「天然温泉香梅の湯ドーミーイン水戸」屋上露天風呂に豪華な朝食が魅力【2019年12月オープン】

水戸駅北側は、旧県庁、水戸城跡、水戸東照宮、芸術館、水戸東武館、など歴史ある建物が多く立ち並ぶエリアです。
さらには、官公庁などの公的機関や茨城県下有数の企業が本社を構えるオフィス街でもあります。

しかし、最近のつくば研究学園都市の隆盛により、少しずつ水戸駅が廃れ始まってきていました。

そんな状況下で、2019年12月にオープンした「ドーミーイン水戸」が、水戸の再発展の起爆剤になってくれたら、地元民としては非常に嬉しく感じます。

「ドーミーイン水戸」は、水戸駅北口から徒歩10分超とアクセスはあまり良くない上に、日曜日ということもあり、ほとんどのお店が休み。。。
ただ、駅からホテルまでの道のりには、カフェや中華、寿司、多国籍料理、和食、焼肉や全国チェーンの居酒屋など様々な飲食店が顔を見せます。

今流行りのタピオカが飲めるカフェやふわふわのかき氷が食べられるお店もあり、まだまだ茨城の県庁所在地として存在感を見せています。

近くの偕楽園では2月末より観梅を楽しむことが出来ます。
その時期には、「梅まつり」も開催され、毎年多くの観光客が訪れます。
その際には、このホテルを是非利用して欲しいです。

オープンしたばかりの「ドーミーイン水戸」は、予想以上におしゃれで快適で、セレブリティな時間を演出してくれました。
そんな魅力溢れる「ドーミーイン水戸」を今回はレビューします。

ドーミーインの特徴

ドーミーインには5つのブランドがあります。

・ベーシックブランドのオリジナルドーミーインは、我が家のような寛ぎを
・ハイエンドブランドのプレミアムドーミーインは、五感で味わう寛ぎを
・ステイからタイムシェアへ志向を変えるエクスプレスドーミーインは、新ホテルスタイルを
・キャビンタイプ（カプセルホテル）のグローバルキャビンは、新しいプライベート空間を
・和風テイストのドーミーイン御宿野乃は、日本文化の素晴らしさを

を提供しているそうで、まさに、抜け目もなく時代のニーズを捉えたビジネス展開をしています。

そんなドーミーインは、全店舗で「各地の名産を取り入れた豪華な朝食」と夜9時半～11時限定で提供の「夜泣きそば」が特徴的です。
食事をメインにホテル選びをする私にとっては、とても有難いサービスです。

宿泊したプランとおススメの予約方法

今回宿泊したのは楽天トラベルで20日前に予約した、
ダブルルーム禁煙・朝食付きプラン です。

税込 6,490円 と水戸駅周辺では少しお高めです。
新年の特別プランだったので、安くなっていますが、本来はもっと高いです。

駐車場も約52台分はホテルの施設として保有していますが、1泊800円です。

チェックイン：15:00～　チェックアウト：～11:00

公式ホームページ予約が一番！ベストレート保証

私は、楽天トラベルから予約しましたが、やはり公式サイトが一番安くなっています。

旅行比較サイトで価格を調べたら、一度どのホテルでも公式サイトを閲覧してみた方がいいと思います。

お得な情報を発見するのも旅行の楽しみでもありますよね。

ドーミーイン水戸の客室

ビジネスホテルの欠点として、通路からの距離が近く物音がどうしても気になっていました。
それを解決する部屋作りとなっています。
ほとんど通路側の音が部屋に入ってくることはありませんでした。

エントランスが広くなっているので、精神的にもゆとりが生まれてくるような気もします。一言で表すと【優雅】。

ドーミーイン系列は今まで宿泊したことはなかったのですが、この豪華さと落ち着き、居心地の良さは、リッチモンドホテルと似ている気がします。

今回宿泊したシングルルームの広さは17m²でした。

部屋もゆとりがあり、カフェテーブルや椅子を置いてあっても、かなり余裕をもってスペースを使うことが出来ます。

ただし、窓からの景色はビルが立ち並ぶエリアなので、建物か駐車場しか目に入ってきません。

客室内設備

どれをとっても一切の手抜きがありません。

うがい用のコップやシャンプートリートメントボトルのオシャレ感。
スリッパはしっかりしており、バスタオルも肌質が柔らかい。

部屋着は、スウエットのようなタイプで、これまた優しい触り心地でストレッチ性もあり、着ていても全くストレスを感じません。

サイズも2種類（LとM）置いてあり、顧客の手間を省いてくれるのは非常に有難い対応です。

広々のベッドとふかふかの布団

部屋着を横に広げてもまだ余りあるベッドの広さ。ダブルベッドだから当然ですね。

そして、このパジャマを乗せただけでも少し沈む布団の柔らかさ。

ベッドに関しては、【全室シモンズ社製ベッド】。
そして、布団はもちろん羽毛。

どれをとっても、イチイチ反応してしまうくらい顧客の有意義なホテルタイムを考えた設計になっています。
なんとベッドが気持ち良すぎて8時まで寝てしまいました（苦笑）。

貸出しているアメニティ

・アイロン／アイロン台
・缶切り／栓抜／ワインオープナー
・ハンガー
・アイスノン
・お子様用スリッパ
・毛布/タオルケット
・携帯充電器
・ズボンプレッサー
・洗濯ネット
・割り箸／スプーン／フォーク
・体温計
・お子様館内着
・Wifiルーター
・エチケットブラシ
・紙皿／紙コップ
・ソーイングセット
・マッチ
・海外用変換アダプター
・電気スタンド
・毛布
・各種枕（羽毛枕／低反発枕）
・爪切り
・延長コード
・傘
・加湿器

オシャレで機能的な内装

驚いたのは、その清潔感と広々感。
ただ、バスルームは、シャワーだけとなっています。

最上階にある大浴場を利用して欲しい、という意志が部屋の中にも感じることが出来ます。

それでもかなりの広さがあるので、他のビジネスホテルのバスルームよりもゆったりしていて、カラダを洗うのにも不便はほとんどありません。

最新のシステム！

自動チェックイン機、エレベーターを起動させるにしても、大浴場に入るにしてもセキュリティチェックと、かなり厳重になっています。

部屋のカードは常にすぐに取り出せるようにしておくといいでしょう。
ちなみに、朝食のチェックインもカードで行います。

最上階にある大浴場で疲れを癒す

露天風呂もあり、サウナもあり、最上階に位置することでほのかにセレブ感と優越感を満喫できます。
入り口には、セキュリティチェックがあるので、部屋の鍵をかざしてください。

泉質：ナトリウム・カルシウム・硫酸円温泉（低張性・弱アルカリ性・低温泉）効能：神経痛、筋肉痛、運動障害、慢性消化器病、疲労回復

お風呂内部は、撮影禁止の張り紙が貼ってあり撮影 できなかったので、公式サイトの写真でご紹介します。

出典: https://www.hotespa.net/hotels/mito/spa/

外を見渡せるようにガラス張りになっています。
近くを見ると建物ばかりですが、遠くを見渡せば、笠間の山々を見ることが出来ます。

内窓があり、そこを開けて外側を見ることになるので、外部から覗かれるようなことはないので、安心してください。

リラクゼーションルームで時間を過ごす

マッサージチェアと1,000冊を超える漫画の数。

マッサージは、外を見ながらゆっくりと癒しの時間を過ごすことが出来ます。
漫画は持ち出し可能なので、部屋でゆっくりしたい人にぴったり。

最上階のお風呂の隣にあるので、入浴後にゆっくりできるスペースとしてご活用ください。

夜鳴きそばで小腹を満たす

通常のラーメンの半分くらいの量だが、夜食として食べるにはちょうどいい。

味は、あっさり醤油味。
かと思いきや何油かわからないが、しっかりこってり感のある醤油ラーメン。

青さとねぎが見た目にも味にも醤油味を程よく引き立たせています。

豪華な朝食でやる気を注入

全種類の料理を撮ってみたので、写真が多くなってしまっています。ご了承ください。

海鮮から和食、揚げ物、玉子料理に、なんとあの「アンコウ料理」まで取り揃えております。
そして、デザートもあります。

さすがに全種類を食べることはできませんでしたが、どれも少量ずつ出来立てで補充してくれるので、とてもおいしくいただくことが出来ました。

おススメは、茨城の郷土料理の「けんちん汁」です。具沢山なので、元気チャージにもってこいです。

納豆入りの厚焼き玉子も個人的にはお気に入りになりました。

シェアスペースでブレイクタイム

１階のフロントの横の部屋に作業用のスペースがあり、コーヒーも自由に飲んでOK。

打ち合わせや、チェックイン前の作業用としてもお使いください。
カウンター席には、コンセントもあるので、PCでの作業もバッチリ。

周辺環境と観光情報

ドーミーイン水戸の周辺は、ビジネス街となっているため、近くに観光施設はあまり多くありませんが、少し離れたところには、日本の歴史を感じることが出来る建物がたくさんあります。

観光で茨城を訪問される方は、水戸を拠点に、茨城北部の観光スポットへ向かうことをおススメします。
茨城は、海や山や滝、温泉など自然を満喫できます。

娯楽施設

〇偕楽園（日本三大名園のひとつ。梅まつりや桜まつりなどが有名）
〇ライトハウス（小さいライブハウスです。インディーズでもメジャーなバンドが結構出演してます）
〇水戸城跡
〇水戸芸術館（くねくねの建物がどこからでも見えます。）
〇水戸東照宮（中には宮下銀座権現さん通りがあり、様々お店が軒を連ねています。）

しかしこの日は、日曜日ということでほとんどのお店が閉まっていました。残念・・・

コンビニ

300m圏内に3店舗あります。
・ローソン　ホテルから道路挟んで反対側。
・セブンイレブン　ホテルから約200m。
・デイリーヤマザキ　ホテルから約200m。

信号を渡る必要があるので、距離は近いが時間は多少かかります。

駐車場

施設内に機械式の立体駐車場が52台分。1泊800円で提供。
私は、出たい時にすぐ出れる平面式の駐車場が好きなので、近隣の駐車場を利用。

なんと、ホテルの駐車場より安い24時間で600円。
徒歩5分くらいなので、とことん節約したい人にはおススメです。

画像左側が、ホテルの駐車場。
右側が、徒歩5分のところにあるザ・パーク南町第1という駐車場です。
24時間止めて600円なので、ホテルの駐車場より200円お得です。

おススメの夕食プラン

ホテルの近くに茨城を代表する料理を提供する魅力的なお店があったので、その2件を目的別に紹介します。

茨城の名物「アンコウ鍋」は絶品

ターゲットは家族＆地物を味わいたい人 。

あんこう料理を食べられるお店はそう多くないと思います。
あんこうになじみがない人の方が多いはずです。

アンコウという魚は捨てるところがなく、吊るし切りという捌き方が圧巻。
茨城では高級料理として人気が高くなっております。
実際、この店でもアンコウ食べつくしコースで、一人当たり一万円以上します。

アンコウ鍋やどぶ汁、あん肝、供酢など各部位ごとの食べ方も豊富で、それぞれに味付けも違うので、飽きることなく食べつくすことが出来ます！

さらに、あんこうは美容や健康にも効果的との評判です。
とにかくコラーゲンがたっぷりで次の日のお肌ぷるぷる感を味わってください。
他にもビタミンA,B2、Eと冬の悩みにアプローチしてくれる成分が豊富に含まれています。

茨城にお越しの際は、是非お立ち寄りください。
ただ、「あんこう」は、北茨城市の方がメジャーです。
北茨城市まで足を伸ばすことが出来る人は、北茨城市の五浦海岸の方へGo!

茨城のソウルフード「スタミナ冷やし」をガツンと一杯

ターゲットはがっつりいきたいビジネスマン向け。

スタミナ冷やしと言えば、テレビでもよく取り上げられる茨城中央部のソウルフード。

レバーやニンジン、かぼちゃ、キャベツなど具沢山の野菜に餡を絡め、冷たいもちもちの太麺にかけます。

ちょっとピリ辛で熱々の餡が冷たい麺と絡むことで絶妙なハーモニーを生み出す絶対必食の一品です。

私はやっぱりラーメンで満腹

上記に挙げた2店舗がなんと、両方日曜日が定休日。
ということで、仕方なく駅の方まで歩くことに。

古びた外観になんとも違和感のある「つけ麺坊主」という文字が目に入り、入店することに。

すいません。すでに麺を入れた後に、写真撮り忘れに気づいて撮ったので、お見苦しい姿になってしまいました。つけ麺さんごめんなさい。

夜鳴きそばが待っているというのに、我慢できずにラーメンを食す。太るわけだ・・・

味の感想は、個人的にはイマイチ。
というのも辛いラーメンは、どうしても辛味に注力してしまいがちで、スープ自体にコクというか深みが欠けてしまいます。
まさにそれ。

でも、「蒙古タンメン中本」が好きな人は間違いなく好きだと思います。
似たように麻婆豆腐が掛かっています。
私は、辛い系ラーメンでは、練馬の「井の庄」派。あしからず。

アクセス

電車の方

東京より特急列車で最短90分。
水戸駅北口より徒歩約12分。

水戸駅北口より北西方面に向かって大通りが伸びているので、道沿いを歩けば、10分くらいで着きます。
緩やかな上り坂となっていますので、いい運動にもなります。

車の方

東京方面からくる場合、常磐自動車道水戸ICより車で20分。
東北方面から来る方、常磐自動車道那珂ICより車で20分。

ドーミーイン水戸のレビューまとめ

評価

・立地 : ★★★☆☆ – 駅からと周辺施設までのアクセスがあまり良くない。ビジネスには〇だが、観光では×。
・コスパ : ★★★★☆ – 水戸駅よりアクセスも悪い中でこの価格は少しお高目だが、この設備とサービスなら妥当。むしろコスパが良い方。
・館内設備 : ★★★★★ – 老若男女問わず最高点間違いなし。
・部屋 : ★★★★★ – 清潔感、広さ、設備、ベッド、全てにおいて大満足。
・朝食 : ★★★★★ – 味も種類も大満足。豪華すぎるくらいの朝食でした。

ドーミーインの回し者かというくらいほめちぎってしまいましたが、悪いところを探そうと思っても見つけられないくらい完璧なビジネスホテルでした。

アクセスの悪さだけがネックでしたが、駅から徒歩10分強くらいならいい運動と思って歩きましょう。

オープンして1か月ちょっとしか経過していないので、キレイなのは当然ですが、絨毯から柱、壁まですべてが清潔感溢れるデザインと設計でラグジュアリーなホテルタイムを過ごすことが出来ました。

さらに、密かに私が評価しているところが、テレビで必要な情報を取ることが出来るというところ。

一般的なビジネスホテルでは、クリアファイルみたいなものに、パンフレットや館内設備、約款など入っているが、正直字が小さくて見る気にならないのと、狭い部屋だとそれすらも邪魔になってくることがあります。
ペーパーレスは環境にも優しいし、私にとっても優しい革命です。

天然温泉香梅の湯ドーミーイン水戸は、食事とお風呂が楽しめる高級感溢れるビジネスホテルでした。

今回宿泊した部屋は、ダブルルームでしたが、他に「ツインルーム」「クイーンルーム」「ハンディキャップルーム」と全264室。

ドーミーインを運営する共立リゾートは、他にもリゾートホテル事業も展開しているそうなので、そちらにもいずれ宿泊してみたいと思います。

このオシャレな空間と贅沢な食事とサービスを体験しに、是非茨城に遊びに来てください！

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