「プレイスホテルアスコット」熊本下通アーケード近く、開放感ある寝室

数年前、大地震で被害を受けた熊本県熊本市。

・JR熊本駅
・バスセンター

はリニューアル。

アーケード街も人でにぎわっていましたが熊本城を見上げると、クレーンが立っており、その復元にはまだまだ時間がかかりそうだなと感じた次第です。

今回そんな熊本市に足を運び、プレイスホテルアスコットに宿泊してきましたので、レビューをお伝えしていきます。

こちらのホテル、実は2019年11月に開業したばかりの新しいホテルです。

さまざまなお店が集まっている熊本一の繁華街のなか、下通アーケード近く、おそらく食事やお買い物に便利だろうなと思い、予約することにしました。

博多から熊本まで九州新幹線なら40～50分で行けますので、開通後とても便利になりました。

そこから市電利用となりますが、一日乗車券がJR熊本駅構内の総合観光案内所で、500円で売られています。

市電の運賃は一律170円ですから、1日3回以上乗り降りし移動する予定があれば十分、元が取れます。

宿泊したプラン

agodaでスタンダードツイン（禁煙・朝食無料）を予約。
料金は2名で合計13,500円（サービス料・税込）でした。

新築ホテルに1人あたり6,750円で泊まれ、しかも朝食が含まれていますから、コスパはいいほうに感じます。

ホテル外観

プレイスホテルアスコットの日中の外観です。
上を見上げると全面ガラス張りです。

この日は悪天候が続くなかの晴れ間で、ホテルの建物に澄んだ青い空が映り込みとてもキレイでした。

エントランスに入るとスグのところにフロントがあり、そのままチェックインします。

フロントでは、ホテルが新しいからでしょうか。
タブレットと専用のペンで名前などを記入しました。

客室のキーはカード型で、これがないとホテルのエレベーターに乗れません。

また深夜（0～6時）はエントランスがロックされておりキーを携行して外出する必要があります。

エレベーターの壁はじゅうたん調で豪華な雰囲気です。

エレベーターを降りたところにある案内板です。
あたたかな木目にゴールドの文字盤がまた豪華さを演出していますね。

館内設備

1階に

・電子レンジ
・アイスディスペンサー
・ジュース自動販売機
・コインランドリー

が同じ部屋に集約されていたほか、

喫煙所がありました。
奥にロビー（ソファのみ）と朝食会場が見えます。

プレイスホテルアスコットの客室(部屋)

客室前です。
キーをかざし、ドアを開け、入室します。

部屋に入ると一般的なビジネスホテルとはまた違った、おもしろい間取りでした。

直下の画像は2枚の写真ではありません。

客室は1枚の壁で区切られ、寝室空間(左)からバス・トイレ、ドア(右)部分が見えないようになっていました。

右側からご紹介していきます。

トイレ

今回、バスとトイレが扉1枚で隔てられていました。
つまりセパレートタイプです。

トイレが手前にあり、その奥に洗面台、バスタブは別室です。

ウォシュレットは壁掛けリモコン型で、流すボタンもついていました。

洗面台です。
左右にひねって温度調整するタイプです。

その横にコップと歯ブラシセット、タオル類とドライヤーがあります。

アメニティは1階から必要なものを持ってあがるパターンで今回、ヘアブラシ、ボディタオル、ヘアゴム、シェーバー、綿棒、コットン、メイク落とし、美容ジェルのようなものもあり、あとお茶、コーヒーもいただきました。

バスルーム

ガラス扉の中にゆったりとしたバスタブがあり、手すりも完備です。

オーバーヘッドシャワーもありました。

通常のシャワーもあり、シャンプーなどは花王のLABEAUTYシリーズでした。
香りよし。

お部屋

いよいよお部屋ですが、入り口付近にスリッパが置かれていました。

次にクローゼットです。
ハンガーが4本、リフレッシャー、靴ベラもここに用意されていました。

壁際にテーブル、壁掛け大型テレビ、丸テーブル、1人用ソファがあります。

テーブルの上には電話、リモコン、コンセント2つ、ミネラルウォーター、マグカップ、電気ケトルが置かれていました。

これらをうまくどかせばノートパソコンや資料を広げ作業をすることは可能です。

エアコンは据え付けタイプでした。

テーブルを背に振り向くと、シングルベッド2台、真ん中にナイトテーブルがあります。

ナイトウェアはロングのボタンタイプで、冬場仕様なのか比較的、地が厚いものでした。

ナイトテーブルのところに照明操作盤とコンセント、USB電源があり、こちらの時計はスマートフォンの充電ができるという優れモノでした。

眺望

タイトルに開放感あると記した理由は、画像のとおり一面がガラス張りだったからです。

温泉旅館などではよく見かけますが、ビジネスホテルではめずらしいのでは。

プレイスホテルアスコットの朝食

1階に会場があり営業時間は6:30～9:30、最終入店9:00となっていました。
宿泊者は全員、無料での提供ということです。

なおここではチェックイン後、ウェルカムドリンクが提供されています。

熊本名物『からし蓮根』と『いきなり団子』も用意されている比較的豪華な和洋ビュッフェでした。

個人的には朝からカレーのにおいに胃袋をすっかり掴まれてしまいまして…
画像のように目玉焼き・ウインナーをトッピングしたカレーライスにしました。

あと牛乳が濃厚で美味しかったため、ぜひオススメです。

プレイスホテルアスコットへのアクセス

プレイスホテルアスコットに行く際は、熊本市電「通町筋」で降りるようにします。

そしてパルコがある下通アーケードに入ります。

左にマクドナルドなどがあり、そのままアーケードを進みます。

金井ビルという建物の前にある猫の看板が見えたらここで左折します。

カリーノ下通という商業施設前を素通りしほどなくして、

セブン-イレブンが見えます。
ここまでくるとホテルはもう、スグのところです。

横断歩道を渡り左折することなくそのままセブン-イレブン沿いをまっすぐ進み、右側に目をやると提灯が印象的な建物があり、その隣がホテルプレイスアスコットです。

周辺環境

隣に『あや鶏』『麦うさぎ』という居酒屋がありますし、下通アーケード、カリーノ下通のほか、鶴屋百貨店、COCOSAという商業施設（地下にスーパー）もあります。

滞在中、衣食に困るとは、まず考えにくい環境です。

近くのコンビニ

アクセスのところで説明したとおり、ホテルを出てスグのところにセブン-イレブンがあります。

夕食

馬刺し、からし蓮根など熊本名物が食べたいなどの希望があると思いますが、周囲は熊本一の繁華街ですからふらりと散策すれば、居酒屋や飲食店など多数で、きっと気になる、お口に合うお店が見つかるはずです。

無類のとんかつ好きでもある筆者のオススメは、勝烈亭（かつれつてい　画像はランチメニュー）で

また紅蘭亭（こうらんてい　中華料理）も美味しいです。

ちなみに紅蘭亭下通本店（本社ビル）は、ホテル近く（金井ビル向かい）にあるのですが現在、建て直し中で2020年春、リニューアルオープン予定のようです。

プレイスホテルアスコットのレビューまとめ・評価

プレイスホテルアスコットは熊本一の繁華街のなかにあり、特に今回、宿泊したスタンダードツインルームは開放感がある一面ガラス張りの眺望最高の客室でした。

からし蓮根やいきなり団子など熊本名物が食べられる朝食もぜひ、楽しまれていただきたいです。