「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」九州1位の朝食、桜島を見渡せる露天風呂！

今回は出張により鹿児島市内へ。

夜は鹿児島中央駅で食事ですが、平日で価格が安くなっていたため、せっかくの機会なので、景観と朝食が有名な老舗ホテルSHIROYAMA HOTEL kagoshima(城山ホテル鹿児島)へ宿泊しました。

SHIROYAMA HOTEL kagoshima(城山ホテル鹿児島)とは

創業70年、ホテル開業55年を超える鹿児島の誇る老舗高級ホテルで、実はオークラ系列（one harmony）にも所属しています。
以前は「城山観光ホテル」という名称でしたが、2018年に今の屋号に変わりました。

地元の特色、城山の高台という立地を十全に生かしたホテルで、桜島を一望できる露天風呂（宿泊者無料）やホテル地下に城山ブルワリーというビールの醸造所も備えています。

利便性の面では他のホテルに劣りますが、ホテル内には多くのレストラン、店舗、コンビニを備えており、一日中いても飽きないホテルです。

朝食ビュッフェも美味しいことで有名で、トリップアドバイザーの「朝食のおいしいホテルランキング」では全国で上位常連、九州では1位を5年連続受賞しています。

また、宿泊者は希望すればフロントで桜島の写真も無料でもらうことができるなどサービス面もしています。

ホテルは高台にあり、繁華街から外れているため、夜は静かに過ごすことができ、鹿児島の街を一望できる夜景も必見です。

宿泊したプラン

楽天トラベルで一週間前に予約しました。
今回の宿泊日は木曜日なので価格は安めです。

今回宿泊した部屋は
「【期間限定】ウィンタースペシャルステイ－食事なし－ [禁煙] シングル眺望無し【17平米】」
の部屋で、料金は税込10,340円です。

これに楽天クーポン500円引き、入湯料金150円となり合計9,990円で宿泊できました。

朝食に関しては、私はオークラ系列のone harmony会員でしたので、ポイント（1800ポイント）で朝食をつけました。

なお参考程度になりますが、眺望無しの部屋でしたら平日では1名利用で素泊まりなら10,000円程度、朝食込なら13,000円程度、休日でも1名利用で素泊まりなら13,000円程度、朝食込なら15,000円程度で宿泊できます。

客室の種類ですが19タイプあるため、色々なケースに対応できるホテルです。

現在ホテルの耐震工事中のため、チェックアウトは通常11:00ですが10:00に変更されていました。
そのお詫びとして、チェックイン時に、知覧茶どら焼きを頂きました。

知覧茶の風味と生地と餡の甘さが絶妙にマッチして、とてもおいしかったです。

SHIROYAMA HOTEL kagoshimaの外観

ホテルの外観はブラウンを基調にしており、客室以外の壁は景色を見ることができるように大半がガラス張りとなっています。

駐車場は地下駐車場、西側駐車場がレストラン、宴会会場利用者用に、ホテル東側駐車場が宿泊者用になっています。

入口も2か所あり、西側入り口（朝に撮影）はコンビニやショップがある１階に、東側入口（夜ホテル到着時に撮影）はフロントがある4階に直接つながっています。

館内設備

仮設フロント

ホテルは現在耐震工事(2020年2月時点)のため、宴会場を仮設フロントとして運用しています。

仮設とはいえ背後はガラス張りの壁に、ウッドを基調としたシンプルかつシックなデザインは、通常のビジネスホテルに比べ、開放感と高級感のある雰囲気を醸し出しています。

チェックインはフロントで名前、住所、電話番号の記入と支払いを行ないます。

One harmony会員なら名前だけ記入すればOKです。
その際に部屋番号が記載されたキー、ホテルの施設利用の説明とホテルの館内図がもらえます。

ATMはあるが自動販売機やコインランドリーはないのでご注意!!

館内にはATMはありますが、自動販売機、コインランドリーはないので注意が必要です。

必要なものはホテル内コンビニで、急ぎの洗濯はフロントにクリーニングを頼みましょう。

電子レンジはコンビニに備え付けられていますので、必要ならそちらを使いましょう。

ATMは仮設フロント（従来は宴会場）のすぐ目の前にあります。

インターネット、オフィスソフトやプリンターも使えるPCサービスと喫煙所は4階、東側正面玄関を入ってすぐの所にあります。

本来はフロントとロビーも東側正面玄関を入ってすぐの所にあるのですが、改装中のため現在はATM付近にある宴会場を仮設フロントにしています。

参考までに本来のフロントとロビーの画像です。
フロント画像はホテル公式HPからの引用です。

工事中なので雰囲気は変わるかもしれません。

エレベータ

エレベータはフロントエレベータ2基、中央エレベータ2基、バンケットエレベータ3基があります。

どれを使えばいいかわからない時はとりあえず中央エレベータを使えばすべての階に泊まりますので、迷ったときは中央エレベータを使いましょう。

他のエレベータは止まらない階がありますので、注意が必要です。

客室廊下

客室廊下は白を基調にした壁と客室ドアに、濃い青と水色のデザインのカーペット、白色光タイプのライトが明るく廊下を照らし、青い海と白い雲など自然を感じさせる雰囲気になっています。

他の部屋から廊下や客室内に音漏れはありませんでしたので、防音もしっかりしているようです。

客室

扉は白です。廊下や壁とマッチして統一感と明るさ、清潔感を感じさせます。
通常のドアのカギと同じようにキーを差し込み、回して開錠します。

客室全体の雰囲気は？

入口を入ると左にはクローゼットとユニットバス、大きな鏡と空気清浄機が置いてあります。

室内空調のスイッチはユニットバスの電気のスイッチの上にあります。
空調は天井埋め込みタイプでした。

部屋の照明は少し暗めの白色光で、白とブラウンを基調に落ち着いた雰囲気のデザインになっています。

面白いのは、なぜかユニットバスの部屋側の壁がガラス張りになっているところですね。

ベッドと部屋着

ベッドの上には上下セパレートタイプのアジアンテイストなデザインの部屋着（フリーサイズ）が置かれていました。
子供サイズ（100cm、120cm）、大人S、Lサイズもフロントに置いてあるので、必要ならフロントに言いましょう。

部屋着の生地は少し硬めです。
あと、私が太っているからかもしれませんが、ズボンのゴムも少しきつめでした。

大浴場には部屋着でもOKとのことですが、それ以外は行けませんので注意が必要です。

ベッドの硬さは少し柔らかめ、掛布団は少し軽めでした。

枕は普通～やや柔らかい物が二つ置かれていました。
希望すればフロントで、そばがら枕を借りることもできます。

枕元にはコンセント2基とUSBポートがあります。

デスク・棚・テレビ

折鶴、ティッシュ、照明が置かれているデスクは15.6インチPCでの作業も十分可能な広さです。

電源はデスク横の壁に2つありますが、1つはデスクライトの電源に使われています。

また、中央が開く仕組みになっており、開くと鏡になっています。
中には丸鏡とパンフレットなどが入っていました。

デスク右側の壁にも鏡が備え付けられていますので、色々な角度から身だしなみが整えられます。

テレビは壁掛けタイプで、電源を入れるとホテルの案内がトップ画面になるよう設定されています。

ホテル案内には貸し出し備品、ホテル内レストランやショップ、城山ブルワリーなどの情報もありますので、気になる方はこちらで検索することをおすすめします。

棚上には湯沸かしポット、館内コンビニ案内、目覚まし時計、電話、テレビのリモコン、ペットボトルの水が置いてありました。

棚の右側にはコンセント2基と有線LANポートジャックが備え付けられていますので、無線非対応ノートPCでもインターネット利用可能です。

棚下は冷蔵庫、セキュリティボックス、ドライヤー、湯飲み、コップ類、ティーバッグが備え付けられています。

冷蔵庫の電源は最初からONになっていました。

お茶セットは湯飲み、湯飲みコップ、コーヒーカップ、グラスが用意されてあり、飲み物に関してもコーヒー、紅茶、緑茶、烏龍茶、ほうじ茶と一通りそろっていました。

この辺りのアメニティの充実度は、さすがですね。

クローゼット

洋服掛けは入口を入ってすぐ左にあります。洋服掛けにはハンガー3つと消臭剤（消臭剤は無香タイプ）、その下には靴ベラ、靴ブラシ、スリッパ、ズボンプレッサーがあります。

その上には枕？クッション？が2つ置かれていました。
硬さは柔らかかったです。

ユニットバスルーム・洗面台

ユニットバスルームは入口入ってすぐ左にあります。

バスルームを入って左から順にトイレ、洗面台、ユニットバスになります。
ユニットバスタイプですが、全体的に広さにゆとりがあり、ゆったりと使えました。

トイレはウォッシュレットタイプで最初からタオル掛けにタオルとハンドタオルがセットされています。
バスタオルは上に置かれています。

タオル生地は柔らかく肌触りがとてもよかったです。

洗面台の上にはティッシュ、ハンドソープ、ガラスコップ、髭剃り、綿棒、コットン、ボディタオル、歯ブラシ、ヘアブラシ、ヘアキャップ、ヘアバンド、ヘアクリップ、固形石鹸が置いてありました。

コンセントも1基設置されています。
電動髭剃りや、ドライヤーに使えますね。

バスアメニティはホテル向けの自然派バスアメニティPROVINSCIAでした。
やはり高級路線のホテルはPROVINSCIAを置いているところが多いですね。

シャンプーとコンディショナーはラベンダーの香り、ボディソープはアーモンドの香りです。
どれも香りは強すぎず、泡立ちも良く、洗い上りもさっぱりします。

Wi-Fi

全室Wi-Fi完備です。

テレビの館内案内、もしくはデスクの上にWi-Fi番号（SSID）とパスワードの記載があります。
有線LANもありますが、部屋内にLANケーブルは見当たりませんでした。

窓外観、窓からの展望

部屋に大きな窓が一つありますが、今回は展望なしの部屋を予約したからか、窓自体を開けることはできませんでした。

部屋から景色を見られない代わりに値段が安いということですね。
部屋から景色が見たい方は予約時の部屋選択には気をつけましょう。

大浴場

大浴場は3階にあります。
大浴場に向かう通路の時点で撮影機器持ち込み禁止となっていましたので、画像は公式サイトから引用しています。

大浴場には、タオル類一式が置かれていますので、部屋から持参する必要はありません。

利用可能時間は
【4月～9月末】5：30～24：00
【10月～3月末】6：00～24：00
※受付終了は23:30、11:00～13:00の間は清掃の為クローズとなっています。

洗い場は十分な数とスペースを確保しており、シャワーの強さも申し分なしです。

大浴場の湯は弱アルカリ性で、わずかにぬるっとしていました。
サウナは低温サウナなので、息苦しくなく、無理なくゆったりと入れました。

今回は朝に利用したのですが、露天風呂から見る朝日を背にした桜島は圧巻です。

皆様も訪れた際はぜひとも露天風呂からの展望を楽しんでいただきたいです。

「宴会場レインボー」での朝食ビュッフェ

SHIROYAMA HOTEL kagoshimaはホテルの朝食ランキングで常に上位に入る評判の朝食ビュッフェです。

営業時間も6:30～10:00（最終入店9:30）と長めの営業時間もありがたいですね。

朝食券を入り口で渡して席に案内してもらいます。

パン系だけでも種類が多く、知覧茶やたんかんのジャム、さつま汁などの郷土料理、刺身でも茶漬けでも食べることができる朝締めの鯛、海鮮のパイ包みなど地元の食材をふんだんに使ったメニューがバライティ豊かに取り揃えているため、色々な味を楽しむことができます。

また、目の前で調理してくれる甘めの卵焼きや4種の具材を選べるとろっとしたオムレツもいただきましたがおいしかったです。

今回はさつま揚げや海鮮パイ包み、鯛茶漬けやオムレツ、知覧茶ジャムなど名物と珍しいものを中心にいただきました。

デザートもイチゴやたんかんなどのフルーツや、ヨーグルトなど、多く取り揃えられており、朝食会場からの景色も大変素晴らしいので、時間に余裕のある方は是非一度、お試しください。

SHIROYAMA HOTEL kagoshimaへのアクセス

ホテル ⇒ 鹿児島中央駅 ⇒ 天文館 ⇒ 旭通りを巡回するシャトルバスがありますので、自家用車以外で来られる方はこれを使いましょう。

九州自動車道鹿児島北インターより国道3号線経由で10分程度の所要時間となります。

鹿児島一の繁華街、天文館へは徒歩で20分程ですが、坂道が急なので体力に自信のある方以外はおすすめしません。

晩御飯はどうする？

ホテル周辺には飲食店がないため、複数あるホテル内のレストランを利用するか、シャトルバスに乗って鹿児島中央駅付近か天文館まで行ってから食事をすることになります。

今回の夕食は鹿児島中央駅付近にある「くいもん家しげぞう」でいただきました。

こちらでは鹿児島の地鶏や黒豚などを使ったメニューなどが堪能できます。

今回は仕事仲間と一緒に店の方おすすめの地鶏系と黒豚系のメニューを中心に頂きました。

素材の味がしっかりしていて、とてもおいしかったです。

周辺環境

ホテルから徒歩20分程度歩くと、照国神社、展望台、中央公園、西郷隆盛像があります。

食事や買い物は鹿児島市一の繁華街である天文館や鹿児島中央駅にあるアミュプラザなどがおすすめですが、天文館には徒歩で行くと20分、鹿児島中央駅は30分程度かかりますので、ホテルの巡回シャトルバス（ホテルを毎時25分、55分発）を利用するのが無難です。

近くのコンビニは？

ホテル西側入り口を入ってすぐのところに高級感あふれる雰囲気のファミリーマートがありますが、営業時間は7:30〜24:00なので注意が必要です。

ホテルの周辺にはコンビニはありません。

SHIROYAMA HOTEL kagoshimaのレビューまとめ・評価

SHIROYAMA HOTEL kagoshimaは、桜島や鹿児島の街並みを一望できる立地が魅力的でした。特に露天風呂に浸かりながら見る明け方の太陽を背負った桜島は圧巻でした。

また、駐車場代が無料なので、市内の他の大浴場付きホテルと比べても、同等程度の料金で宿泊できます。

「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」は、景観やサービス、施設設備、店舗も充実しているため、贅沢な気分に浸りながら、ゆっくりとホテルで過ごしたい方には、特におすすめできるホテルです。