福岡県には福岡市とは別にもうひとつ、政令指定都市があります。
それは北九州市で、その中心地が今回ご紹介いたしますホテルがある小倉です。
小倉は本州方面からの新幹線が九州に入っていちばん最初に停まる大きな駅「JR小倉駅」もあり、ここからモノレールやバスも出ていて、北九州市内はもちろん各地へとアクセスできます。
大きな駅ビル、そして駅前にはアーケード街が。
テナントや飲食店が多数あり、昼夜にぎわっています。
そんな小倉駅に隣接するJR九州ホテル小倉。
ただしホテルはにぎやかなエリアとは逆方向の北口前の閑静な場所にあり、ビジネスホテルがいくつも建っているようなところにあります。
駅チカでなによりもJR九州の名を冠したホテルですから、ブランドネームで予約時も安心でした。
このレビューの目次
宿泊したプラン
agodaという仲介サイトで、スタンダードシングルルーム(禁煙)朝食無料を予約しました。
料金は5,500円でしたが、アゴダコイン105円分が差し引かれ合計5,395円(サービス料・税込)でした。
金曜日の宿泊は基本的に高いと思うのですが、本当にこのお値段でした。
ホテル外観とロビー
JR九州ホテル小倉は、全体的に明るめの外壁で2階部分までは濃いグレー、入口だけを見ると明るく一見、オフィスビルのような感じです。
入口に入るとスグにフロントがあり、スタッフが立っているのが見え、そのままチェックインの手続きをします。
フロントスタッフに名前を告げ、端末で予約状況を見ていただき、確認がとれたため宿泊者名簿に名前などを記入します。
今回受け取った鍵は、カードではなく普通のキーでした。
エレベーターは2基、どちらも角型のクッション厚のスツールがひとつ置かれてあり、座って客室階まで移動できました。
旅の疲れへの配慮でしょう。
館内設備
2階には
・アイスディスペンサー
・ジュース自動販売機
・コインランドリー
8階には
・アイスディスペンサー
・ジュース自動販売機
・アルコール自動販売機
・電子レンジ
がありました。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/6-687x515.jpeg)
また客室階(4階)のエレベーターホールには、ズボンプレッサーなどがありました。
![ズボンプレッサー](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/7-1-687x515.jpeg)
1階にはロビーらしきものはありませんでしたが、貸出用のパソコンとプリンタ、フロント前、パテーションの裏に長いカウンターテーブルとイスがあり、外を見ながら作業をしたり、同行者と待ち合わせしたりできるようになっていました。
客室(部屋)
客室前です。
キーを差し込み、ドアを開け入室します。
![客室扉](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/8-1-687x515.jpeg)
ドアのところにオープンクローゼットと棚があり、ハンガーが3本、用意されていました。
![オープンクローゼット](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/9-1-773x512.jpg)
その下にはペーパー、リフレッシャー、靴ベラ、使い捨てスリッパ、折り畳み製荷物置きがありました。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/10-1-773x512.jpg)
ユニットバス
トイレが手前にあり、中ほどに洗面台、奥にバスタブ、手すりもありました。
![ユニットバス](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/11-1-773x512.jpg)
壁掛けリモコン型ウォシュレットはTOTO製、実はTOTOの本社はここ北九州市にあり、お膝元でもあるのです。
![リモコン型ウォシュレット](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/12-2-773x512.jpg)
洗面台右にはコップとアメニティ、ドライヤーがあります。
アメニティは歯みがきセットのほかヘアブラシ、シェーバー(クリーム)、綿棒、メイク落としも用意されてありました。
![アメニティ](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/13-2-773x512.jpg)
洗面台ですが、蛇口は昔ながらのお湯・水をそれぞれひねって出して温度調整するものでした。
![洗面台](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/14-2-773x512.jpg)
上にはバスタオルと壁にタオル・洗体用のタオルが1枚ずつ用意されていました。
![バスタオル、タオル、洗体用のタオル](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/15-2-773x512.jpg)
シャンプーなどはホテルブランドロゴ入りで、お茶の香りがするものでした。
![シャンプーなど](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/16-2-773x512.jpg)
お部屋
一般的なビジネスホテルのシングルルームでしたが、個人的には窓の木製ブラインドがとても気に入りました。
![客室](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/17-2-773x512.jpg)
シングルベッドでサイドテーブルつき、個人的に掛け布団は若干うすめに感じました。
枕はひとつのみ。
![シングルベッド](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/18-2-773x512.jpg)
サイドテーブル上には目覚まし時計、照明ボタン、コンセントもありました。
![サイドテーブル上](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/19-2-773x512.jpg)
ナイトウェアは浴衣タイプで、寝相が悪い、はだけやすい方はスウェット上下などを持参されたほうがいいです。
![ナイトウェア](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/20-2-773x512.jpg)
テーブルです。
奥に電話、メモ、ペン、Wi-Fiのパスワードが記されたプレートが置かれ、コンセントも2つあります。
パソコンなども置け、テレビリモコンなどを移動させれば、十分なスペースがありました。
イスは木枠のシンプルな背もたれ付きです。
![テーブル](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/21-2-773x512.jpg)
テーブルそばの棚に電気ケトル、マグカップ、お茶が置かれていました。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/22-2-773x512.jpg)
またテーブルの下に冷蔵庫もありました。
![テーブルの下に冷蔵庫](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/23-2-773x512.jpg)
テレビは壁掛けで可動式、見やすい角度に左右、調整できました。
![壁掛けテレビ](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/24-3-773x512.jpg)
そしてエアコンは据え付けタイプでした。
![エアコン](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/25-2-773x512.jpg)
眺望
この日は早めにチェックインできたため明るいうちに写真を撮影しました。
右側は小倉駅で上の部分は、新幹線ホームのようでした。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/26-2-773x512.jpg)
今回4階でしたので、隣接するビルが手前にありましたが、基本的にどこのお部屋も見上げると見晴らしはいいほうではないかと思いました。
![窓の外の眺望](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/27-2-773x512.jpg)
JR九州ホテル小倉の朝食
おにぎりやパンに、和洋のおかずが選べ、デザートも飲み物(オレンジジュースやコーヒーなど)も付いて無料でした。
あらためて公式ホームページで確認すると、1階にあるJ’s Caféは38席あり、営業時間は朝食7:00~9:00となっていました。
チェックアウトは10:00でしたので、ゆっくりできる方は朝食を食べてから旅支度、片づけをして部屋を後にするのがいいと感じました。
![朝食](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/36-687x515.jpeg)
JR九州ホテル小倉へのアクセス
JR九州ホテル小倉は北口前にあり、わかりやすくいえばバスセンターやアーケード街などがある南口とは反対側に位置します。
![小倉駅北口](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/28-687x515.jpeg)
北口を出て左折し、エスカレーターで地上に降ります。
画像左側奥にもうホテルの建物が見えてしまっていますが…
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/29-687x515.jpeg)
まっすぐ少し進めば到着です。
試しに外出時、ホテル入口からエスカレーターを昇り終えるまで計測してみると、2分18秒68でした。
![](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/30-574x515.png)
周辺環境
小倉駅構内にはAMUプラザや北口側に小倉エキナカひまわりプラザがあり、
北口前には若者向けのポップカルチャー施設「あるあるCity」が、そこに家電量販店のベスト電器小倉本店などが入居しています。
また南口前には、いわゆるアーケード街の
・魚町銀天街(日本初のアーケード商店街)
・京町銀天街
があり、飲食店のほかバラエティに富んだ店舗が多数、軒を連ねています。
また小倉駅前アイムという商業施設もあり
・ロフト
・無印良品
・ホークスストア
などが入っています。
もっと足を伸ばせば小倉井筒屋、リバーウォーク北九州、小倉城などがある勝山公園など観光スポットも。
春~秋にかけ好天日の散策が、とても楽しいのです。
近くのコンビニ
ひまわりプラザ内にセブン-イレブン(24時間ではない)、北口付近にファミリーマート、少し離れますがローソンもあります。
夕食
同じくひまわりプラザ内には飲食店があり、「小倉鉄なべ(ぎょうざ)」や「想夫恋(そうふれん 焼きそば 本店は大分県)」は今のところ博多、天神では、まずお目にかかれません。
![ひまわりプラザ内の飲食店](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/33-687x515.jpeg)
北九州といえばやはり「資(すけ)さんうどん」で、創業40年超の老舗です。
魚町にある同店は24時間営業で、うどんのほかおでん、お酒も楽しめます。
![資さんうどん](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/34-687x515.jpeg)
その日は肉うどんと名物のぼた餅を。
うどんは細(さい)めんをチョイス。
久しぶりでしたが私が行くとき、このお店はいつもお客さんでにぎわっています。
![肉うどんと名物のぼた餅](https://biziho.jp/wp-content/uploads/2020/01/35-687x515.jpeg)
JR九州ホテル小倉のレビューまとめ・評価
JR九州ホテル小倉は、駅からほとんど歩かなくていいという立地で、かなり最高でした。
また少し足を伸ばせば飲食店、コンビニ、ショップなどがありますので、とても便利です。
今度は春~秋の散策日和に泊まれたら、小倉城などに足を運びたいと思いました。
JR九州ホテル小倉の情報
ホテル名 | JR九州ホテル小倉 |
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所在地 | 〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野1丁目3-6 |
電話番号 | 093-522-8800 |
アクセス | JR小倉駅新幹線口(北口)から徒歩2分 |
駐車場 | 17台収容(先着順・予約不可) 1泊800円(12:00~翌12:00) 時間外は100円/1h |
URL | https://www.jrk-hotels.co.jp/Kokura/ |
宿泊したプラン / 部屋
宿泊日 | 2020年1月17日(金) |
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プラン | スタンダードシングルルーム(禁煙・朝食無料) |
料金(税込) | 5,395円(サービス料・税500円込) ※料金は同じプランでも曜日や空室状況によって異なります |