福岡都心エリアのひとつ博多。
ここ近年、博多駅周辺には続々と、ホテルの新築・リニューアルが進められているように感じていました。
今回もそのひとつ、博多駅から徒歩わずか、2018年6月に開業した東急ステイ博多をご紹介いたします。
タイトルにあるように客室に電子レンジ、洗濯機が完備で、中長期のステイやウィークリーマンション代わりとしての活用も可能なのではと感じました。
公式サイトによると、ミニキッチンつきの客室もあるようです。
そんな東急ステイ博多は、どのようなホテルでしょうか。
ご紹介していきます。
このレビューの目次
宿泊したプラン
agodaという仲介サイト経由で、モデレートダブルルーム(禁煙)を予約しました。
料金は合計3,992円(サービス料・税込)でした。※朝食なし
ただし朝食は地元有名居酒屋「雑魚屋」が入っていたこととビュッフェ形式、価格が1,020円と少しリーズナブルだったため急遽、利用することにしました。
外観とロビー
黒・グレーを基調としたスタイリッシュでクールな建物です。
東急ステイ博多は入口が2つあり、高架側とウィズザスタイルフクオカ側にあります。
今回、博多駅からアクセスするのに便利だった高架側入口から入り、そのままホテル内を進みました。
高架側からですと右斜め方向に、フロントがあります。
フロントが混んでいるときはロビーのソファか、コーヒーが飲めるカウンターテーブル・チェアが用意されていますので、列が落ち着くまでそちらで待機されてもいいかと思います。
フロントで予約している旨と名前を告げ、宿泊者名簿に必要事項を記入。
ホテルスタッフからカンタンな説明を受け、カードキーを受け取ります。
カードキーのほか今回、洗剤のアタック1回分もいただきました。
東急ステイ博多では、アメニティは1階エレベーター前にまとめて置かれてあり、必要なものを選ぶスタイル。
客室にもともと置かれていたのは、歯ブラシのみでした。
館内設備
1階には
・ジュース自動販売機
・アイスディスペンサー
・コーヒーサーバー
がありました。
エレベーターで客室のあるフロアに上がるのですが、フロントで受け取ったカードキーをかざし、操作します。
エレベーターに乗り込み、操作パネルにカードキーをピッとかざすと同時に、客室のある階のボタンが光るという初めての体験もしました。
今の新型エレベーターは、そのような芸当も可能なのだなと進化に驚きました。
客室(部屋)
客室前です。
カードキーをかざし、ドアを開け入室します。
玄関を入るとスグに目についたのが電子レンジと洗濯機でした。
洗濯機は今流行りの横から洗濯物を投入する最新型のものです。
ズボンプレッサーも完備されていました。
エントランスホール右側に、壁掛けクローゼットがあり、ハンガーが4本、用意されていました。
その下にはリフレッシャー、ペーパー、折り畳み製荷物置き、スリッパ(使い捨てスリッパ)、空気清浄機が確認できました。
ユニットバス
入口からトイレ、洗面台、バスタブという造りです。
ウォシュレットは壁掛けリモコンで、画像奥に見えるのはドライヤーです。
コップと歯みがきセットもあります。
分厚いバスタオルとタオルが1枚ずつ用意されていました。
洗面台ですが蛇口は左右にひねり、温度調節できました。
シャワーヘッドは湯量が潤沢に出るタイプで頭皮に当てると、気持ちがよかったです。
東急ステイ博多ではシャンプーなどがPOLAのESTHE ROYERシリーズでした。
バスタブは広々で、左側で温度調整、右側でお湯を出す感じでした。
ちなみにアメニティはシェーバー、クリーム、ヘアブラシ、ボディタオル、綿棒、コットン、緑茶、ほうじ茶、紅茶を持って上がりました。
お部屋
このような感じでした。
よくあるホテルとは一線を画し、内装インテリアにこだわっているのがよくわかります。
奥にはダブルいえ、それ以上の大きさはあるかも(クイーンサイズ?)と思えるような幅広のベッドがドーンと置かれていました。
左右のベッドサイドには棚があり、向かって右側に電話、電源、照明操作ボタン、左側に目覚まし時計が置かれていました。
ベッド前にはソファ、スツール、丸テーブルもあります。
掛け布団もかなり厚めで、これなら冬場の宿泊も安心です。
枕は2つ、クッションもあります。
またナイトウェアは、多くのホテルが採用しているロングタイプのものでした。
壁際のテーブルです。
奥に電気ケトルが置かれているくらいであとは何もなくパソコンも置けますし、資料や本などを広げて作業しても問題のない十分なスペースがありました。
コンセントも2つ。
ちなみにですが電気ケトルはトーストで有名なBALMUDA製です。
テーブルの下には冷蔵庫、引き出しを開けるとマグカップ、グラス、スプーン、アイスペールが入っていました。
あと金庫も完備でした。
丸テーブルの下にはコンセントもあります。
個人的にはソファと丸テーブルでの作業がいいかと思います。
なによりも大型テレビが正面にあり、ゆっくりとソファに座って見ることもできるからです。
エアコンは据え付けタイプでした(DAIKIN製)。
眺望
客室は今回、高架に近い位置でして「電車走行音がうるさいのではないか」と思っていました(新幹線も通りますので)。
しかし杞憂でした。
カーテンを開けると曇りガラスの窓、なんと二重窓だったのです。
これなら連泊で日中、滞在するときも日差しを取り入れつつ、プライバシーも保てますし、電車の音も気になりません(実際、私は気になりませんでした)。
おそらく防音も兼ねているのでしょう。
またこちらが翌朝の眺望です。博多駅と周辺のビルディングが見え、
下のほうに目を向けると、線路が見えます。
鉄道ファンの心もがっつりと掴むような眺望となっていました。
東急ステイ博多の朝食
本当は朝食なしのプランでしたが翌朝、フロントで券を購入し、ビュッフェを利用しました。
これで1,020円ですから、コスパはいいほうだと思いました。
公式サイトによると朝食は6:30~10:00の提供で、ラストオーダー9:30と書かれていました。
東急ステイ博多へのアクセス
東急ステイ博多へは博多駅で降り、アミュエストの中を通り、セブン‐イレブンそばの出口から出れば徒歩数分で行ける距離にあります。
左側にヨドバシカメラ、右側に高架下の飲食店があるにぎやかな通りをかっ歩します。
ひたすらまっすぐ横断歩道を渡り、
公園を通り、高架に沿って進むと、ほどなくして東急ステイ博多に到着です。
周辺環境
東急ステイ博多は博多駅近くですが、人通りは横断歩道を境に圧倒的に少なくなります。
近くのコンビニ
ホテルそばにファミリーマート(高架側)とローソン(ウィズザスタイルフクオカ側)があります。
先ほどもお伝えしましたが博多駅のアミュエスト出入口そばにセブン-イレブンもあります。
夕食
博多名物をとお考えなら、博多駅やヨドバシカメラ内、周辺にも飲食店が多数ありますので、散策して気になるお店にふらりと入られてみては。
ホテル内の雑魚屋で済ませてもいいでしょう。
東急ステイ博多のレビューまとめ・評価
東急ステイ博多は、博多駅からほど近く、徒歩数分の圏内でした。
洗濯機、電子レンジがあり、中長期、一週間単位での利用にも最適です。
ホテル周辺はコンビニ、居酒屋、家電量販店とお店は充実しており、揃わないものはないでしょう。
東急ステイ博多は、街中で不足を感じることのない便利な環境にあるホテルでした。
その他の東急ステイのホテルレビュー
東急ステイでは博多エリア以外にも以下のレビュー記事があります。ぜひご覧ください。
「東急ステイ水道橋」東京ドーム徒歩圏内でライブ遠征にぴったり!
東急ステイ博多の情報
ホテル名 | 東急ステイ博多 |
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所在地 | 〒812-0016 福岡市博多区博多駅南1丁目11-11 |
電話番号 | 092-431-1091 |
アクセス | 博多駅筑紫口から徒歩8分 |
駐車場 | 提携パーキングなし、ただし近隣にコインパーキングあり |
URL | https://www.tokyustay.co.jp/hotel/HT/ |
インターネット | Wi-Fi無料 |
宿泊したプラン / 部屋
宿泊日 | 2020年1月13日(月) |
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プラン | モデレートダブルルーム(禁煙)※朝食なし |
料金(税込) | 3,992円(サービス料・税363円込) ※料金は同じプランでも曜日や空室状況によって異なります |