福島県の県庁所在地がある福島市は、阿武隈高地や吾妻連峰に囲まれた盆地に広がる町です。
中核都市でありながら、盆地の激しい寒暖差を生かして、桃をはじめとするおいしい果物や農作物は非常に有名です。
福島市出身の作曲家、故古関裕而さんがモデルのNHK連続テレビ小説「エール」の放送を受け、盛り上がりを見せています。
今回ご紹介する福島駅西口徒歩1分の好立地にある「アパホテル福島駅前」は、福島駅前のホテルの中でも抜群にコスパが良くオススメのホテルです。
このレビューの目次
宿泊したプランと金額
Bookingドットコムにて予約。
「【朝食バイキング付】□禁煙室□シングルルーム」というプランで、価格は5,800円(消費税込・サービス料込)でした。
公式サイトと料金は変わりありませんでした。
通常時の価格と他の部屋のタイプは?
他の部屋タイプと通常時の税込価格(朝食付き)はだいたい以下の通りです。
・セミダブル1名 : 4,990円 〜 6,400円
・ダブル1名 : 6,400円 〜 7,340円
・ツイン1名: 12,510円 〜 23,790円
※公式サイトより、2020年4月の日曜日(閑散日)と土曜日(繁忙日)で比較。
チェックイン・チェックアウト時間
アパホテル福島駅前店はどのプランも15:00~11:00です。
11時までのチェックアウトなので、のんびりできました。
ホテル外観とロビー
ホテル外観がこちらです。
1階には「CAFETORA」というカフェが併設されていて、朝食会場となっています。


フロントとロビーの写真がこちら。
シックで高級感があります、大きなシャンデリアが目を引きます。
チェックインはタッチパネルの機械での受付になります。
アパホテルは初めて利用しましたが、次回から発行していただいた会員カードで簡単に受付できるそうです。

インテリアにこだわりがあるのが分かります。

客室
7階にある客室までエレベーターで向かいます。
ロビーの高級感ある雰囲気とは一転、落ち着きのある雰囲気の廊下でした。

センサーロックです。
カードキーをかざしてロックを解除します。

ドアを開けるとこのような感じです。
とても清潔感があって第一印象はとても良い感じです。
シーリングライトなので部屋の中はかなり明るく、過ごしやすいです。

ドア側の写真がこちらです。
大きなテレビが良い意味で存在感があります。
絨毯や壁紙もおしゃれです。

部屋に入るとベッドが大きくて驚きました。
なんとシングルルームでも幅142cmのダブルベットが採用されています。
アパホテルこだわりのオリジナルベッド「Cloud Fit」は、ふわふわ身体を包み込むような感覚でゆったり快眠することができました。

ベッド周りの写真がこちら、折り鶴が置いてありほっこりしました。

コンセントが2口、USBポートが1口あります。
枕元にスイッチが集中しているので、部屋の全ての照明やエアコンを操作できてとても便利です。

ベッドライトだけでもかなり明るいです。
光量の幅が広いのでベッドでの作業や読書とシーンに合わせて調節できます。

50型液晶テレビは圧倒的迫力でした。
ベッド正面にあるので、寝転がりながらリラックスして大画面テレビを楽しめました。

机周りの写真がこちらです。

左側には電気ケトルやドライヤーがあります。

机は狭すぎず丁度良い大きさです。
机の上には「ドミノピザ」のメニューが…営業時間の11:00~24:00に注文すると部屋まで届けてくれるそうです。

引き出しを開けてみました。

右側にはLANケーブルと部屋着が入っていました。

広げてみると浴衣タイプの部屋着と帯がありました。
ゆったりしていて着心地抜群でした。

左側には、コーヒーとお茶がありました。

机の下には冷蔵庫があります。
見切れてしまいましたが、スイッチをオンにすると庫内が冷えます。
「衛生検査官」と書かれたアパホテルブランドのファブリックミストが置いてありました。

机には2口のコンセントとLAN接続口が1口あります。

客室内にはアパホテル社長の書籍や、ホテル・観光系の雑誌が数冊ありました。
アパホテル社長の書籍はフロントで購入可能とのことです。
ドア付近にはハンガーが四つとスリッパが二つありました。
スリッパの片方は使い捨てのスリッパで、衛生的にも優れていますね。
空気清浄機が置いてあります。

ゴミ箱は燃えるゴミ、燃えないゴミが分けられていました。
ペットボトルのようなゴミの置き場に悩まなくて済みますね。

エアコンは天井に埋め込まれています。
吹き出し口は机に向かっています。

窓からの景色
窓の外の景色がこちらです。
駅前の東口と西口を結ぶ主要道路のようで、道路を行き交う車を見ることができました。
すぐ近くには温泉「極楽湯」もあります。
トイレ・バスルーム
次はトイレとバスルームのご紹介です。
ガチャっと扉を開けてみるとこのような感じで、白を基調としていて非常に清潔感あります。
トイレのスイッチ周りがこちら。

浴槽は楕円形で大きく、足を延ばせる広さです。
写真でも分かりますが、バスルームは汚れがなく非常に綺麗な白色をしています。

シャワーがこちらです。
水圧も強く浴びていて気持ちが良いです。

湯船に水を張る際、ダイヤルの30L・50L・150Lに合わせるとその水の量が出ます。
自動で止まってくれるので「どのくらい水が溜まったかな」といちいち水量を確認するあの煩わしさがありません。
飲料水と書かれているので飲んでみると、水道水特有のカルキ臭さがなく飲みやすかったです。

シャンプー・コンディショナー・ボディソープがこちら。
香りが良く、シャンプーは良く泡立ちました。

アメニティがこちら。
歯磨きセット・髭剃り・櫛・ヘアゴム・ボディタオル・コットン綿棒が置いてありました。

アメニティの下段には、洗顔・手洗い用のソープとくずかごが置いてありました。
付近には髭剃り専用のコンセントがあり、身だしなみを整える際に使い勝手が良いです。
上の棚にはバスタオルがありました。
とても肉厚で吸水性が良く、すぐに身体の水をふき取ることができました。
もちろんふわふわで手触りも良いです。
露天風呂付の大浴場「玄要の湯」
アパホテル福島駅前店の魅力と言えば、露天風呂付の大浴場「玄要の湯」です。
水溶性ミネラル成分を豊富に含んだ天然鉱石を泉源体とした人工温泉で、光明石で作られた浴場がお湯に浸けることで数々の効能効果が溶け出し、お湯がやわらかく、湯ざわりも良くなるそうです。
2階大浴場
大浴場は2階にあるので向かいます。
入口の写真がこちらです。
暖簾の先にランドリーコーナーや自動販売機などがあります。

奥に進むとまずはランドリーコーナーがありました。

洗濯機、乾燥機ともに2台ずつありました。
ランドリーコーナーの先は湯上り処です。
椅子や自動販売機、電子レンジが置いてあります。
お風呂の入口がこちらです。
ルームキーをかざして扉が開きます。
午前は6:00~9:00、午後は15:00~25:00の間で温泉を楽しむことができます。

やや熱めの温度の温泉は「あー」と声が漏れそうなほど気持ちがよいです。
温泉は熱めに限りますよね、疲れが吹き飛びます。
真ん中はブクブクと泡が勢いよく吹き出していて、ジェット風呂のようで気持ちがよいです。
露天風呂がこちらです。
光明石でできている風呂桶が2つあり、ぬるま湯なのでのんびり浸かることができます。
竹や笹はとても和の雰囲気があり、風呂桶に水が注がれる様子はとても赴きがあります。
その他館内設備
1階には無人のコンビニ「スマートマルシェ」があります。
交通系電子マネー専用でお買い物ができるようで、気軽に食料品や雑誌を買う事ができます。

各階エレベーター付近にはズボンプレッサーとテレビカード券売機があります。
朝食バイキング
1階に併設されているカフェ「CAFETORA」が朝食会場です。
20種類ぐらいの美味しいおかずがありました。

バイキングの規模はそれほど大きくはありませんが、少なめに用意して出来立てを提供しているようでした。
店員さんがマメに料理の減り具合を確認して、「○○なくなりそうです、調理お願いします」と奥の調理場と連絡を取り合っていました。

シリアルディスペンサーには、フルーツグラノーラやコーンフレークなどが入っていて、おしゃれなアメリカンスタイルでした。
ヨーグルトにかけておいしくいただきました。

味付けも丁度よく、どれも美味しかったです。
出来立ての料理も多く、温かくて美味しいです。

アパホテル福島駅前へのアクセス
福島駅西口から徒歩1分と超駅チカです。
西口の写真がこちらです。

画角をずらしてみると…もう右側に見えますね。
西口を出るとすぐに発見することができます。
経路について書く必要がないくらいアクセスが良いです。

近くのスーパー・コンビニ
アパホテルから徒歩1分ほどの距離にイトーヨーカドーがあります。

コンビニは徒歩3分ほど歩くとファミリーマートがあります。
後ろには今回宿泊したアパホテルが写っていますね。
西口の中にもお弁当屋さんやスーパーなど商業施設が入っているので、そちら買い物をしても良さそうです。

晩御飯はどうする?
福島市といえば餃子の町、福島の円盤餃子発祥の地で、70年の歴史があるご当地グルメで有名です。
美味しい円盤餃子のお店を求めて、夜の福島駅前を散策していると驚きの安さが目を引く「勝二郎」を見つけました。
円盤餃子ではありませんが気になったので店内へ。

写真の餃子定食Cセットはなんとお値段600円!
餃子がたくさんお皿に乗っています。
肝心のお味は…キャベツとお肉がたっぷりで甘くて美味しかったです!

周辺環境…岩谷観音を観光
今回は福島市の観光地の一つである「岩谷観音」に行ってきました。
信夫山の岸壁に60体ほどの麿崖仏群が彫られていて、風化が著しく独特の味わいや様々な表情の仏像を楽しむことができます。
福島駅からバスで近くに向かいます。

福島駅西口にある「和」のモニュメントは周りにはたくさんのハトが羽休めをしているようでした。
さて、岩谷観音前に着きまして待ち受けるのは長い階段…

重い荷物を背負いやっとの思いで昇っていくと、「岩谷観音」が現れました。

昔の人は何を思って掘ったのでしょうか。
風化の様は長い年月の経過を感じさせ、色々と考えさせられました。
穏やかで優しい表情から、険しい表情などなど豊かな表情は見ていてとても面白かったです。
仏像たちは、信夫山の中腹から福島の人々を見守っているのでしょうね。

帰り道に近くを散策していたら、地面に刺さっている鉛筆を見つけました。

アパホテル福島駅前のレビューまとめ・評価
アパホテル福島駅前は超駅チカで立地もよく、大浴場があるとても満足度の高いホテルでした。
フロントの雰囲気や部屋の内装もとても綺麗で、1階の無人のコンビニは手軽に利用できとても便利でした。
さらに朝食も美味しさやコスパの良さを考えると、ビジネスと観光問わずオススメできるホテルです。
福島駅周辺でホテルをお探しの方に是非オススメできるホテルです。

その他のアパホテルのレビュー記事
アパホテルでは福島エリア以外でも以下のホテルレビューがあります。ぜひご覧ください。
「アパホテル大阪天満」で露天風呂・サウナ、50種類の朝食を満喫!
「アパホテル金沢中央」金沢の繁華街”片町”のど真ん中で屋上温泉露天風呂付き!
アパホテル福島駅前の情報
ホテル名 | アパホテル福島駅前 |
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所在地 | 〒960-8608 福島県福島市太田町8-20 |
電話番号 | 024-525-3811 |
アクセス | 福島駅西口から徒歩1分 ・福島駅西口出てすぐ ・新幹線利用で仙台駅から約20分、郡山駅から約15分 ・コラッセ福島徒歩5分 |
駐車場 | なし |
URL | https://www.apahotel.com/hotel/touhoku/fukushima-ekimae/ |
インターネット | Wi-Fi / 有線LAN 無料 |
宿泊したプラン / 部屋
宿泊日 | 2020年3月14日(土) |
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プラン | 【朝食バイキング付】□禁煙室□シングルルーム |
料金(税込) | 5,800円 ※料金は同じプランでも曜日や空室状況によって異なります |