りやすくて浸かりやすい、そんな設計に感じました。

眺望

今回、残念ながら客室からは素晴らしいと思えるような景色は見られませんでした。

窓はすりガラスで、開閉可能ですが少しだけです。

ただ朝の新鮮なヒヤッとした空気が取り入れられた点はプラスです。

アパホテル博多東比恵駅前へのアクセス

アパホテル博多東比恵駅前へ行くにはとにかく地下鉄「東比恵」駅で降りましょう。

大きなスーツケースをお持ちならエレベーターで地上に上がるとスグ、ホテルが見えます。

またそれほど荷物がなければ4番から出ます。

階段を上がるとスグそこにホテルがあります。

周辺環境

ホテルのある東比恵は天神、中洲、博多エリアとは少し離れた場所にあり、比較的落ち着いたエリアです。

しかし徒歩圏内にスーパーサニー（西友）と飲食店がいくつかあり、買い物、食事に困ることはまずありません。

近くのコンビニ

横断歩道を渡りますが、ホテルから比較的近い場所にセブン-イレブンがあります。

夕食

食事は徒歩圏内にある
・いきなりステーキ
・松屋
・ジョイフル

がオススメで、宿泊日は九州を中心に展開しているリーズナブルなレストラン、ジョイフルでいただきました。

朝食

今回、素泊まりで利用しませんでしたが、営業時間は6:30～9:30で最終入店が9:00、前売り1,200円、当日1,400円でいただけます。

アパホテル博多東比恵駅前のレビューまとめ・評価

客室はよくあるビジネスホテルでしたが、コンビニ、スーパー、飲食店と周辺環境には恵まれており飛行機、新幹線利用どちらにもオススメです。

ベッド下収納は手狭なシングルルームを広く使え最高のアイデアと思いました。

お時間あればスマホのミラーリングにも挑戦してみてください！

アパホテル博多東比恵駅前は、
・福岡空港近くがいい
・なるべく落ち着いたエリアがいい
・駅から極力、歩かないほうがいい
・大きめのスーツケースを持ち歩く
そんな方に向いているホテルといえます。