「ホテルグランセレッソ鹿児島」大浴場にフィットネスルームも完備、鹿児島一の繁華街”天文館”すぐ近くで便利

今回は出張で昼は鹿児島中央駅付近で仕事、夜は鹿児島の繁華街として名高い天文館で食事ということで、鹿児島市の中央、鹿児島中央駅と天文館の中間に位置する「ホテルグランセレッソ鹿児島」に宿泊しました。

ホテルグランセレッソ鹿児島とは

2017年4月にオープンしたホテルで、鹿児島では珍しく、フィットネスジムと人口大浴場（どちらも宿泊者無料）があります。

立地も鹿児島中央駅からホテルの目の前にある路面電車「高田馬場電停」まで3駅、徒歩でも15分程度、鹿児島一の繁華街、天文館はホテルから徒歩1～２分程度と大変利便性が良いです。

天文館には食事処からカフェ、バーなどあらゆる店舗が集まっています。
ホテルの立地は天文館の中心からわずかに外れているため、夜は静かに過ごすことができます。

宿泊したプラン

今回は楽天トラベルで1週間前に予約しました。
今回の宿泊日は水曜日なので価格は安めです。

「早割朝食付き」プラン、禁煙デラックスシングルの部屋を1名で、料金は税込7,100円のところ、クーポン使用で税込6,900円でした。

駐車料金は+1,000円で、合計は税込7,900円です。

なお平日では1名利用で素泊まりなら7,000円程度、朝食込でも9,000円程度で宿泊できるようです。

ちなみにシングルルームはデラックスシングルルームのみになっており、バス付かシャワーブースタイプかを選択する形になります。
今回はバス付を選択しました。

チェックアウトも11時なので朝もゆっくりと過ごせます。

ホテルグランセレッソ鹿児島の外観

ホテルの外観は灰色とダークブラウンを基調にしたシックなデザインです。

入り口を入ってすぐのエレベータの横には、滝をモチーフにしたオブジェがあり、高級感があります。

1階は駐車場とエレベータになっており、フロントは2階にあります。
エレベータは2基、駐車場には2台分のEV stationも設置されています。

ホテルの館内設備

フロント・ロビー

フロント＆ロビーは、正方形に広くスペースを取っており、開放感があります。

また、木を基調にしたデザインと飾られた絵画があるロビーは、通常のビジネスホテルに比べ、高級感あふれる雰囲気を醸し出しています。

また、このホテルは全室禁煙になっていますが、2階ロビーには喫煙室も設けられています。

チェックインはフロントでサインと支払いのみ、その際に部屋のカードキー（部屋番号は記載されていないので注意）、ホテルの施設利用に関する説明とウェルカムドリンク用のコイン（1枚）がもらえます。

ウェルカムドリンクはフロント後方にある自動販売機にコインを入れて選択するタイプです。

特に決められた時間はないので、飲みたい時に飲むことができます。

自動販売機やコインランドリーは少な目

自動販売機とコインランドリーはフロントのある2階にあります。

製氷機は2階・11階・12階にありますが入れ物はおいていないため、部屋からアイスペールを持っていく必要があります。

コインランドリーは洗濯機、乾燥機共に1台のみです。洗剤はフロントでもらえます（無料）。

エレベータ

客室階層に関しては、エレベータはカードキーをかざすタイプとなっているため、セキュリティの点でも安心です。

客室階廊下

客室廊下も白とブラウンを基調としたデザインに、自然光タイプのライト、絵画が設置されており、高級感あふれる落ち着いた雰囲気になっています。

到着後～チェックアウトまで、他の部屋からの音は廊下に漏れていませんでした。

客室

扉もブラウン、キータッチセンサー部も長方形でスタイリッシュです。
カードキーをタッチすると開錠されます。

入口通路部分には、左右にバスルームとトイレ、クローゼットが、部屋に入ってすぐ左に空調のスイッチがあります。

空調は天井埋め込みタイプになっています。白とブラウン、グレーを基調にしたデザインで清潔感があり、シックな雰囲気の室内です。

デスクの作業スペースはかなり広く、ゆとりがあります。
コンセントも2基備え付けられており、

デスク上でノートPCの充電とスマホの充電などを同時に行うことも可能です。

また、32インチのテレビはベッド足元の方向にあるため、ベッドでもたれかかりながらテレビを見ることができます。
電源は入ったままになっており、ホテルの案内がトップ画面に設定されています。

デスク下には冷蔵庫、空気清浄機、ポット、アイスペール、コップ、ティーバッグ（煎茶とほうじ茶）、ペットボトルのミネラルウォーターが備え付けられています。

コップも紙コップではなく大き目のマグカップでした。
冷蔵庫の電源は最初からONになっていました。

また、デスクのすぐ横には、バスルームと独立して、洗面台が設置されていました。

洗面台の上にはゴミ入れ、コップ、髭剃り、綿棒、歯ブラシ、ヘアブラシ、ハンドソープが、洗面台の下にタオルとバスタオル、ドライヤーが収納されていました。

洗面台の横にも、コンセントが3基設置されています。

タオル生地は柔らかめで、吸水性も抜群でした。
大浴場にはタオルが置かれていないため、部屋からタオルを持っていく必要があります。

ベッドは普通～少し硬め、掛布団は軽く、枕は2つあり、柔らかめのものと少し硬めのものが用意されていました。

生地の肌触りも良く、寝心地はすごく良かったです。

また、枕元には室内ライトのスイッチとコンセント2基、目覚まし時計が置かれた小さな作業台もあるため、ベッド上で充電しながらの作業もできます。

Wi-Fi

全室Wi-Fi完備です。
フロントで渡される館内案内の紙にWi-Fi番号（SSID）とパスワードの記載があります。

有線LANはありませんでした。

バスルーム・トイレ・クローゼット

入口ドア付近にトイレ・バスルーム・クローゼットがあり、それぞれ独立しています。

バスルームは下手なマンションより広々としており、洗い場と湯船も分かれているので、ゆったりと入浴できます。

シャワーの水圧は少し強めです。

アメニティはホテル向けに開発された自然派バスアメニティPROVINSCIA(プロバンシア)でした。

シャンプーとコンディショナーはラベンダーの香り、ボディソープはアーモンドの香りです。

どれも香りは強すぎず、泡立ちも良く、洗い上りもさっぱりします。

ウォッシュレットが完備されたトイレはバスルームの向かい、クローゼットの横にあります。

バスルームと独立しているため、ユニットバスと違い、入浴後でも湿気を気にしないで良いのはありがたいです。

クローゼットには、ハンガーが5つ、消臭剤、靴ベラ、靴ブラシ、館内着が置いてあります。

館内着は上下セパレートのフリーサイズで生地の肌触りも良く、着心地は抜群でした。

ただ、注意点として、館内着では朝食会場には行けません。

窓の外の眺望は？

部屋の中央に大きな窓が一つありますが、カギは常にロックされており、開けることはできません。

今回はあいにくの雨でしたが、宿泊した部屋は高層階かつ周りに遮蔽物がないため、窓からは景色が一望できます。

フィットネスルーム

ホテルグランセレッソ鹿児島は、鹿児島では珍しくフィットネスルームを完備しています。

シューズやウェアに関しては持参する必要がありますが、宿泊者は無料で利用できます。

フィットネスルームの利用可能時間は5：30～9:00、15:00～23：30です。

今回は夜も遅く、朝も早かったため、フィットネスルームの利用は見合わせましたが一通りの器具はそろっていました。

ホテルグランセレッソ鹿児島の大浴場

画像出展: https://grancerezo.com/guide/#guide-spa

画像は公式サイトから引用しています。

大浴場には、タオル類などはおいていないため、部屋から持参する必要があります。

大浴場に関しては、利用可能時間は5：30～9:00、15:00～23：30と少し終了が早いでため、今回は朝に利用しました。

洗い場は十分な数とスペースを確保しており、シャワーの強さも申し分なしです。
人口大浴場は炭酸泉で体がホカホカ、芯まであたたまりました。

また女性大浴場にはミストサウナもあるようです。

タオル類はフロントでまたもらえるため、こちらの脱衣所の回収かごに入れても問題なしです。

部屋でタオルを使用していた場合はフロントで新しくもらってから行きましょう。
私も深夜は部屋のバスルームを利用し、大浴場は朝方に利用したのでこのパターンでした。

最上階レストラン「薩摩彩膳 きずな」での朝食

朝食は最上階13階レストランの「薩摩彩膳 きずな」でビュッフェ形式になります。
営業時間も6:30～10:00と早めに営業開始しています。

名物の鶏飯や、さつま揚げ、きびなご、豚と野菜のしゃぶしゃぶなどの郷土料理も豊富に取り揃えています。

特に鶏飯はさらっと食べることができますので、飲みすぎた次の日の朝食にもおすすめです。

今回は郷土料理を中心に、サラダ、デザートをいただきましたが、パンやコーンフレーク、ヨーグルト、スクランブルエッグ、シュウマイなど、他にもバライティ豊かに取り揃えられていましたので、時間に余裕のある方は是非一度、お試しください。

ホテルグランセレッソへ鹿児島のアクセス

ホテルの目の前には路面電車「高田馬場電停」が見えます。

新幹線で鹿児島に来られる方は、鹿児島中央駅を利用することになりますが、路面電車「鹿児島中央駅」からホテルの間の前の「高田馬場電停」まで3駅、徒歩でも15分程度です。

車で来られる方は鹿児島北インターから車で15分程度の所要時間となります。

晩御飯はどうする？

ホテル周辺には多くの飲食店がありますが、今回の夕食は天文館にある「薩摩の宝船」でいただきました。

ホテルからは徒歩で3～4分程度の所にあります。

愛想のよい店員さんにおすすめされたさつま鶏の盛り合わせを頂きました。

この他にも焼き鳥の盛り合わせ、カキフライやイカ焼き、大根の揚げ物など頂きましたが、どれも素晴らしくおいしかったです。

またこちらの店では、珍しい日本酒やプレミアム焼酎が低価格で味わえます。
参考程度ですがプレミアム焼酎の村尾が1杯570円程度でした。

周辺環境

ホテルから裏手の方向へ徒歩1～2分程度歩くと、鹿児島一の繁華街「天文館」があります。

鹿児島中央駅の方向へ徒歩10分程度で鹿児島の郷土料理と雰囲気を楽しめる「かごっまふるさと屋台村」や歴史好きにはたまらない歴史散策スポット「歴史ロード・維新ふるさとの道」があります。

さらにそのまま5分ほど歩くと鹿児島中央駅直結の「アミュプラザ鹿児島」があります。

近くのコンビニは？

ホテルグランセレッソのちょうど裏手、徒歩1分の所にファミリーマートがあります。

そのほかにもホテル目の前の道路を渡った所と、ホテルから北方向直ぐの大通りにも同じくファミリーマートがあります。

ホテルグランセレッソ鹿児島のレビューまとめ・評価

ホテルグランセレッソ鹿児島は、鹿児島市の中心部に位置し、電車でも車でもアクセスが良好。

フィットネスルームや、大浴場など、充実したホテル設備に、セパレートのバスルームとトイレが魅力的でした。

「ホテルグランセレッソ鹿児島」は、出張や観光、深夜まで飲み歩きたい人や、ゆっくりとホテルで過ごしたい方など、すべての方におすすめできるホテルです。