「グリーンホテル会津」足が伸ばせる大浴場に、朝食はお袋の味の和定食！

会津若松市は福島県の観光の名所です。

1868年戊辰戦争時、新政府軍と激戦を繰り広げた若年兵「白虎隊」。

そのうち約20名の白虎隊士が、飯盛山より鶴ヶ城付近から立ち昇る煙を目撃し、自軍の敗北を悟ると自刃を決意、16～17歳という若さで生涯に幕を下ろしたというエピソードが非常に有名です

近年、大河ドラマ「八重の桜」の舞台として取り上げられ脚光を浴びました。

会津は歴史、恵まれた大自然、偉人達が愛した温泉街、美味しい食べ物など魅力的な所がとても多いので、多くの人が観光に訪れます。

今回は、会津若松駅付近にある「グリーンホテル会津」のご紹介です。

宿泊したプランと料金

るるぶトラベルにて予約。

「インターネット接続無料(LAN形式)★喫煙シングルＡ朝食付★」プランで6,100円(消費税込・サービス料込)でした。

シングルサイズ朝食抜きの場合は5,500円
シングル朝食込みの場合は6,100円

日によって価格の変動はないようです。

ホテル外観

「グリーンホテル会津」名前にもあるグリーンがトレードマークな外観です。

遠くからみても緑色が目立つため、見つけやすいです。

フロント・ロビー

入口には植物が置いてありました。
植物が置いてあると清潔でクリーンな印象になりますね。

フロントは会社の事務所のような雰囲気でした。

中からはホテルスタッフが「ようこそ会津へ、疲れたでしょう？」と笑顔で出迎えてくれました。
とてもお話好きのお母さんで、会津の事を色々教えていただきました。

私もお話が好きなので、つい会話が弾みます。

非喫煙者の私は何も考えず喫煙ルームを予約していましたが、禁煙ルームの部屋が空いていたようで、部屋を交換していただきました。

客室

客室階廊下

エレベーターを使用し4階にある部屋に向かいます。
シンプルな色使いの廊下です。

部屋の扉がこちら、鍵で解錠していきます。

お部屋の中は…

陽の光が差し込むとても明るい部屋です。
一般的なホテルのシングルルームという感じです。

決して広い部屋ではありませんが、特に不満を感じることはありません。

扉付近はこのようになっています。

ベッドの写真がこちら。

ふかふかで、適度に反発があるので寝返りが打ちやすく寝心地が良いです。
沈み込みすぎず、気持ちよく寝る事ができました。

ベッドライトオンにしてみました。
上から優しい光で照らしてくれます。

ベッドの上には浴衣タイプの部屋着が置いてありました。
タオル地のため肌触りがよく、汗などの水気をよく吸ってくれそうです。

机周りの写真がこちら。

椅子の目の前はテレビが置いてあるので、テレビは観やすいですが、パソコン作業をするにはやや狭く、座ってみるとデスクライトが大きく圧迫感があります。

机の上は非常にシンプルです。

20インチ前後のテレビとドライヤーがありました。
他は時計やメモ帳などが置いてあります。

机には2口使用できるコンセントがありました。
冷蔵庫スイッチをオンにすると冷蔵庫が冷えます。

机の下に冷蔵庫があります。
冷蔵庫のスイッチオンにして使用してみると、かなりキンキンに冷えてくれました。

エアコンはテレビの頭上にあり、吹き出し口はベッド足元に向かっています。

ドア付近にはハンガー2つと靴ベラが掛かっています。

窓からの眺め

窓の外の眺めがこちら。

福島県ではかなり有名なスーパー「リオンドール」が目の前にあります。
駅前大通りの一歩奥にホテルがあるので、車の音などは聞こえず閑静です。

バスルームとトイレ

バスルームの扉をガチャっと開けるとこのようになっています。

お風呂がこちらです。
水の温度を熱湯、水それぞれ蛇口をひねって調整します。

鏡の淵には写真の通り黒い染み？がありました。

少し年期を感じますが、水回りの臭い匂いはなく掃除が行き届いているのが分かります。

館内には大浴場があるので、特に気になりません。

アメニティ

シャンプー＆リンスとボディソープです。
シャワーの上にあるので、すごく使いやすいです。

アメニティは凄くシンプルです。

バスタオル、フェイスタオルの手触りは驚くほどふわふわでした。
洗剤のCMで見るような、とても柔らかく肌触りが最高でした。

グリーンホテル会津の目玉！大浴場

グリーンホテル会津の目玉である大浴場のご紹介です。

AM6:00～9:00（冬季期間中は休み）、PM6:00～24:00の時間でお風呂を楽しめます。
冬季期間は朝の時間帯、大浴場はお休みなので、夜だけ利用しました。

入口の写真がこちらです。

男湯、女湯の入口はこのような感じです。

脱衣所の写真がこちらです。
昔ながらの銭湯のようなどこか懐かしい雰囲気です。

ガラスと水道周りはピカピカに掃除されていました。

大浴場の様子がこちら。

湯船の大きさはそこまで大きくはないですが、脚がしっかりと伸ばせるのでとてもリラックスできます。

お湯加減はとても丁度良く、浸かると「あー」と声を出したくなる気持ち良さです。

30分ほどのんびり浸かっていましたが、誰も来ず貸し切り状態でした。

はじには椅子と洗面器がありました。

シャワー周りがこちらです。

リンスインシャンプー・石鹸・ボディソープがこちら。
泡立ちが良く、気持ちよく洗えました。

その他の館内設備

ランドリーコーナー

ランドリーコーナーは2階にあります。

洗濯機と乾燥機が2台ずつあり、粉の洗剤を自分で入れて洗濯します。
籠が置いてあるので、洗濯物の持ち歩きに使用することができます。

自販機・フリードリンク

写真は2階のドリンクコーナーです。
自販機は1階と2階にあり、フリードリンクサーバーは各階に置いてあります。

フリードリンクは水・ほうじ茶・麦茶の3種類で、ホットとアイスが選べます。
無料でおいしい水とお茶が飲めるのは嬉しいですね。

多くの方が利用しているようでした。

グリーンホテル会津の朝食はまるでお袋の味

朝食会場の1階へ。
朝6:00～9:00の間のみ開店しているカフェで朝食をいただきます。

手作り和定食ということで楽しみです。

白が基調な清潔感ある朝食会場は、大きな窓から適度に朝日が差し込み、とても明るい気分になります。

先日フロントにいたお話好きなお母さんが笑顔で迎えてくれて、調理場に向かっていきました。

どうやらフロント応対以外に調理もこなすようです。

大きなガラスからは陽の光が差し込みます。
この日は気温が低く、外はすっかり雪化粧でした。

奥の調理場からは包丁の小気味良い音が聞こえてきて、運ばれてくるのが楽しみです。

和定食がこちら。

納豆・生卵・温泉卵どれが良いか聞かれたので、温泉卵を選びました。

素朴で優しい味わいなので、朝あまり食べられない私ですが箸が進みます。

手作り朝食なので実家で朝ご飯を食べているような、とても暖かい気持ちになりました。

これまでは朝食はバイキング形式が良いと思っていましたが、美味しいが詰まっている定食も素晴らしいということが分かりました。

朝食後はサービスでコーヒーを出してくれました。
優雅に食後のブレイクタイムを楽しみます。

グリーンホテル会津へのアクセス

会津若松駅から徒歩7分ほどです。
駅を背に真っすぐ歩いて行きます。

公衆電話の先にある地下通路に向かっていきます。

こちらが階段を下りた先の地下通路の写真です。
分岐が多いですが、昭和町方面に向かって下さい。

昭和町方面の階段を昇り、写真真ん中に見える背の高いマンションを目印に進みます。

あのマンションの裏側あたりにホテルがあります。

目印のマンションの近くまできました。

階段を昇ってずっと真っすぐ来ましたが、途中で右折して路地を進んでいきます。

マンションの裏側に行くとすぐにホテルが見えます。

近くのスーパー・コンビニ

窓からの景色でも見えたスーパー「リオンドール」は目の前にあるので、歩いて30秒ほどで到着します。

店内はとても広く品ぞろえが豊富なので、必要なものは大体ここで買い揃えられるでしょう。

コンビニまでは歩いて5分ほどです。

周辺の環境

会津若松といえば「鶴ヶ城」

せっかく会津若松市に来たので有名な「鶴ヶ城」に行ってきました。
訪れたのは日没前の薄暗い時間帯で、怪しく光る鶴ヶ城が迎えてくれました。

かつてここで新政府軍と白虎隊での熾烈な籠城戦が繰り広げられたこと、鶴ヶ城から立ち昇る煙を見た白虎隊士が自刃を決意したこと考え、物寂しさを感じる宵の口の空とお城を眺めて感傷に浸ります。

なぜ私はわざわざ夜に来たかというと、ライトアップとイルミネーション、そして期間限定のプロジェクションマッピングを観るため、夜の時間帯を選びました。

18時にイルミネーションとプロジェクションマッピングが点灯します。
あいにくの雨ですが、頑張って写真を撮ります。

イルミネーションツリーをバックに、壮大な鶴ヶ城を見る事ができました。
ライトに照らせされた城壁の白さが、闇夜の中に浮かび上がります。

イルミネーションも相まって、とても幻想的です。

プロジェクションマッピングの写真がこちら。

地面に映し出された折り鶴は、縦横無尽に地面を動き回り、踏むと花火のように弾ける演出が楽しめます。

プロジェクションマッピングは初めて見たので、映像と現実世界がリンクする演出にとても驚きました。

夕食はどうする？

鶴ヶ城を後にして、七日町通り商店街で晩御飯を食べることにしました。
ますは、会津バーガー「ラッキースマイル」へ。

外観の写真は雨が酷いせいで上手に撮れず、次の日に撮り直しました。

見て下さい、この圧倒的ボリュームのハンバーガー！
大きすぎて顎が外れそうなほど口を開けて食べました。

噛むと肉汁が溢れ、濃厚なチーズの風味が広がります。

次は、老舗の味噌専門店「満田屋」へ。

会津の郷土料理「味噌田楽」が食べられるという事で、ハンバーガーを食べた後ですが向かいます。

先ほどと同じく、写真は次の日に撮りました。

カウンター席の真正面に囲炉裏があり、田楽たちが刺さっていました。
注文を受けてから囲炉裏にさしてくれます。

次第に強くなっていく良い香りをかぎながら、焼き上がるまで今か今かと待ちます。

搗きたての餅としんごろうをいただきました。
もちはふわふわ柔らかでよく伸び、炭の香ばしさが鼻孔を刺激します。

しんごろうはご飯の半つぶしで、甘目の味付けの味噌とマッチしてとても美味しいです。

ハンバーガーの後ですが、もっともっと食べたいと思うほど美味しかったです。

どちらのお店も最高に美味しかったです。

七日町商店街は街並みも昭和レトロで眺めて楽しい、食べて美味しいがたくさんあるので、オススメです。

グリーンホテル会津のレビューまとめ・評価

会津若松駅が近く大浴場で旅の疲れをリラックスできる「グリーンホテル会津」のご紹介でした。

味のある昭和な雰囲気の大浴場は、つい長風呂してしまう居心地の良さでした。

朝食の和定食もお袋の味でとても美味しく、食後は淹れたてのおいしいコーヒーで一息つくことができました。

ホテルのスタッフさんたちの素敵な笑顔は、見ていてとても元気が貰えます。
さらには、近隣にはスーパーや飲食店があるので、とても便利です。

ビジネスや観光と用途を問わずにオススメできるホテルでした。