旭川市は、札幌に次ぐ北海道第二の都市。
年間を通してビジネスや観光を目的とした人が多く訪れていますが、特に近年は、「旭山動物園」の人気で、海外からの観光客が増えています。
旭川には「旭川空港」あり、雪が降っても飛行機が飛ぶ空港として有名です。
過去10年間の就航率は99%を超え、新千歳空港が雪で閉鎖されても旭川空港は離発着可能なため、特に冬に北海道を訪れる人は、旭川空港の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
今回は、そんな旭川市から天然温泉と健康的な朝食が無料で楽しめる「スーパーホテル旭川」をご紹介します。
このレビューの目次
スーパーホテル旭川とは?
「スーパホテル」は、日本国内に140店舗(2019年12月現在)、海外はミャンマーやベトナムなど3店舗を展開しているホテルチェーン。
アメニティーなど無駄なものを節減して、朝食付きでシングル1泊5,000前後とリーズナブルな価格設定となっています。
環境に優しいロハス(Lohas)にこだわっていて、館内にはエコやオーガニックな設備やサービスが用意されていることが特徴です。
「スーパーホテル旭川」は2011年に開業、駅から徒歩5分の場所に位置しながら天然温泉が楽しめることで観光客にも人気となっています。
今回宿泊したプラン
今回宿泊したのは楽天トラベルで1週間前に予約した
【タイムセール】見つけた人はラッキー!!冬特 無料健康朝食付 無料天然温泉有【部屋タイプ宿任せ】
プラン。
税込 4,500円 でした。
なお、宿泊したのは12月2日月曜日と平日で、しかもタイミング良くタイムセールがあったので、かなりリーズナブルな価格で泊まることができましたが、週末などには価格が変動するので旅行サイトや公式ホームページで確認してください。
なお、公式ホームページから予約するとキャッシュバックがあり、2回泊まれば1,000円、5回泊まれば3,000円が戻ってくるので、出張などでホテルに宿泊する機会が多いひとは、利用するといいですね。
スーパーホテル旭川の館内設備
フロント・ロビー
ホテルの正面玄関を入って、すぐ左手にフロントのカウンターがあります。
こちらでチェックインを行って、部屋を開けるための暗証番号が書かれたレシートを受け取ります。
正面玄関は24時から翌朝6時までは施錠されていて、ホテルに入るのにも部屋の暗証番号が必要なので、暗証番号が書かれたレシートは無くさないように注意が必要です。
携帯電話やスマートフォンのカメラで、レシートを撮影しておくと安心とホテルの方からアドバイスをいただきました。
フロント横のスペースには、パジャマと枕が並べられた棚があります。
部屋にはパジャマが用意されていないので、パジャマが必要な人は、ここから持って行きましょう。
また好みの硬さや高さの枕も選べます。
また、女性の宿泊客限定のプレゼントも用意されています。
入浴剤などが置かれていたようですが、なんと5品も頂けます。
自動販売機・コインランドリー
フロントの右手には、朝食の会場となる食堂スペースがあり、ソフトドリンクとお酒の自動販売機が設置されています。
またさらにその奥にはコインランドリーコーナーがあります。
スーパーホテル旭川の客室
今回、宿泊したのは3階の客室。
エレベーターに乗って3階フロアで降りると廊下は白い壁と青いフロアカーペットで清潔感を感じさせる爽やかなイメージです。
客室のドアは、暗証番号を入力して開錠するタイプ。
ここでチェックインの時に受け取ったレシートが必要となります。
客室に入って、まず目に入ってきたのが床のじゅうたんに書かれたこの文字。
もちろん寝るときには靴を脱ぎますが、改めて書かれるとなんだかとてもリラックスできる気がしますね。
客室はシングルですが、設置されているベッドは150㎝幅のセミダブルベッドでゆったりです。
また、枕の幅も広く寝返りをしても、枕から頭が落ちることがありません。
枕は、そば殻の枕のようなしっかりとした硬さがあって、好みかもしれませんが自分はぴったりフィットで熟睡できました。
硬めの枕が合わない人が、フロント横にある枕から好きなものを選んで使うといいですね。
ベッドの上に置かれていたのは、バッグに入ったバスタオルとフェイスタオル。
これは温泉に入る時にも使用します。
もう一つのバッグには毛布が用意されていました。
大型の液晶テレビが置かれたデスクスペースは、十分な広さがあり座り心地の良い椅子が設置されています。
ホテルにチェックインしても、その日の報告や翌日の準備などの仕事をしなければならない忙しいビジネスマンにとってはうれしいですね。
デスクの左右には、静音設計の冷蔵庫と加湿器付き空気清浄機、電気ポット、ドライヤーなどが用意されています。
部屋には、電気ポットとマグカップは置かれていますがお茶やコーヒーの用意はありません。
お茶はフロント横のパジャマや枕の棚に用意されています。
この緑茶はなんとオーガニック。
こんな細かなところまで「スーパホテルはエコやオーガニックにこだわっているんですね。
客室内では無料でWi-Fiを利用できますが、有線でもインターネットに接続することもできます。
今どきは、ほとんどの人がスマートフォンを利用しているので、使う人は少ないと思いますが携帯電話の充電口もありました。
また、これは便利と思ったのがベッドの頭の部分に設けられたUSB充電口。
寝るときにスマートフォンを充電したいけど、できれば手元に置いておきたいものですよね。
これなら直接USBケーブルを差し込んで充電ができます。
窓の外の景色
今回は、3階フロアの客室のため窓の外の景色はあまり良くありませんが、もっと上層階で天気の良い日には旭岳や黒岳を含む大雪山連峰を見渡せるかもしれませんよ。
トイレとバスルーム
トイレとバスルームは、真っ白で清潔感があります。
アメニティは最低限、歯ブラシは置かれていますが、「エコひいき」といって使用せずにフロントに戻すとお菓子がもらえるそうです。
シャンプーやコンディショナー、ボディソープはオーガニック。
ここにも、スーパホテルの「エコ」と「オーガニック」へのこだわりが。
なお、ひげそりやブラシなどはフロント横のパジャマや枕が置かれた棚に用意されています。
使う人は、そこから自由に持ってこれるようです。
天然温泉の大浴場
1階フロアの一番奥にあるのが天然温泉「大雪山の湯」。
男性と女性で入浴時間が決められていて、女性の時間には温泉用の暗証番号が必要となります。
入浴する時には、客室に用意されていたタオルを持参するのを忘れずに。
脱衣所にはロッカーも用意されていて、意外にゆったりとした広さがあります。
浴室内は洗い場が4人分と、こじんまりとしていますが、ゆったりと天然温泉を楽しめました。
朝食バイキング
天然温泉とともに「スーパホテル旭川」の売りが無料の健康朝食。
1階の食堂スペースにバイキングで用意されています。
有機JAS認定の新鮮な野菜を使ったサラダやアレルギー特定原材料や添加物、保存料、化学調味料を使わないドレッシング、有機納豆など健康を意識したバランスのよい和洋食が用意されています。
パンは焼き立てで4~5種類もありました。
アクセス
JR旭川駅からの「スーパホテル旭川」へのアクセスは徒歩約5分。
駅の北口を出て、右手を向くと黄色に青字で「スーパホテル」と書かれた看板が見えます。
なお、旭川空港からはJR旭川駅までの専用バスが出ており、料金は630円で所要時間は30~40分ほどです。
車を利用の場合は、道央自動車道の旭川鷹栖インターチェンジから約30分。
駐車場は、先着61台で4~11月は税込み600円、12~3月の冬期間は無料で利用できます。
周辺環境
JR旭川駅に直結して「イオンモール旭川駅前店」があり、ショッピングはもちろん、フードコートではラーメンなどのグルメを楽しめます。
また4階には「イオンシネマ」があるので、時間に余裕がある人は映画鑑賞もできます。
JR旭川駅から真っすぐ伸びる「平和通買物公園」は、1972(昭和47)年に日本で初めて恒久的に歩行者天国となったことで有名な通りで、毎年2月に開催される「旭川冬まつり」では、「国際小売り彫刻コンテスト」の会場にもなっており、世界各国から来た参加者が制作した見事な氷の彫刻が展示されます。
晩御飯はどうする?
「スーパホテル旭川」と道路を挟んで向かい側には「大雪地ビール館」があります。
「大雪地ビール館」は、築100年以上の歴史ある煉瓦倉庫を改築し、中は北海道産の原料を使った地ビールの醸造場とレストランになっていて、出来立てのビールを飲みながら、北海道の名物料理である「ジンギスカン」や北海道産の野菜や肉などを使ったさまざまな料理などが味わえます。
もちろん旭川グルメを代表する「旭川ラーメン」もあります。
また、チェックインの時に、「平和通買物公園」や道北一の繁華街と言われる「さんろく街」にある居酒屋で使えるクーポンがもらえるので、北海道の新鮮な海の幸や山の幸を味わいに、夕食ははちょっと足を伸ばして出かけてみてはいかがでしょうか。
旭川観光を楽しみたい人には
人気の「旭山動物園」へはJR旭川駅前からバスが運行しています。
運賃は大人440円で所要時間は約30分です。
観光が目的で「スーパーホテル旭川」に宿泊した人はもちろん、ビジネスで来た人も翌日に時間の余裕があれば「旭山動物園」観光を楽しんではいかがでしょうか。
近くにコンビニは?
コンビニは、JR旭川駅から「スーパホテル旭川」に向かう途中に「セブンイレブン」あります。
ホテルからは徒歩3分ほどですが、チェックインする前に立ち寄ると良いですね。
またJR旭川駅を出てすぐの所にも「ローソン」があります。
スーパーホテル旭川のレビューまとめ・評価
旭山動物園が人気となり、国内内外からたくさんの観光客が訪れるようになった旭川市には、近年次々と新しいホテルがオープンしています。
「スーパーホテル旭川」の開業は2011年ですが、建物や設備はまだまだ新しさを感じることができます。
JR旭川駅から5分程歩かなければなりませんが、天然温泉と健康的で美味しい朝食が無料であることを考えると、少し歩いても宿泊したいと思えるホテルでした。
公式ホームページを利用するとキャッシュバックもあるので、出張が多いビズネスマンの人にもおすすめです。
その他のスーパーホテルのレビュー
旭川以外では以下のスーパーホテルのレビュー記事があります。ぜひご覧ください。
「スーパーホテル横浜関内」横浜中華街と横浜スタジアムの中間で格安のホテル
「スーパーホテルLohas池袋駅北⼝ ⾼濃度炭酸泉〜ふくろうの湯〜」24時以降チェックインOK。池袋の夜は温泉でシメる!
「スーパーホテル湘南・藤沢駅南口」天然温泉に健康朝食が食べ放題!藤沢駅でリゾート気分
スーパーホテル旭川の情報
ホテル名 | スーパーホテル旭川 |
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所在地 | 〒070-0030 北海道旭川市宮下通11丁目767-3 |
電話番号 | 0166-21-9000 |
アクセス | JR旭川駅 徒歩5分 旭川鷹栖ICより車で15分 旭川空港より車で30分 バスで40分 |
駐車場 | 先着61台迄 駐車料金 4月〜11月:600円 【冬季期間】12月〜3月:無料 |
URL | https://www.superhotel.co.jp/s_hotels/asahikawa/ |
インターネット | 館内無料Wi-Fi、客室有線LAN利用可能 |
宿泊したプラン / 部屋
宿泊日 | 2019年12月2日(月) |
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プラン | 【タイムセール】見つけた人はラッキー!!冬特 無料健康朝食付 無料天然温泉有【部屋タイプ宿任せ】プラン |
料金(税込) | 4,500円 ※料金は同じプランでも曜日や空室状況によって異なります |