サイクリストの聖地「しまなみ海道」。
その玄関口に当たる広島県尾道市には自転車と一緒に宿泊できる「HOTEL CYCLE」があります。
尾道駅から徒歩5分という好立地にあり、おしゃれな雰囲気がなんとも魅力的でサイクリストなら一度は宿泊してみたいホテルです。
今回はそんな「HOTEL CYCLE」の魅力を存分にレビューしていきます。
このレビューの目次
HOTEL CYCLEとは?
「HOTEL CYCLE」は尾道駅付近にある倉庫を改修してできた複合施設「ONOMICHI U2」内にあるホテルです。
U2にはサイクルショップや雑貨屋、レストランなどが併設されており、元倉庫といった感じの無骨な外観とおしゃれな内観のギャップが魅力的です。
瀬戸内海の海沿いに位置しており、建物のすぐ横が海といった尾道らしい景観もいいですね。
そして、「HOTEL CYCLE」は日本でも珍しい「自転車と一緒に泊まれるホテル」です。
通常のホテルだとロードバイクなどは解体+収納して持ち込みますが、HOTEL CYCLEではそのままの状態でチェックイン可能です。
ロードバイクを解体する手間が必要なく、エントランスやお部屋にもロードバイクをそのまま持ち込むことができます。
サイクリストの聖地「しまなみ海道」を走る上でストレスなく宿泊できるという特徴があり、「サイクルツーリズム」を推進する尾道市らしいホテルです。
宿泊したプラン
今回宿泊したのは楽天トラベルで3週間に予約した
【18時IN~9時OUT】事前決済限定 ショートステイプラン /素泊り
【全室禁煙】スタンダードツイン(stwn)×1部屋
です。
1,000円割引を適用して税込 10,200円と素泊まりにしてはスタンダードな価格です。
チェックアウトの時間が午前9時と早いのですが、翌日しまなみ海道をサイクリングするのであれば、あまり関係ないと思います。
また、素泊まりプランの他に朝食付きなどを選ぶこともできます。
HOTEL CYCLEの外観と館内設備
ホテルはU2中央入り口から入って右手にあります。
U2内に入ってすぐ右にエントランスがあります。
薄暗い照明でおしゃれな雰囲気を演出しています。
ホテルは1階と2階のみでエントランスから見て左右側に部屋が用意してあります。
ここもロードバイクを押したまま入ることができます。
受付の横にはランドリーや自販機のスペースがあります。
また、浄水器も用意されており、こちらは無料で利用できます。
ホテルの奥側にはレンタサイクルのスペースとリペアスペースが用意されています。
メンテナンススタンドや工具をレンタルできるので、サイクリング前の点検に利用することもできます。
レンタサイクルは全てイタリアの人気メーカー「コルナゴ」が用意されています。
その他館内施設としては、U2内にさまざまなお店が用意されています。
自転車メーカー「GIANT」のメーカーショップや雑貨店、レストランなどが1つの施設内にあります。
HOTEL CYCLEの客室
部屋のドアはオートロックになっており、鍵を使って開けます。
ドアを開けて部屋に入って状態がこちらです。
ツインルームを予約したのですが、広々とした空間とおしゃれな雰囲気を醸し出す証明が印象的でした。
一般的なホテルとは異なり、部屋に入ってすぐ横にバスルームがあるといった感じでは無く、ドアを開けると長方形の部屋がすぐあり、奥側にバスルームが設置してあります。
部屋の左側にサイクルハンガーが用意されており、そこにロードバイクをかけることができます。
ベッドはシモンズ社製のものが使用されており、スプリングの効いた寝心地の良さが魅力的でした。
部屋の手前側にテーブルが用意されており、テレビやケトルなどがあります。
テレビは20型ぐらいです。
机の引き出しを開けると、コーヒーや紅茶などが用意されていました。
また、ミネラルウォーターが2本無料サービスでついており、部屋での水分補給はもちろん、翌日のサイクリングで使用することもできます。
マグカップがホテルのオリジナル商品なのがおしゃれだと思いました。
冷蔵庫や金庫は机の下にありました。
コンセントはテーブル付近、ハンガーラック付近、ベッド横などにあります。
スマホを充電して枕元に置いておくことも可能です。
ルームガウンはこのような感じで、U2のオリジナル商品でした。
ホテルなどでよくある着物のようなタイプではなく、どちらかといえばパジャマのような感じです。
U2内で購入することもできるので、気に入った方は家でも使うことができます。
エアコンは机の上に設置してあります。
部屋全体の雰囲気を考えて白物家電を隠している形になっているのかもしれません。
ハンガーラックは部屋に入って左手にあります。
電話ボックスぐらいの大きさで中にはハンガー、消臭スプレー、スリッパ、小さめの椅子、シューシャインペーパーなどがありました。
窓の外の景色
部屋にある窓自体が摺ガラスかつ下半分しか開かない構造になっているので窓の外の景色は充分に見ることはできません。
そもそも「HOTEL CYCLE」自体が1階と2階のみしかないため景色に期待してもしょうがないのですが、海側の部屋であれば窓から少しだけ海が見えるかもしれません。
トイレとバスルーム
トイレとバスルームはこのようになっています。
広さも充分にあり、清潔感と雰囲気を両立したデザインになっています。
部屋とバスルームはガラスで仕切られているので、そのままの状態では中が丸見えなのですが、カーテンをかけることができます。
アメニティはシャンプー、ボディソープ、コンディショナー、歯ブラシ、髭剃り、クシ、フェイスタオル、バスタオルなど基本的なものは全部揃っています。
歯ブラシなどのアメニティが木製の小箱に入っており、何気におしゃれだなと思いました。
ドライヤーはパナソニック製。
ツインルームということもあり、タオルはフェイスタオル、バスタオルがそれぞれ2枚ずつ用意されています。
タオルには「今治タオル」が使われており、吸水性がその他のタオルに比べて優れていると思いました。
HOTEL CYCLEへのアクセス
最寄駅はJR山陽本線「尾道駅」で、南口を出て西方向に5分程度歩けば「ONOMICHI U2」に到着します。
「HOTEL CYCLE」はU2の西側(東側はショップやレストラン)にあるので、建物中央付近のエントランスから入ってください。
宿泊後はしまなみ海道で思いっきり走ろう!
ロードバイクと一緒に泊まった次の日はしまなみ海道で思いっきりサイクリングを楽しみましょう。
しまなみ海道は「向島」「因島」「生口島」「大三島」「伯方島」「大島」の6つの島を橋でつないだ日本でも最大級のサイクリングロードです。
島と島を自転車で渡るダイナミックな景色と海沿いの気持ちの良い景観が魅力的でサイクリストの聖地としても親しまれており、サイクリストなら一度は訪れたいスポットでもあります。
ただ走るだけではなくグルメも楽しめます。瀬戸内海の食材を活かした料理を島内の飲食店や道の駅で堪能してください。
朝食は?
今回は素泊まりプランで宿泊したためホテル内で朝食は摂りませんでしたが、朝食付きのプランも用意されています。
「ベーカリーブュッフェ」もしくは「ベーカリーセット」をU2内のベーカリーにて楽しめます。
焼き立てのパンから地元の食材を活かした栄養満点のメニューが魅力です。
晩御飯どうする?
晩ご飯はU2内にあるレストランで済ませることもできます。
イタリアンやダイニングバーなどが用意されておりおしゃれな雰囲気の中で食事を楽しめます。
尾道の名物を楽しむなら「尾道ラーメン」おすすめです。
尾道駅周辺または尾道駅から東へ向かったところにある商店街付近には尾道ラーメンのお店が数多くあります。
醤油ベースのスープにたっぷりの背脂が乗ったラーメンは尾道に来たら必ず食しておきたいことろですね。
近くにコンビニは?
尾道駅からHOTEL CYCLEまでにローソンが1軒あります。
細かい買い物などはここで済ませればいいでしょう。
また、尾道駅内にもセブンイレブンがあります。
HOTEL CYCLEのレビューまとめ・評価
サイクリストの聖地「しまなみ海道」の玄関口でもある広島県尾道市にある「自転車と一緒に宿泊できる」ホテル「HOTEL CYCLE」のレビューでした。
ロードバイクをそのままの状態で部屋の中に入ることができ、インテリアのように飾ることで自分の愛車がお部屋の雰囲気をグッと高めてくれます。
ホテルとしても申し分ないので、しまなみ海道にサイクリングで訪れた際におすすめのホテルです。
HOTEL CYCLEの情報
ホテル名 | HOTEL CYCLE |
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所在地 | 〒722-0037 広島県尾道市西御所町5-11 |
電話番号 | 0848-21-0550 |
アクセス | JR山陽本線 尾道駅より徒歩にて約5分 |
駐車場 | 施設東隣に提携駐車場2,000円/泊 ※1泊につき1,000円分割引券をお渡し |
URL | https://www.onomichi-u2.com/hotel_cycle.html |
インターネット | Wi-Fi無料/有線LANも可 |
宿泊したプラン / 部屋
宿泊日 | 2019年12月26日(木) |
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プラン | 【18時IN~9時OUT】事前決済限定 ショートステイプラン /素泊り 【全室禁煙】スタンダードツイン(stwn)×1部屋 |
料金(税込) | 10,200円 ※料金は同じプランでも曜日や空室状況によって異なります |