赤坂の街並みを歩いていると必ず目にする「センチュリオン」ブランドの綺麗な建物のホテルたち。
一度は泊まりたいと思いますよね。
今回は、普段なら人気の「センチュリオン」ホテルがたまたまお得に泊まれる状況になりましたので、中でも「洗濯機、キッチン付き」というちょっとおもしろいコンセプトの「センチュリオンホテルレジデンシャル赤坂」に宿泊してみました。
ビジネスでも遊びでも最高級の立地に加え、一流ビジネスマン御用達の隠れた人気温浴施設まで利用できるこのホテルの魅力をじっくりレポートしていきます!
このレビューの目次
「センチュリオンホテル レジデンシャル赤坂」とは
株式会社 センチュリオンインターナショナルが運営するシティホテル。
同社は2016年の設立より、日本を代表する都市とリゾート地に施設を展開、日本の美を活かしたコンセプトデザインホテルを次々に設立しています。
特に赤坂には、今回紹介する
センチュリオンホテル レジデンシャル赤坂
の他にも、
センチュリオンホテル グランド赤坂、
ザ・センチュリオン クラシック赤坂、
という人気のシティホテルの他、
キャビン・ホステルである、
センチュリオン キャビン&スパ レディース赤坂
さらに温浴施設として、
サウナリゾートオリエンタル
キャビン&スパレディース赤坂
と、この街の要所で洗練されたデザインである同社施設の建物を見ることができます。
宿泊したプラン
今回宿泊したプランですが、記者の事情で急遽前日予約で下記のプランで予約しています。
◆朝食付き◆お仕事も、ご旅行も、一日の始まりは朝ごはんから!≪全室禁煙・赤坂駅徒歩1分≫
価格は9,040円(税込)です。数字だけ見ると「えっお高い…」という感じですが、なにせこちらは天下の「赤坂」の高級シティホテル。
ちなみに事前決済などを使わない場合での楽天トラベル価格調査で「禁煙スーペリアダブル」のここ1ヶ月の予約料金は(1名利用時)税込9,040〜19,700円でした。
すなわち今回は、ほぼ最安値、通常の半値以下で泊まらせていただいた事になります。
賢明な読者ならお気づきの通り、今回(2020年3月2日〜3日)の料金は、特殊な事情でたまたま安くなった訳です。
ホテルも今、大変な時期となっています。
早くこの混乱が収束しますように。
ホテル外観
千代田線赤坂駅、丸ノ内線&銀座線赤坂見附駅から少し歩いたところにホテルはあります。
特に赤坂駅からは徒歩1分。
あの「赤坂サカス」からもすぐという中心地です。
赤坂側からと赤坂見附側からでは正面の風景が異なります。
すぐフロントがあるのは見附側からの入り口ですね。
ホテルの館内設備
ロビー
正面のラウンジにはゆったり座れるソファーと、観光ガイドの小冊子、それと3月という季節柄だと思いますが、絶対に外国人客に大ウケしけそうな「雛人形」が飾ってありました。
他にも、このホテルでは、来訪者のテンションが上がるような面白い企画をやっています。
1.全員にプレゼントの「くじ」
お子様連れのお客さんに嬉しい、大人もちょっと懐かしい、昔駄菓子屋さんで遊んだようなくじを一人1回引くことができます。
2. 日本の伝統「折り紙」
これは外国人も嬉しいですね。
折り方の解説のチラシもついていますので、部屋で遊ぶことができます。
3. おじさんが思わずにんまり♪「クラッシックLPレコード」
往年の洋楽ファンならたまらない、懐かしのレコードが100枚以上置いてありました。
しかも販売もしています。
再生機があり、フロントのお姉さんに「これ聞けるんですか?」と訪ねたところ、リクエストがあればレコードをかけてくれるそうです。
今の子供ならこのレコードプレイヤーを見るときっと驚くでしょうね。
フロントでチェックイン
もう、エントランスから十分楽しませてもらいましたが、とりあえずフロントでチェックイン。
事前にWeb予約をしているので、記帳は「サインをするのみ」という簡略方式。
これもお手軽で嬉しいですね。
キーを受け取り、エレベーターを案内されました。(ちょっと奥側でわかりにくい)エレベータもゴージャスな雰囲気です。
フロントの正面で、係の方がきちんと管理をしているため、特に煩雑なセキュリティもなくそのまま部屋に向かえます。
エレベーターで客室フロアへ
エレベーター近くには豪華なトイレもありました。
客室フロア
客室フロアです。エレベーターホールから廊下も、とにかく至るところがいちいちオシャレ(笑)。
どこを切り取っても絵になりますね。
鍵は普通の施錠鍵。
さっそくあけて中に入ります。
客室
細長く奥行きがかなりあるタイプです。
少し広めの部屋にしたつもりでしたが、廊下は狭い感じです。
都心のマンションを彷彿させます。
しかしながら玄関はゆったり作られているので、大きなキャリーバッグも十分に置けるスペースがあります。
キッチン&ランドリー
まず、いきなり右側手前にあったのはキッチン。
そう、このホテルの特徴のひとつに「乾燥機付き全自動洗濯機」と「キッチン、調理道具、冷蔵庫」が備わった客室があるのです。
これだとコインランドリーに行く手間もなく、連泊時の洗濯がOKなのはとても便利。
それに食器や調理道具は、レンタル1,000円かかりますが、家族やカップルで泊まった時はもちろん、料理好きな方が簡単なクッキングを楽しむことができます。
ベッド
ベッドルームはかなり広くとられています。今回ダブルの部屋だったのですが、ツインの場合ベッドをセパレートして使えるようです。
ベッドそのものは、英国王室御用達の栄誉を授かったというスランバーランド製ベッド。
快適な寝心地です。
枕元にはライトと電源。
寝ながらスマホ充電可能です。
クローゼットはここにあり、ガウンも用意されています。
また、貴重品を入れておける金庫もここにありました。
フロントコールは枕元からちょっと離れた場所(壁)にありました。
テーブル&バルコニー
ベッドルームの奥にテーブル、テレビとバルコニーがありました。
テレビは特に特別な機能はなく、地上波放送と外国人客には嬉しいCNNニュースチャンネルがありました。
バルコニーは、めっちゃテンション上がったのですが、宿泊時雨だったので使えませんでした。残念。
テーブルは大きめで、PC作業と書き物が同時にできるような奥行きがあります。
引き出しの中には携帯電話用のマルチ充電器がありました。
机の下ある、昔のPCっぽいのは、プラズマクラスターの空気清浄機。
この季節、花粉症の人にとってありがたいですね。
Wi-Fiはパスワードなしの無線LANが館内全体で使えます。
速度は不安定でしたが、全般的に15Mbps前後と少し遅めでした。
トイレ&シャワー
白で統一されたオシャレなトイレにバスルーム。
外国人客向けにシャワートイレの使い方の解説もしっかり行っています。
シャワーは、事前に解説をよく読んでおきましょう。
お湯の調整が慣れていない日本人おっさんには難儀でした。
全面からドバーっと出るタイプは使いこなせば気持ちよさそう。。。
アメニティ
歯ブラシ、コップ、ハンドソープの他、髭剃りやタオル、フェイスローションや乳液などの各種アメニティはここに揃っていました。
窓からの景色は
なんせバルコニーですので、開放されたシーズンは相当に景色もよいと思いますが、雨のため開かない窓から赤坂の高層ビルを見るだけでした。
夜になれば、ビルが幻想的に見えます。
これはこれで綺麗でしたね。
晩メシ…客室台所で料理にチャレンジ!!
さて、いつもはここで晩メシガイドを行うのですが、はっきり言って、赤坂で旨い店を紹介する方がヤボってものです。
旨い店だらけですから。
だったら、という訳ではないですが、本記事では、「センチュリオンホテル レジデンシャル赤坂」の特徴である「台所」を活用して「わざわざ赤坂で晩メシを料理してみよう!」という無謀な企画を試みました。
ちなみにオッサンである記者は、申すまでもなく外食&インスタントやコンビニ飯に偏った食生活を営んでおり、料理の腕は自慢じゃないが全くありません(泣)。
まずは、材料調達。
赤坂にもスーパーあるんです。
赤坂駅出口の側に24時間営業のマルエツが!!
こちらで材料を調達。
男料理と言えば、やはり「チャーハン」。
それに、加熱するだけでできる餃子パックとウインナー、野菜が足りないので野菜パックも買ってみました!
トータル費用1,000円ちょっと。
まあ、コスパには少々難がありますが、高級な赤坂メシを食べるよりは安い!と勝手に脳内変換して調理を開始。
お鍋やフライパン、お皿、など最低限の器具は揃っています。
しかしながら記者はなんとIHでの調理経験がなく、途中経過の写真などを撮る精神的な余裕もない状態で奮闘しました(汗)。
なんとか小一時間かけて料理完成。
まあ、できたはできましたが、
ひとりでの利用は、、、あまりオススメしないかも。
家族やカップルでの利用なら、きっと盛り上がりますよ!!
「センチュリオンホテルレジデンシャル赤坂」の朝食は?
朝食はホテル隣、キャビンタワー(別館)1階の「PALLET46」が会場になっています。
7:00-10:00(Lo.9:30)のビュッフェ形式です。
ふだんはインバウンド向けに寿司や韓国料理をふるまうお店です。
店内はオシャレ、かつ各席に携帯充電用コンセントがあるなど、面白い試みが各所に見られます。
お値段(1,000円ちょっと)の割には豪華な内容です。同じ1,000円ちょっと出すにしても昨夜と今朝でこんなに内容が変わるのかと唖然としました(写真で見るとその差歴然)。
やはり料理はひとりでするのはコスパ悪いなあ、と痛感しました。
温浴施設「サウナリゾートオリエンタル」へGO!
「センチュリオンホテル レジデンシャル赤坂」の宿泊客は、男性は「センチュリオンホテル グランド赤坂」の2階にある「サウナリゾートオリエンタル」を、女性は「キャビン&スパレディース赤坂」を1時間無料で利用できます(女性は要予約)。
まずは一旦フロントに行ってチケットを貰います。
チケットを受け取ったらフロント裏側の赤坂駅方面の道路に出て、そのまま右手を真っ直ぐ進みます。
左手にある「センチュリオンホテル グランド赤坂」に入ります。
こちらも綺麗で豪華なシティホテルですね。
フロントに申し出た後、奥のエレベーターまで進み、2階へ。
サウナリゾートオリエンタル入口です。事前にもらった入浴券を渡します。
中は湯量たっぷりのゲルマニウム石のお風呂にサウナ、バリバリ和風なシャワーがありました。
ちなみに女性はこちらの「キャビン&スパレディース赤坂」になります。
赤坂のOLさんなら、疲れた仕事帰りに、ちょっと自分にご褒美で立ち寄りたくなりますね♪
アクセスは赤坂駅から1分「センチュリオンホテルレジデンシャル赤坂」の行き方は…
ホテルには「赤坂駅」「赤坂見附駅」両方使えますが、圧倒的に近いのは千代田線「赤坂駅」からのルートです。
改札をでたら赤坂サカス方面ではなく、2番出口へ。
地上に出たら正面の道を右手に進みます。
交差点を渡り、真っ直ぐ進んで1つ目、「赤坂ラーメン」がある赤坂みすじ通りに入り、少し進みます。
ホテルと、ホテル別館「CABIN TOWER」が見えてきます。
かなりわかりやすいです。
最寄りのコンビニは…
赤坂には当然コンビニが各所にあります。
最も近いのは、赤坂サカス方面に戻る途中にあるセブンイレブンです。
センチュリオンホテルレジデンシャル赤坂のレビューまとめ・評価
赤坂を席巻するセンチュリオンブランドの人気シティホテル。
平時では、ちょっと値段がお高くて、なかなか敷居の高いホテルですが、今回はかなりお安く泊まることができました。
一人の利用者としてはありがたい状況ですが、ホテル業界が直面する危機を思うと、安易にも喜べません。
にこやかに接客対応してくれたホテルスタッフに、心の中で「がんばれ」と思わずにはいられませんでした。
もちろん、衛生面安全面は「センチュリオンホテル」ですので最初から心配していませんでした。
こう書くとブランドを盲信しているように思われるかもしれませんが、実際に建物各所に衛生面の配慮が徹底されていたんです。
今回値段が安くなった件は、それこそたまたまですが、もし閑散期などで安く泊まれるタイミングがありましたら、都内在住の方でも、是非、カップルや家族連れで訪問してみてください。
デザインホテルに温浴施設と、日常をお手軽に「特別な日」にすることが出来ます。
また、ビジホとしても、都心中央の最高のビジネス立地、24時間活用できる施設が多い周辺立地、閑静で居心地のいい室内空間、考えられた作業テーブル、ネット環境など、十分すぎるほど機能します。
接客ももちろんOK。
なにしろ人気のホテルゆえ、コストさえ見合えば是非活用したいところです。
こころなしか少し寂しい赤坂の朝ではありましたが、ともあれ贅沢をさせていただきました。
不要の外出自粛ももちろん大事ですが、満員電車を避けるという意味でも、この機会に衛生対策も信用できるホテルを上手に活用するのも、賢い選択ではないかと思うのです。
センチュリオンホテルレジデンシャル赤坂の情報
ホテル名 | センチュリオンホテルレジデンシャル赤坂 |
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所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂3丁目12番3号 |
電話番号 | 03-6229-6336 |
アクセス | 赤坂駅1番出口徒歩1分 赤坂見附駅10番出口徒歩3分 |
駐車場 | 無し |
URL | https://www.centurion-hotel.com/residential/ |
宿泊したプラン / 部屋
宿泊日 | 2020年3月2日(月) |
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プラン | ◆朝食付き◆お仕事も、ご旅行も、一日の始まりは朝ごはんから!≪全室禁煙・赤坂駅徒歩1分≫ |
料金(税込) | 9,040円 ※料金は同じプランでも曜日や空室状況によって異なります |