国内最強の人気レジャーブランド「星野リゾート」が提供するカジュアルホテル。
大塚という街のイメージそのものを変えてしまった、と言っても過言ではない、連日予約殺到のこの人気ホテルは、ビジネスユースの視点で見てもコスパが良く、平日から、外国人観光客、女子旅のグループ、シルバーカップルや家族連れと多種多彩な客層で賑わっています。
このレビューの目次
星野リゾートOMOとは?
星野リゾートは、創業から105年、ホテル宿泊客満足度調査でも常にTOPクラスをキープし続ける旅客業の名門老舗です。
その星野リゾートが「星のや」「リゾナーレ」「界」に続く第4のブランドが「OMO(おも)」になります。
観光客のための都市ホテルを目指し、カジュアルで革新的なインテリアやディープに都市観光の魅力を堪能する仕掛けを盛り込み、なおかつリーズナブルな価格で提供するという国内外、広い世代に支持されている注目のブランドなのです。
宿泊したプラン
本来都市型観光ホテルである「OMO5 東京大塚」を本サイトでご紹介するは、その使い勝手と価格から、充分に皆様のビジネスホテルとしてのニーズに応えられるからです。
【東京大塚の街を楽しむOMOステイ】おもたび。(朝食付)
このプランは、1名利用時では14,773円(税別)と少しお高いのですが、2名利用時にはひとり7,955円(税別)。
要するに価格が部屋ベースになっており、3名になると6,591円(税別)となり、価格がビジネスホテル以下にまで下がります。
今回、著者は3名で宿泊しましたのでかなりお得になりました。
実際に他の宿泊客をみると、スーツ姿のビジネスマンたちが、上司と二人や三人で泊まっているケースが多く見受けられました。
星野リゾート OMO5 東京大塚へのアクセス
最寄り駅はJR山手線大塚駅。北口を出ますとロータリーの向こうに見えます。
北口から出ることを間違えなければ、まず道に迷うとはありません。
もはやOMO5は、大塚のランドマークであると言えます。
周辺環境
オジサン世代の皆様には「大塚」というと、下町、怪しいマッサージ屋と飲み屋街の雑多なイメージが強いと思います。
しかし、星野リゾートはこの大塚のイメージを変えました。
古い酒場街の雰囲気を訪日観光客も狂喜乱舞するおしゃれでモダンな和風酒場のイメージに一新したのです。
ホテルを挟んで都電踏切の向こうには懐かしさとオシャレが同居する都市型飲食テーマパーク風に様変わりしております。
「いろはにほへとちりぬるを」と題した看板を目印に周囲を是非散策して下さい。
下町風情が残る名店がずらりとならんでおります。
しかしながら、筆者のようなオジサン世代の中には「昔、色々お世話になったあの大塚が懐かしい」と思う方もおらっしゃるとは思います。
……ご安心下さい。「あの」大塚も健在です。
夜のディープ大塚をしっかり堪能
駅からホテルまでの3分足らずの道を少し左にそれるだけで、今度は「おじさんのワンダーランド」に早変わり。
懐かしい飯屋、赤提灯、どこの国の方が経営しているのか意味不明なレトロ感満載の中華料理風居酒屋など、今が令和の時代であることを忘れさせる、個性的な飲食店が立ち並びます。
ストリーミング配信全盛の時代に「CD&DVD」店が深夜まで元気に営業しています。
周辺には、ちょっと大人過ぎて、ここでは紹介できないようなマッサージ屋も数多く乱立しています。
喫茶店も思いっきり地域密着。店名も衝撃的ですがさり気なく入り口にあるキッズ自転車がいい味出しています。
あのガストのコストパフォーマンスを遥かに凌駕する、驚異の価格設定なハンバーグ屋。思わず立ち寄ってしまいました。
ハンバーグ、コロッケ、唐揚げ、山盛りご飯にスープまでついて680円。しかも美味しいです。
ホテル外観と館内設備
きれいなエントランスからエレベーターで4Fに上がると、ロビーカウンターまでの通路に驚き!
大塚と言えば「路面電車」という事で、電車内をイメージしたオブジェがお出迎えしてくれます。
その他、やはり酒場街ということで、美味しい日本酒を外国人向けにご紹介しています。周辺エリアのマップも常設され、地元観光のガイドになっています。
また、OMOブランドのお菓子やお土産、オリジナルグッズの他、おしゃれな館内着を貸し出ししています。
アパレルショップでの買い物感覚で館内着をチョイスできます。
ホテルの通路も普通のビジネスホテルに比べ少しゆったりしており、キレイに掃除が行き届いております。
シンプルだけどおしゃれな部屋
カード式オートロックの鍵を開けると、部屋は木目調のおしゃれな雰囲気。
上下使える「やぐら寝台」と和雰囲気をコラボさせた斬新な客室です。ロフトの様にになっており、下でまったり雑談、上のベッドで休む、という使い方ができます。モダンな畳風フロアも心地よさ最高です。
窓の外の景色
再開発された大塚の夜景を窓から楽しめます。「今夜はあの店に行ってみよう」なんてアタリをつけておくにもいいですね。
コンパクトな洗面台、バスルーム
洗面台やトイレ、バスルームはとにかくシンプル。
おしゃれでコンパクトで必要際限の機能があるのみですが、とても清潔感があり、使いやすいです。
和風の桶なんかをさり気なく使っていて、訪日観光客への気配りが伺えます。
ランドリーにもこだわりの自販機が
5Fには自販機とランドリーが用意されています。自販機にはOMOブランドの石鹸や化粧品セットなど便利な商品が色々売られています。
眠るのがもったいない!楽しい併設施設
このOMO5が入っているビルの地下には卓球とお酒が楽しめるという珍しいコンセプトのBarがB1に入っております。
オススメの「ピンポンカクテル」を飲みながら、温泉卓球ならぬBar卓球で盛り上がりましょう。
目の前にコンビニ、近くにドン・キホーテ
とにかく駅チカで立地の良さが際立つOMO5ですが、周辺施設もかなり便利。
道路の目の前はコンビニエンスストアがあり、そこから少し歩くとなんでも揃うドン・キホーテがあります。
夜遅くまで営業の本屋(山下書店)もあったりと、何でも揃います。
星野リゾート OMO5 東京大塚でおしゃれな朝食を
朝食はロビー隣のOMOカフェで食べられます。
ヴォロヴァンセット(パイベースで中の具を選べる)またはアメリカンブレックファーストのどちらかを選べます。
フレッシュジュースのドリンクバーもあります。
星野リゾート OMO5 東京大塚のレビューまとめ・評価
ひとりで泊まるには少し贅沢過ぎるホテルですが、2人以上の出張などであれば、コスパもかなりよくてオススメのホテルです。
周辺施設も館内施設も充実して遊びゴコロ満載。「旅のテンションを上げるホテル」という二つ名は伊達ではありません。
ビジネスユースに限ったとしても、とにかくアクセスが良く周辺施設も遅くまで使えるので便利。都心にお住まいの方でも、たまには気分を変える意味で平日安めのタイミングでのご利用を強くオススメします。
その他の星野リゾート OMOのレビュー
星野リゾート OMOでは大塚以外に以下のホテルレビューがあります。ぜひご覧ください。
「 星野リゾート OMO7 旭川」オシャレでリーズナブル、名物サウナはサウナーの北の聖地
星野リゾート OMO5 東京大塚の情報
ホテル名 | 星野リゾート OMO5 東京大塚 |
---|---|
所在地 | 〒170-0004 東京都豊島区北大塚2丁目26−1 |
電話番号 | 0570-073-022 |
アクセス | JR山手線大塚駅北口徒歩1分 |
駐車場 | 無し (周囲にコインパーク多数) |
URL | https://omo-hotels.com/otsuka/ |
インターネット | Wi-Fi無料 |
宿泊したプラン / 部屋
宿泊日 | 2019年11月4日(火) |
---|---|
プラン | 【東京大塚の街を楽しむOMOステイ】おもたび。(朝食付) |
料金(税込) | 7,225円(3名利用時の1人あたり料金, 部屋全体では16,250円) ※料金は同じプランでも曜日や空室状況によって異なります |